家電量販店やネット通販でテレビを探していると、驚くほど安い「ハイセンス」というメーカーを見かけたことはありませんか。
値段は魅力的だけど、聞いたことのない海外メーカーだと「すぐに壊れるんじゃないか」「画質が悪いんじゃないか」と不安になってしまいますよね。
実はハイセンスは、単なる激安メーカーではなく、私たちがよく知る「日本のあの大手メーカー」と深い関係がある世界的な企業なのです。
この記事では、ハイセンスがどこの国のメーカーなのかという基本情報から、なぜこれほど安くて高品質なのか、その裏側にある理由を詳しく解説していきます。
- ハイセンスがどこの国のメーカーかという正体
- 日本メーカー「東芝」との意外な関係性
- 安くても品質が保たれている製造の秘密
- 実際に購入する前に知っておくべきメリットとデメリット
ハイセンスのテレビはどこの国?東芝との関係

まずは、皆さんが一番気になっている「ハイセンスって結局どこの国の会社なの?」という疑問から解消していきましょう。名前の響きからは国籍が分かりにくいですが、実は世界市場でとてつもないシェアを持つ巨大企業であり、日本の技術とも密接に関わっているのです。ここでは、メーカーとしての正体と、信頼できる技術的背景について深掘りしていきます。
中国本社だが世界シェア上位の実力派メーカー

結論から言うと、ハイセンス(Hisense)は中国・山東省青島市に本社を置く電機メーカーです。
「えっ、やっぱり中国製なの?大丈夫かな…」と心配になった方もいるかもしれませんね。かつての「中国製=安かろう悪かろう」というイメージを持っていると、不安に感じるのは当然のことかなと思います。しかし、現在のハイセンスは単なる一地方のメーカーではありません。実は、テレビの出荷台数において世界シェア第2位(2024年時点)を誇る、正真正銘のグローバル企業なのです。
具体的な数字を見てみましょう。調査会社Omdiaのデータによると、ハイセンスのテレビ出荷台数はサムスン電子に次ぐ世界第2位を記録しています。特に、100インチ以上の超大型テレビ市場においては世界シェア第1位を獲得しており、単に安いテレビを大量に売っているだけでなく、高度な技術力を要する大型パネル市場でもリーダーシップを発揮していることがわかります。
ハイセンスの企業規模データ
- 本社所在地:中国・山東省青島市
- 創業:1969年(ラジオ工場としてスタート)
- 世界シェア:約14%(出荷台数ベース・世界2位)
- 展開国数:世界160カ国以上
- 従業員数:全世界で10万人以上
日本国内のシェアを見ても、ハイセンスブランドだけで約16%、グループ傘下の東芝(レグザ)ブランドを合わせると約41%ものシェアを持っており、実は日本で一番選ばれているテレビグループと言っても過言ではありません。
また、FIFAワールドカップやUEFA EUROといった世界的なスポーツイベントの公式スポンサーを長年務めていることからも、その資金力とブランド力の高さが伺えます。世界160カ国以上で愛用され、年間2,900万台以上を出荷しているという事実は、それだけ世界中で品質が認められている証拠だと言えます。「どこの国か分からない怪しいメーカー」ではなく、「世界が認めるトップランナー」として認識をアップデートしても良いかもしれませんね。
中身は東芝?レグザエンジン搭載の秘密

ハイセンスのテレビが、日本国内で急速に評価を高めている最大の理由。それは「中身がほぼ東芝(REGZA)」だからです。
「どういうこと?」と驚かれるかもしれませんが、実は2017年11月14日にハイセンスは、東芝のテレビ事業部門(東芝映像ソリューション株式会社)を買収すると発表しました。その後、2018年2月28日に株式譲渡が完了し、東芝映像ソリューションはハイセンスグループの一員となりました(現在は社名を「TVS REGZA株式会社」に変更)。
これにより、東芝が長年培ってきた高画質技術「レグザエンジン」のノウハウや技術資産が、ハイセンスの製品開発にも惜しみなく投入されるようになったのです。
買収によって、東芝の「映像開発チーム」や「技術者」がハイセンスグループと連携するようになりました。つまり、ハイセンスのテレビを作っている技術の根幹は、日本の技術者たちが支えているのです。
ネット上の口コミを見ても、「この値段でレグザのエンジンを積んでいるなんてコスパがバグってる」といった驚きの声が多く見られます。実際に、ハイセンスの上位モデルに搭載されている「HI-VIEW エンジン」や「NEOエンジン」シリーズは、レグザエンジンの技術をベースに共同開発されており、地デジ放送のノイズ除去や、アップコンバート(高画質化)技術において、日本メーカーに引けを取らない性能を発揮しています。
「中国メーカーのガワに、日本メーカーの魂(エンジン)が入っている」。これが、今のハイセンスのテレビの正体と言えるでしょう。買収当時のプレスリリースや報道資料を確認すると、東芝ブランドの維持だけでなく、研究開発機能や雇用の維持も条件に含まれており、単なるブランドの切り売りではなく、技術の継承が行われたことがわかります。
(出典:AV Watch『東芝、テレビ事業を中国ハイセンスに譲渡』)
(出典:TVS REGZA株式会社『会社概要』)
画質等の開発拠点は日本にあるという事実

「いくら技術をもらっても、作っている場所が海外なら画質調整は大雑把なんじゃない?」という疑問も湧いてくるかもしれません。海外製のテレビでよくある不満として、「色が派手すぎる」「肌色が不自然」といったものがありますが、これは各国の好む色味や放送規格の違いによるものです。
しかし、ここにもハイセンスの強いこだわりがあります。実は、ハイセンスの日本向け製品の画質チューニングや開発は、神奈川県川崎市にある「ハイセンスジャパンの研究開発センター(R&Dセンター)」で行われているのです。
ここでは、元東芝のエンジニアを含む日本の技術部隊が、日本の放送波に合わせて徹底的に画質を調整しています。日本の地上デジタル放送は、世界的に見ても特殊な圧縮方式やノイズ特性を持っています。そのため、海外仕様のままだとどうしてもノイズが目立ったり、色がズレたりしてしまいます。
- 肌色の再現性:日本人の肌の色が健康的かつ自然に見えるような色作り
- 地デジノイズ低減:バラエティ番組などのテロップ周りに出やすいモスキートノイズの除去
- 音響設定:日本の住環境(壁の薄さや部屋の広さ)に合わせた聞き取りやすい音質調整
これらを日本国内で開発・検証しているため、見た目の映像は「日本メーカーのテレビそのもの」という感覚で見ることができるんですね。製造こそコストの安い中国工場で行っていますが、頭脳と感性の部分は日本にあるというわけです。この「日本基準の開発体制」こそが、他の中華系メーカーとハイセンスを分ける決定的な差と言えるでしょう。
なぜ安い?圧倒的な低価格を実現できる理由

品質が良いことは分かりましたが、それでもやっぱり「安すぎる」と逆に不安になりますよね。50型の4Kテレビが6〜7万円台で買えることもあり、日本メーカーの半額近い価格設定には驚かされます。この安さには、ちゃんとした「3つの論理的な理由」があります。決して「部品をケチっているから」ではありません。
| 安さの理由 | 解説 |
|---|---|
| 1. 圧倒的なスケールメリット | 世界2位の出荷台数(約3000万台規模)があるため、液晶パネルや半導体などの主要部材を大量に安く仕入れることができます。日本国内だけで数百万台を売るメーカーとは、バイイングパワー(購買力)が桁違いです。 |
| 2. グローバル共通設計 | 世界中で同じ筐体(ボディ)や金型、基本回路設計を使い回すことで、開発費と製造コストを極限まで下げています。日本専用モデルを一から作るのではなく、グローバルモデルをベースに日本向けチューニングを施す手法を取っています。 |
| 3. 必要な機能への絞り込み | 日本メーカーがやりがちな「使わない多機能」を削ぎ落とし、画質やネット動画機能など、今のユーザーが本当に欲しい機能にコストを集中させています。例えば、タイムシフトマシンなどの高コストな独自機能は省略されています。 |
特に大きいのが1つ目の「スケールメリット」です。テレビの原価の大部分を占めるのは「液晶パネル」ですが、ハイセンスはグループ全体で膨大な量を調達するため、1枚あたりのコストを劇的に下げることができます。
また、広告宣伝費の使い方も合理的です。テレビCMをバンバン流す日本メーカーと違い、ハイセンスはネット広告や店頭展示にリソースを集中させ、販管費を抑えています。さらに、東芝の技術を継承したことで、ゼロから技術開発をする必要がなくなり、開発コストを抑えながら高品質な製品を作れるようになったのも大きな要因です。
「安いから悪い」ではなく、「世界規模で効率よく作っているから安い」というのが正解なんですね。
ジェネリック家電とは一線を画すブランド力

量販店には、他にも聞いたことのない安いメーカーのテレビがたくさん並んでいますが、それらはいわゆる「ジェネリック家電」と呼ばれることが多いです。ジェネリック家電は、大手メーカーの一世代前の技術や部品を安く調達して組み立てることで低価格を実現しており、開発費をほとんどかけないのが特徴です。
しかし、ハイセンスはそれらとは一線を画しています。ハイセンスは自社で巨大なR&D(研究開発)拠点を世界中に持ち、最先端のMini LED技術やレーザーTV、AI映像エンジンの開発に巨額の投資を行っています。「安く買える代替品」を作っているのではなく、「市場をリードする最新技術」を開発しているメーカーなのです。
例えば、ハイセンスのハイエンドモデルである「U8K」シリーズなどは、他社の最高級機に匹敵するMini LEDバックライトと量子ドット技術を搭載しながら、価格を大幅に抑えて販売しています。これは、技術力のないメーカーには不可能な芸当です。
「安く買える代替品」という枠を超えて、「サムスンやソニーと世界で戦っているトップブランド」であることを知っておくと、購入時の安心感が変わってくるかなと思います。
ハイセンスのテレビはどこの国製でも安心な理由

メーカーとしての信頼性はご理解いただけたかと思いますが、実際に購入して使うとなると「すぐ壊れたりしないか」「サポートは大丈夫か」といった実用面での不安が残りますよね。ここからは、ハイセンスを選ぶべき具体的な安心材料と、後悔しないための選び方について解説していきます。
すぐ壊れる?メーカー3年保証が示す品質への自信

海外製家電を買う時に一番怖いのが、「買ってすぐに壊れること」ですよね。ネット上の古い書き込みを見ると、「2年で壊れた」「電源が入らなくなった」という声も見つかるため、不安になる気持ちはとてもよく分かります。家電製品である以上、どうしても初期不良や故障のリスクはゼロにはなりません。
そんな不安を払拭するためにハイセンスが打ち出しているのが、「メーカー3年保証」です。
保証期間の比較
- 一般的な日本メーカー:1年保証
- ハイセンス:3年保証(2015年8月以降の発売モデル)
驚くべきことに、品質に定評のある日本メーカーの多くが保証期間を「1年」としている中で、ハイセンスはその3倍の期間を保証しています。これは「3年以内にはそうそう壊れませんよ」という、メーカー自身の品質に対する強烈な自信の表れと言えるでしょう。もし品質が悪く故障ばかりする製品に3年保証をつけてしまったら、メーカーは修理コストで倒産してしまいます。この保証期間の長さこそが、品質への自信の裏返しなのです。
実際の保証内容も手厚く、大型テレビ(基本的には50型以上など規定あり)の場合は、技術者が自宅まで来てくれる「出張修理」にも対応しています。実際の故障率についてのデータを見ても、近年のモデルでは約5%程度と言われており、これは一般的な家電製品の水準(「バスタブ曲線」における初期故障率の範囲内)と大きく変わりません。万が一、「ハズレ個体」を引いてしまっても、3年間は無償で修理・交換してもらえるという保険があるのは、非常に心強いポイントですね。
本家レグザとの決定的な違いと選び方

「中身が東芝なら、もう本家のREGZA(レグザ)を買わなくてもいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれません。しかし、価格差がある以上、やはり機能には明確な違いがあります。TVS REGZA株式会社は、東芝ブランド(プレミアム路線)とハイセンスブランド(コスパ路線)を巧みに使い分けています。
後悔しないためには、以下の「決定的な違い」を理解して選ぶことが大切です。
- 1. 録画機能(タイムシフトマシン)の有無
- 本家レグザの最大の代名詞である「タイムシフトマシン(過去の番組を全チャンネル自動録画する機能)」は、ハイセンスには搭載されていません。テレビ番組の見逃しを防ぎたい、テレビ漬けの生活を送りたいというヘビーユーザーは、迷わず本家レグザを選ぶべきです。
- 2. 映像処理エンジンの世代とAI解析
- ハイセンスには「レグザエンジンをベースにしたもの」が搭載されていますが、最新の最高級レグザに搭載されているエンジン(ZRαなど)は、ディープラーニングを用いたより高度なAI解析を行っています。人間の肌の質感や背景の奥行き感など、究極の画質を求めるならレグザに軍配が上がります。
- 3. クラウド連携サービス
- レグザは「みるコレ」などのクラウドサービスと連携し、タレント名で番組を自動検索したり、おすすめ番組を提示したりする機能が充実しています。ハイセンスのOS「VIDAA」はシンプルさを重視しており、こうした付加機能は控えめです。
【結論:どっちを選ぶ?】
- 本家レグザがおすすめな人:録画機能を最重視する人、最高峰の画質・音質を求めるマニア、予算に余裕がある人。
- ハイセンスがおすすめな人:YouTubeやNetflixなどのネット動画がメインの人、画質は「普通にキレイ」なら十分な人、とにかくコスパ重視の人。
「普通のテレビ番組とネット動画がストレスなく見られればOK」という大多数のユーザーにとっては、ハイセンスの機能で十分満足できるはずです。むしろ、使わない機能にお金を払うよりも、画面サイズを大きくした方が満足度は高いかもしれません。
詳しくは実際に試したこちらの記事をご覧ください。

【厳選】コスパ最強のおすすめモデル3選

「よし、ハイセンスにしよう!」と決めたものの、型番が多くてどれを買えばいいか迷ってしまいますよね。
そこで、今買うべきコスパ最強のモデルを3つ厳選しました。
1. ゲームも動画も楽しみたいなら「E7H」シリーズ
画質、音質、ゲーム機能のバランスが最も良いミドルクラスのモデルです。「NEOエンジンPro」を搭載し、倍速パネル(120Hz駆動)を採用しているため、スポーツ観戦や動きの激しいFPSゲームをする人におすすめです。HDMI2.1にも対応しており、PlayStation 5の性能をフルに発揮できます。
2. とにかく安く大画面が欲しいなら「E6K」シリーズ
機能をシンプルに絞り込み、圧倒的な安さを実現したエントリーモデルです。倍速機能はありませんが、ネット動画への対応やAI画質調整など、基本機能はしっかり押さえています。「HI-VIEWエンジンLite」を搭載し、普段使いには十分な画質です。一人暮らしや寝室用のサブテレビ、実家へのプレゼントとしても最適です。
3. 画質にこだわりたいなら「U8K」シリーズ
Mini LEDバックライトと量子ドット技術を搭載した、ハイセンスの上位モデルです。従来の液晶テレビとは次元の違う「黒の締まり」と「明るさ」を実現しており、映画の夜景シーンなどが息を呑むほど美しく描写されます。倍速パネルはもちろん、重低音を強化したスピーカーシステムも搭載。それでも他社の同等スペックモデルより数万円安く買える、まさにコスパモンスターです。
サポートは日本語?購入後のリアルな対応

購入の最後のハードルになるのが「もし壊れた時の対応」です。「電話したら中国語で対応された」「片言の日本語で話が通じなかった」なんてことになったら最悪ですよね。海外メーカーに対するこうした先入観を持つのは仕方がないことですが、ハイセンスに関しては心配無用です。
ハイセンスジャパンのカスタマーサポートは、完全に日本語対応です。コールセンターは日本国内で運営されており、丁寧な日本語で対応してくれます。
ハイセンスジャパン サポートセンター
- 電話番号:0120-835-111(フリーダイヤル / 固定電話)
- 電話番号:0570-033-677(ナビダイヤル / 携帯電話)
- 受付時間:9:00〜18:00(年中無休)
実際に問い合わせたユーザーの口コミを見ても、「日本のメーカーと同じように丁寧に対応してくれた」「出張修理の手配もスムーズだった」という声が多く聞かれます。特に、土日祝日を含めて365日年中無休で電話受付をしている点は、平日は仕事で忙しい現代人には嬉しいポイントですね。メールやFAXでの問い合わせも可能で、サポート体制は非常に充実しています。
実際に使って分かったメリット・デメリット

実際にハイセンスのテレビを導入しているユーザーのリアルな声をもとに、カタログスペックだけでは分からない「使い勝手のメリット・デメリット」を正直にまとめました。
実際にハイセンスのテレビを導入しているユーザーのリアルな声をもとに、カタログスペックだけでは分からない「使い勝手のメリット・デメリット」を正直にまとめました。
メリット
- 起動と動作が爆速(OS:VIDAA):ハイセンス独自のOS「VIDAA」は、Android TVなどと比べて非常に動作が軽快です。電源オンからの立ち上がりはもちろん、YouTubeやNetflixなどのアプリ起動、切り替えがサクサク動きます。「もっさり感」がないのは毎日のストレス軽減に大きく貢献します。
- リモコンが使いやすい:ボタン配置が分かりやすく、各種動画サービス(YouTube, Prime Video, Netflix, Disney+, U-NEXTなど)へのダイレクトボタンが豊富に配置されています。見たいサービスにワンタッチでアクセスできるのは非常に便利です。
- デザインがスタイリッシュ:ベゼル(画面の枠)が極薄のデザインを採用しているモデルが多く、リビングに置いてもスタイリッシュで高級感があります。
デメリット
- 番組表の文字が見にくい:これは慣れの問題もありますが、一部のユーザーからは「文字が小さくて見にくい」「レイアウトが独特で番組を探しにくい」という不満の声があります。レグザの番組表に慣れていると、最初は違和感があるかもしれません。
- 音質が軽い(特に薄型モデル):テレビ本体を薄くしているため、スピーカーの容積が確保できず、音が少し軽く聞こえることがあります。ニュースやバラエティは問題ありませんが、映画の重低音を楽しみたい場合は、1万円程度のサウンドバーを追加するのがおすすめです。
- 視野角が狭いモデルも(VAパネル):安価なモデルや一部のサイズでは「VAパネル」を採用しています。VAパネルは正面からのコントラストは高いですが、真横から見ると色が白っぽく見えることがあります。リビングで家族全員が色々な角度から見る場合は、「ADSパネル」を採用しているモデル(U8Kの一部サイズなど)を選ぶと良いでしょう。
ハイセンスのテレビに関するよくある質問

最後に、購入前によくある細かい疑問にお答えします。
- ハイセンスのテレビの寿命は短いですか?
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一般的な液晶テレビの寿命は、バックライトの寿命である約6万時間(1日8時間視聴で約20年)と言われていますが、実際には基板などの故障により8〜10年程度で買い替えるのが一般的です。ハイセンス製品も基本的にはこの水準と同様に設計されています。ネット上には「すぐ壊れた」という声もありますが、それは販売台数が膨大(世界シェア2位)であるため、一定数存在する初期不良の声が目立っている側面もあります。3年保証がついているので、過度な心配は不要です。
- 録画機能は外付けHDDに対応していますか?
-
はい、対応しています。市販のUSB外付けハードディスクをテレビ背面のUSBポートに接続すれば、番組録画が可能です。多くのモデルがダブルチューナー(またはトリプルチューナー)を搭載しているため、番組を見ながら裏番組を録画することもできます。ただし、SeeQVault(シーキューボルト)などの特殊な規格には対応していないモデルもあるため、HDD購入前に仕様を確認してください。
- ネット動画(YouTube等)は見られますか?
-
はい、ほとんどの現行モデルがスマートテレビ機能に対応しています。YouTube、Netflix、Amazonプライムビデオ、Disney+、U-NEXT、Hulu、ABEMA、DAZNなどの主要な動画配信サービスを、追加機器なしでテレビだけで楽しむことができます。リモコンにダイレクトボタンもついており、スマホ感覚で操作できます。
- 東芝レグザのリモコンは使えますか?
-
メーカーコードが共通の部分があるため、電源、チャンネル、音量などの基本的な操作は反応することが多いです。しかし、設定メニューやホーム画面、アプリボタンなどの独自機能は反応しないことがほとんどです。基本的にはハイセンス純正の付属リモコンを使用することをおすすめします。
まとめ:ハイセンスのテレビはどこの国かより品質

今回は「ハイセンスのテレビはどこの国?」という疑問からスタートし、その実力について詳しく解説してきました。
- 本社は中国だが、世界シェア2位のグローバル企業
- 東芝のテレビ事業を買収し、中身は日本技術(レグザエンジン)
- 画質の開発・調整は日本(川崎市のR&Dセンター)で行っている
- メーカー3年保証が付いており、サポートも日本語で安心
かつての「安かろう悪かろう」の時代は終わり、今は「安くて良いもの」を選べる時代になりました。「どこの国のメーカーか」というブランドイメージだけで判断して、機能が変わらないのに高価なテレビを買うのは少しもったいないかもしれません。
浮いた数万円の予算で、高性能なサウンドバーを買って音響を強化したり、ワンサイズ大きな画面(50型→65型など)を選んだりする方が、結果的に満足度の高いテレビライフが送れるのではないでしょうか。コスパ重視で賢く選びたい方にとって、ハイセンスは間違いなく最強の選択肢の一つかなと思います。

