HiKOKIのマルチボルトバッテリーを使っていたら、突然残量ランプの両端が点滅して動かなくなった——そんな経験はありませんか?
「さっきまで普通に使えていたのに、なぜ?」「これって修理できるの?費用はどれくらいかかるの?」と、焦りや不安を感じるのは当然のことですよね。しかも、HiKOKI(ハイコーキ)のマルチボルトバッテリーは決して安い買い物ではありませんから、修理に出すべきか、新品に買い替えるべきか、判断に迷ってしまう方がとても多いんです。
この記事では、HiKOKIバッテリーの両端点滅が示すエラーの正体から、修理費用の相場、そして一番損しない対処法の選び方まで、公式情報とユーザーの実体験をもとに徹底的にまとめました。読み終わるころには「自分は何をすべきか」がはっきり見えているはずですよ。
なお、記事を読んで「保証も切れているし、新品に買い替えよう」と結論が出ている方は、以下のボタンから最新の在庫状況と価格をすぐに確認できます。
- 両端点滅の修理費用の相場(0円〜約2万円)と3つの選択肢
- 両端点滅が起きる4つの原因パターンと自力復旧の可否
- Bluetooth対応バッテリーのアプリ復旧手順と対象型番
- 修理・セル交換・買い替えの判断フローチャート
HiKOKIバッテリー両端点滅の修理費用と原因

まず知っておいていただきたいのは、HiKOKIバッテリーの両端点滅は「残量がないだけ」ではなく、公式の取扱説明書で「出力停止:故障の可能性」と明記されている異常表示だということです。つまり、充電すれば直るという単純な話ではないケースがほとんどなんですね。
このセクションでは、修理費用の結論から両端点滅の正体、原因パターン、そしてバッテリーのタイプ別に自力復旧できるかどうかまでを順番に解説していきます。
- 【結論】修理費用の相場は0〜約2万円
- そもそも両端点滅とは何のエラー?
- 両端点滅が起きる4つの原因パターン
- Bluetooth対応バッテリーはアプリで直せる可能性がある
- 旧型バッテリーは自力復旧が難しい
それでは、各項目について詳しく見ていきましょう。
【結論】修理費用の相場は0〜約2万円

最初に結論からお伝えしますね。HiKOKIバッテリーの両端点滅に対処する場合、かかる費用は大きく3つのパターンに分かれます。
| 対処方法 | 費用の目安(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| メーカー保証(2年以内) | 0円 | 保証書・購入日証明が必要 |
| セル交換業者に依頼 | 約17,820〜20,020円 | 第三者サービス・メーカー保証対象外 |
| 新品バッテリーに買い替え | 約12,000〜25,000円 | 型番により価格差が大きい |
「修理費用」と聞くと身構えてしまいますが、まず確認してほしいのは保証期間内かどうかです。HiKOKIのマルチボルト蓄電池は購入日から2年間または充電回数1,500回以内の電池保証が設けられており、この範囲内であれば無償で交換対応してもらえる可能性があります。(出典:HiKOKI公式『マルチボルト蓄電池 製品案内PDF』)
一方、保証が切れてしまっている場合は、セル交換か新品購入のどちらかを選ぶことになりますね。ここで注目したいのが、小容量モデル(BSL36A18X)は新品の実売価格がセル交換費用(約17,820円〜)より安くなるケースがあるという点です。逆に高容量・Bluetooth対応モデル(BSL36B18BX)は新品が高額なので、セル交換と比較検討する価値がありますよ。
「高いバッテリーなのに壊れると一瞬で1万5千円が飛ぶ」という声もSNSで多く見かけますし、その気持ちは本当によく分かります。だからこそ、慌てて判断せず、まずは自分のバッテリーが保証対象かどうかを確認することが大切ですね。
保証内(2年 or 1,500回以内)なら0円で交換対応の可能性があり、小容量モデルはセル交換より新品が安いことが多いため、まずは保証期間を確認することが最優先です。
保証期間が切れていて買い替えを検討される方は、以下から最新の在庫状況を確認できます。小容量モデルは特にセル交換よりお得になりやすいので、まずは現在の価格を見てみてくださいね。
そもそも両端点滅とは何のエラー?

「残量ランプが点滅してるから、充電すれば直るんじゃ?」と思ってしまいますよね。でも実は、両端点滅は残量不足のサインではないんです。
HiKOKIのマルチボルト蓄電池(BSL36A18 / BSL36B18 / BSL36C18など)の取扱説明書には、残量表示LEDのパターンごとに意味が明記されています。両端の2灯が点滅する場合は、「出力停止:故障の可能性がありますので、お買い上げの販売店にお問い合わせください」というステータスです。(出典:HiKOKI公式『BSL36A18 蓄電池 取扱説明書』)
他の点灯・点滅パターンとの違いを整理すると、以下のようになりますよ。
| LEDの状態 | 意味 |
|---|---|
| 4灯点灯 | 残量75%以上 |
| 3灯点灯 | 残量50%以上75%未満 |
| 2灯点灯 | 残量25%以上50%未満 |
| 1灯点灯 | 残量25%未満 |
| 1灯点滅 | 残量ほぼなし |
| 4灯点滅 | 高温による出力停止 |
| 両端2灯が点滅 | 故障の可能性による出力停止 |
ここで特に混同しやすいのが、「1灯点滅」と「両端点滅」の違いです。1灯点滅は単なる残量切れなので充電すれば回復しますが、両端点滅はバッテリー内部で何らかの異常が起きている状態を示しています。また、4灯点滅は使用直後の高温状態で起きるものなので、冷ませば解消されることが多いですね。
つまり、HiKOKIのバッテリーにはエラーコードが表示される画面があるわけではなく、LEDの点灯・点滅パターンで異常の種類を判断する仕組みになっているんです。「充電器に挿してもエラーになる」「充電器側は紫点滅」という場合も、バッテリー側の両端点滅と合わせて見ることで、故障の可能性が高いと判断できますよ。
つまり、HiKOKIのバッテリーにはエラーコードが表示される画面があるわけではなく、LEDの点灯・点滅パターンで異常の種類を判断する仕組みになっているんです。
なお、リチウムイオン電池は「熱や衝撃に弱い」という性質があり、取扱いを誤ると発煙・発火につながるおそれがあると、消費者庁からも広く注意喚起されています。バッテリーに異常を感じた場合は、無理に使い続けず早めに対処するのが安全面でも大切ですね。(出典:消費者庁『リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう』)
両端点滅が起きる4つの原因パターン

両端点滅が「故障の可能性」だということは分かったけれど、具体的に何が原因なのか気になりますよね。HiKOKIの公式は「故障の可能性」とだけ案内しており、原因を細かく分類してはいません。しかし、公式情報とユーザーの体験談を合わせて整理すると、大きく4つのパターンに分けられます。
①保護機能・ファームウェアの過敏反応
HiKOKIのマルチボルトバッテリーには多重保護回路が搭載されており、過電流や過放電からセルを守る仕組みになっています。(出典:HiKOKI公式『マルチボルトアライアンス』)
この保護回路が過敏に反応してしまい、実際にはセル自体に問題がないのに出力停止してしまうケースがあるんですね。Bluetooth対応バッテリーの場合は、HiKOKI TOOLSアプリで内部プログラムを更新することで復旧する可能性があります。自力復旧の見込みがあるのは、基本的にこのパターンだけです。
②セルの電圧バランス崩れ・劣化
バッテリー内部には複数のリチウムイオンセルが直列で接続されています。長期間の使用や充放電の繰り返しで個々のセルの電圧にバラつきが生じると、保護回路がそれを検知して出力を停止させることがあります。YouTubeでは「急速充電器ではエラーだが、古い4口充電器なら充電できた」という検証例もありますが、根本的な解決にはなりませんし、そのまま使い続けるのはおすすめできません。セルのバランス崩れは経年劣化と深く関わっているため、一度この状態になると自然に回復する見込みは低いんですね。
③落下や衝撃による基板損傷
「1mくらいの高さから床に落としたら、そのまま両端点滅で使えなくなった」という体験談があります。バッテリー内部の基板やセル接続部分は精密部品なので、落下の衝撃で物理的に損傷してしまうと、保護回路が故障を検知して出力停止に至ります。NITE(製品評価技術基盤機構)でも、リチウムイオン電池に強い衝撃を与えると内部でショートし、発煙・発火につながるおそれがあると注意喚起しています。このケースは自力復旧がほぼ不可能で、セル交換や買い替えが現実的な選択肢になりますね。(出典:NITE『電池・バッテリー「2.衝撃を受けたバッテリーパックの破裂」』)
④過放電によるセル死
残量がほぼゼロの状態で長期間放置すると、セルの電圧が回復不能なレベルまで低下してしまうことがあります。「車内に放置していたら過放電になり、電圧を測ると2Vほどしかなかった」というブログの体験談もあり、こうなると充電器に挿しても充電が開始されません。特に夏場の車内放置は、高温と過放電のダブルパンチになりやすいので要注意ですよ。消費者庁の注意喚起でも、炎天下の車内など高温になる場所でリチウムイオン電池を保管しないよう呼びかけられています。
- ①保護機能・ファームウェア系 → Bluetooth対応型ならアプリ更新で復旧の可能性あり
- ②セル劣化・バランス崩れ → 自力復旧は困難、セル交換または買い替え
- ③落下衝撃・基板損傷 → 自力復旧はほぼ不可能、買い替え寄り
- ④過放電 → 自力復旧は困難、販売店相談または買い替え
Bluetooth対応バッテリーはアプリで直せる可能性がある

「両端点滅=即修理行き」と思いがちですが、お手元のバッテリーがBluetooth対応モデルであれば、まず試していただきたい方法があります。HiKOKI公式の専用アプリ「HiKOKI TOOLS」を使った内部プログラムの更新です。
HiKOKI TOOLSアプリに対応しているバッテリーの型番は以下のとおりです。(出典:HiKOKI公式『HiKOKI TOOLS 対応製品』)
| 型番 | Bluetooth | アプリ対応 |
|---|---|---|
| BSL36A18B | あり | 対応 |
| BSL36B18B | あり | 対応 |
| BSL36A18BX | あり | 対応 |
| BSL36B18BX | あり | 対応 |
| BSL3640MVBT | あり | 対応 |
型番の末尾に「B」や「BX」が付いているモデルがBluetooth搭載型ですね。お手元のバッテリー本体のラベルで確認してみてください。
対応モデルであれば、以下の手順でプログラム更新を試すことができます。
アプリを起動し、バッテリーのボタンを押してBluetooth接続します。バッテリーのLEDが点灯したらペアリング待機状態です。
ファームウェアの更新が必要な場合、アプリ画面に更新ボタンが表示されます。更新は約30秒程度で完了します。更新中はバッテリーを動かしたり、アプリを閉じたりしないようにしてくださいね。
更新が終わったらBluetoothを切り、バッテリーを工具や充電器に装着して正常に動作するか確認しましょう。両端点滅が消えて通常の残量表示に戻っていれば、復旧成功です。
Bluetooth対応バッテリーをお持ちなら、修理に出す前にまずHiKOKI TOOLSアプリでファームウェア更新を試してみましょう。
旧型バッテリーは自力復旧が難しい

ここまで読んで「自分のバッテリーはBluetooth非対応だった…」とがっかりされた方もいるかもしれませんね。BSL36A18・BSL36B18・BSL36C18といったBluetooth非搭載の旧型モデルをお使いの場合、残念ながらアプリ更新による復旧という選択肢はありません。
HiKOKI公式のアプリ対応製品一覧にも、これらの旧型モデルは掲載されていないんです。
さらに、HiKOKI公式の修理ページでは「バッテリーは修理できません」と明記されています。(出典:HiKOKI公式『WEBによる修理のお申込み』)
つまり旧型バッテリーで両端点滅が出た場合、自力でできることはかなり限られているんですね。「メーカーに聞いたら買い替え案内しかされなかった」「たった2〜3回しか使っていないのに…」という声がYahoo!知恵袋でも見られますが、その気持ちは本当によく分かります。
YouTubeでは旧型バッテリーを自分で分解して基板を交換するような動画も公開されていますが、リチウムイオン電池の分解は発火や感電の危険を伴いますし、もちろんメーカー非推奨です。NITEも非純正バッテリーや不適切な改造による火災事故について注意喚起を行っており、安全面のリスクは無視できません。(出典:NITE『「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意』)
旧型バッテリーで両端点滅が起きた場合の現実的な対処法は、以下の順番で進めるのがベストですよ。
- まず保証期間内かどうかを確認する(購入日から2年以内かつ充電1,500回以内なら保証対象の可能性あり)
- 保証書と購入証明を持って購入した販売店に相談する
- 保証対象外なら、セル交換費用と新品価格を比較して判断する
なお、買い替えを検討される場合は、次回のトラブルに備えてBluetooth対応モデルを選ぶのも一つの手です。アプリでファームウェア更新ができるため、保護回路の過敏反応による両端点滅を自力で解消できる可能性がありますよ。
次のセクションでは、保証の確認方法やセル交換・買い替えの具体的な費用比較など、最も損しない対処法を詳しく解説していきますね。
なお、バッテリー側ではなく充電器側の表示が気になっている方や、そもそも充電自体ができないというトラブルを抱えている方は、症状別に原因と対処法をまとめた別記事が参考になるかもしれません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

HiKOKIバッテリー両端点滅の修理費用を抑える最適な対処法

両端点滅の原因と修理費用の相場が分かったところで、次に気になるのは「結局、自分はどうすればいいの?」という具体的な行動ですよね。ここからは、修理費用をできるだけ抑えながら最適な判断ができるよう、対処法を一つずつ解説していきます。
- 2年保証の条件と無償交換の手順
- メーカー修理の流れと費用の内訳セル交換業者に依頼する場合の費用
- 修理・セル交換・買い替え比較フロー
- 両端点滅を予防する5つの使い方
大切なのは「費用の安さ」だけで決めるのではなく、正しい順番で確認を進めることです。
それでは各項目について詳しく見ていきましょう。
2年保証の条件と無償交換の手順

両端点滅が出たとき、まず最初に確認すべきは「保証期間内かどうか」です。保証内であれば費用は0円で済む可能性がありますから、ここを飛ばしてしまうのは非常にもったいないですよね。
HiKOKIのマルチボルト蓄電池の保証条件は、公式資料によると以下のとおりです。(出典:HiKOKI公式『マルチボルト蓄電池 製品案内PDF』)
- 保証期間:購入日から2年間、または充電回数1,500回以内のいずれか早い方
- 取扱説明書に従った正常な使用状態で故障した場合が対象
- 保証書の記載内容に基づいて保証が行われる
この保証条件は、工機ホールディングス(HiKOKIの親会社)傘下のHiKOKIブランドとして提供されているものです。2019年のプレスリリースでも「2年間または充電回数1,500回以内の電池保証」が正式に案内されています。(出典:PR TIMES『電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」リチウムイオン電池の2年保証』)
ここで特に注意したいのが、保証対象外になるケースです。HiKOKI公式の保証規定では、改造や不当修理、落下・衝撃、水没・浸水、結露による腐食などが保証対象外の例として挙げられています。つまり、「落として壊れた」「水に濡れた」というケースでは、たとえ保証期間内であっても無償交換が受けられない可能性があるんですね。(出典:HiKOKI公式『2年保証について』)
保証を利用する場合の手順としては、まずバッテリーを購入した販売店やホームセンターに相談するのが基本です。HiKOKI公式でも、販売店経由での申し出を推奨しています。(出典:HiKOKI公式『WEBによる修理のお申込み』)
「保証書が見つからない…」という方もいるかもしれませんね。原則として、HiKOKIの公式WEB修理では保証書の同送が必須とされています。ただし、個人ブログでは「保証書なしでも販売店に相談したところ、新品交換してもらえた」という事例も報告されています。これはあくまで例外的なケースですので必ず同じ結果になるとは限りませんが、保証書が手元にない場合でも諦めずに販売店に相談してみる価値はありますよ。
メーカー修理の流れと費用の内訳

販売店経由での対応が難しい場合は、HiKOKI公式のWEB修理申込みを利用することもできます。ただし、ここで一つ大事なことをお伝えしておきますね。HiKOKI公式では「バッテリーは修理できません」と明記されています。(出典:HiKOKI公式『WEBによる修理のお申込み』)
つまり、バッテリーについては「修理」というよりも「保証判定を受けて、対象なら交換対応」という流れになります。工具本体の修理とは仕組みが異なるので、混同しないように注意してくださいね。
WEB修理申込みを利用する場合の費用と流れは以下のとおりです。(出典:HiKOKI公式『修理お申込みから発送まで』)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 送料(発送時) | 2,800円(税別) |
| 梱包箱(希望者のみ) | 500円 |
| 見積り料 | 無料 |
| 見積り連絡 | 到着後7日以内目安 |
| 完了までの日数 | 約14日 |
| 返送時の支払い | 代引き(現金)・代引手数料無料 |
「見積りだけでも送料がかかるの?」と感じる方は多いかと思います。送料2,800円(税別)は、保証対象外だった場合にそのまま持ち出しになる可能性がありますから、保証内かどうかの見当がつかない段階では、まず販売店に直接相談する方が安心ですね。
また、発送先はHiKOKIの関東リペアセンター(茨城県ひたちなか市)で、フリーダイヤル(0120-20-8822)で事前に問い合わせることも可能です。工具本体の修理とバッテリーの保証対応では窓口の対応が異なる場合がありますので、「バッテリーの保証確認をしたい」と伝えるとスムーズですよ。
つまり、バッテリーについては「修理」というよりも「保証判定を受けて、対象なら交換対応」という流れになります。工具本体の修理とは仕組みが異なるので、混同しないように注意してくださいね。
セル交換業者に依頼する場合の費用

保証期間が過ぎてしまっている場合、選択肢の一つになるのがセル交換業者への依頼です。これはバッテリーパック内部のリチウムイオンセルを新しいものに入れ替えるサービスで、メーカー公式の修理とは別の、第三者によるサービスである点をまず理解しておいてくださいね。
一例として、バッテリーリフレッシュ・セル交換の専門店が提供しているサービスの価格帯は以下のとおりです。
| 対象型番 | セル交換費用(税込) | 作業日数目安 |
|---|---|---|
| BSL36A18 | 17,820〜20,020円 | 2営業日以内 |
| BSL36B18 | 17,820〜20,020円 | 2営業日以内 |
ここで重要なのが、新品バッテリーの実売価格と比較してどちらが得かという判断です。調査時点の参考価格を並べてみると、以下のようになりますよ。
| 選択肢 | BSL36A18X(小容量) | BSL36B18BX(高容量・BT付) |
|---|---|---|
| セル交換費用 | 約17,820〜20,020円 | 約17,820〜20,020円 |
| 新品実売価格 | 約12,000円前後〜 | 約19,500〜25,000円前後 |
| メーカー2年保証 | 新品のみ付帯 | 新品のみ付帯 |
| 判定 | 新品の方が安い | セル交換と比較の余地あり |
BSL36A18系の小容量モデルであれば、セル交換に出すより新品を買った方が安い、もしくはほぼ同額というケースが多いんですね。しかも新品ならメーカーの2年保証が新たに付きます。一方で、BSL36B18BX系の高容量・Bluetooth対応モデルは新品が高額なため、セル交換で延命させるという判断も十分ありえます。
セル交換業者のサービスページには「セル交換はバッテリーパック自体の販売・メンテナンス・修理等のサービスではありません」と明記されており、あくまでセル(電池部品)の入れ替え作業である点が強調されています。つまり、基板側に故障がある場合はセル交換だけでは直らない可能性もあるということですね。
BSL36A18系の小容量モデルであれば、セル交換に出すより新品を買った方が安い、もしくはほぼ同額というケースが多いんですね。
セル交換と新品購入を比較検討される場合は、以下から各モデルの最新価格を確認してみてください。タイミングによってはセール等でさらにお得に購入できることもありますよ。
新品バッテリーの仕様や対応製品の確認は、HiKOKI公式のマルチボルトシリーズページで行えます。また、どの型番がどの工具に使えるかはHiKOKI公式のリチウムイオン電池互換一覧で確認できますよ。
修理・セル交換・買い替え比較フロー

「色々な情報は分かったけれど、結局自分のケースではどうすればいいの?」と迷ってしまいますよね。ここでは、状況に応じた判断の流れをフローチャート形式でまとめました。上から順番にチェックしていくだけで、最適な対処法にたどり着けるようになっていますよ。
バッテリー本体のラベルに記載された型番を確認してください。末尾に「B」または「BX」が付いていればBluetooth対応型、末尾が無印または「X」のみならBluetooth非対応の旧型・新型です。型番が分からない場合は、HiKOKI公式の互換一覧ページで画像と照合できますよ。
HiKOKI TOOLSアプリをインストールし、ペアリング → ファームウェア更新を実行してください。復旧すればここで解決です。費用は0円、所要時間は数分で済みます。
購入日から2年以内で、充電回数が1,500回以内であれば保証対象の可能性があります。保証書と購入証明(レシートや納品書)を準備してください。
バッテリーを購入した販売店またはホームセンターに持ち込み、保証対応を依頼してください。無償交換の可能性があります。販売店対応が難しい場合はHiKOKI公式WEB修理から申し込めます。
BSL36A18系(小容量)は新品実売価格がセル交換より安い傾向のため新品買い替え優勢です。BSL36B18/BX系(高容量)は新品が高額なので、セル交換(約17,820〜20,020円)と比較して判断してください。
どちらのモデルも、最新の価格はタイミングによって変動します。以下から現在の在庫状況と価格を確認できますよ。
なお、バッテリーだけでなく工具本体の買い替えも検討している方は、バッテリー2個・充電器・ケースがセットになったモデルの方がバッテリー1個あたりの実質単価が下がることが多いです。よく使われるインパクトドライバーのセット品も参考までに掲載しておきますね。
このフローのポイントは、「お金をかける判断」は一番最後にしているところです。アプリ更新(0円) → 保証確認(0円の可能性) → 費用比較という順番を守ることで、不要な出費を防ぐことができますよ。
また、バッテリーを買い替える場合は、現在お使いの工具との互換性も必ず確認してくださいね。HiKOKI公式の互換一覧(PDF版)では、型番ごとに使用可能な製品が一目で分かるようになっています。
両端点滅を予防する5つの使い方

両端点滅のトラブルを一度経験すると、「もう二度とこんな思いはしたくない」と感じますよね。ここでは、バッテリーを長持ちさせて両端点滅を予防するための具体的なポイントを5つご紹介します。
①バッテリーを落下させない
当たり前のようですが、現場では脚立の上やベルトから落としてしまうことは珍しくありませんよね。実際に「1mくらいの高さから落としただけで両端点滅になった」という体験談もあります。HiKOKIの現行マルチボルトバッテリーは底面に2層成形エラストマを採用して耐衝撃性を高めていますが、それでも精密機器であることに変わりはありません。NITEも「電池に強い衝撃を与えると内部でショートし、発煙・発火などして大変危険」と警告していますので、バッテリー単体で持ち歩く際は工具ケースやバッテリーホルダーを活用するのがおすすめです。(出典:NITE『電池・バッテリー「2.衝撃を受けたバッテリーパックの破裂」』)
高額なバッテリーを落下から守るには、数百円〜数千円のバッテリーホルダーやツールバッグへの投資がコスパ抜群です。現場での持ち運びが多い方は、ぜひ検討してみてくださいね。
②満充電・空のまま長期保管しない
リチウムイオン電池は、満充電や完全放電の状態で長期間放置するとセルの劣化が進みやすくなります。「車内に放置していたら過放電で充電不可になった」という体験談は、まさにこのパターンですね。長期間使わない場合は残量を50%程度にして、涼しい場所で保管するのが理想的です。消費者庁からも、リチウムイオン電池は高温になる場所での保管を避けるよう注意喚起されています。(出典:消費者庁『リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう』)
③高温環境を避ける
HiKOKIの取扱説明書では、4灯点滅が「高温による出力停止」を意味します。真夏の車内や直射日光が当たる場所にバッテリーを放置するのは、高温エラーだけでなくセル劣化を早める原因にもなりますよ。充電直後のバッテリーも発熱していることが多いので、充電器の説明書にあるとおり、高温時は冷ましてから使用することを心がけてください。(出典:HiKOKI公式『UC18YSL3 急速充電器 取扱説明書』)
④Bluetooth対応型はアプリでファームウェアを定期確認する
Bluetooth対応バッテリーをお使いであれば、HiKOKI TOOLSアプリで定期的にファームウェアの更新がないか確認しておきましょう。保護回路のプログラムが改善されることで、不要な出力停止を防げる可能性があります。トラブルが起きてから慌ててアプリを入れるよりも、事前に準備しておくと安心ですよ。アプリはApp Store・Google Playから無料でダウンロードできます。
⑤残量が少ない状態で重負荷をかけない
バッテリーの残量が少ないまま高負荷の作業を続けると、セルに過大な電流が流れて保護回路が作動したり、セルの劣化が急速に進んだりすることがあります。販売店系のYouTube動画でも、「残量ランプが1灯になったら早めに充電する」「親指スイッチを木片で固定してLEDを点けっぱなしにする癖はバッテリー寿命を縮める」という注意喚起がされています。残量が少なくなったら無理に使い切らず、早めの交換・充電を心がけてくださいね。
- ①落下させない → 工具ケースやバッテリーホルダーを活用
- ②長期保管は残量50%程度で涼しい場所へ
- ③真夏の車内や直射日光を避ける
- ④Bluetooth対応型はHiKOKI TOOLSアプリで定期的にファームウェア確認
- ⑤残量1灯の状態で重負荷作業を続けない
バッテリーの残量が少ないまま高負荷の作業を続けると、セルに過大な電流が流れて保護回路が作動したり、セルの劣化が急速に進んだりすることがあります。
HiKOKIバッテリー両端点滅のよくある質問

- 保証書なしでもHiKOKIの無償保証は受けられる?
-
原則として、HiKOKI公式のWEB修理では保証書の同送が必須とされています。(出典:HiKOKI公式『WEBによる修理のお申込み』) ただし、個人ブログでは保証書なしでも販売店経由で新品交換してもらえた事例が報告されています。これは例外的なケースの可能性があり、必ず同じ対応になるとは限りません。保証書が見つからない場合でも、まずは購入した販売店に状況を相談してみるのが最善の方法ですよ。購入時のレシートやクレジットカードの利用明細など、購入日を証明できるものがあると話がスムーズに進みやすいです。
- 両端点滅のバッテリーは充電器に挿しても大丈夫?
-
充電器に挿して状態を確認すること自体は問題ありません。ただし、充電器側が紫点滅(異物検知・差し込み不足・充電不可)を表示する場合は、バッテリーが正常に認識されていない状態です。繰り返し無理に充電を試みるのはおすすめできませんので、充電器側でもエラーが出る場合は早めに販売店に相談してくださいね。(出典:HiKOKI公式『UC18YSL3 急速充電器 取扱説明書』) なお、バッテリーが異常な発熱をしている場合は安全のため充電器への装着を避け、風通しの良い場所で冷ましてから対処を判断してください。
- 互換バッテリーでも両端点滅は起きる?
-
互換バッテリーでも両端点滅が起きる可能性はあります。HiKOKI公式の互換一覧では「互換が無い製品を無理に取付けると故障の原因になる」と注意されています。互換品は純正品と保護回路の仕様が異なる場合があり、相性問題で出力停止が起きるリスクも考えられますね。また、互換バッテリーにはHiKOKIの保証が適用されません。HiKOKI公式でも純正蓄電池の使用を推奨しており、NITEも非純正バッテリーによる発火事故が多発していると注意喚起しています。(出典:HiKOKI公式『コードレス工具用蓄電池に関する重要なお知らせ』)
- 修理と新品購入どちらがお得?
-
バッテリーの型番によって結論が変わります。小容量モデル(BSL36A18X)は新品の実売価格がセル交換費用より安くなることが多いため、新品購入の方がお得な傾向です。一方、高容量・Bluetooth対応モデル(BSL36B18BX)は新品が高額なため、セル交換と比較検討する価値があります。ただし新品なら2年保証が新たに付くメリットもあるので、価格だけでなく保証の有無も含めて判断してくださいね。なお、これらの価格はあくまで調査時点の目安であり、最新の実売価格は購入前に必ずご確認ください。
HiKOKIバッテリー両端点滅の修理費用と対処法まとめ

この記事では、HiKOKIバッテリーの両端点滅について、エラーの正体から修理費用の相場、最適な対処法までを詳しく解説してきました。最後に、要点を振り返っておきましょう。
両端点滅は、HiKOKI公式の取扱説明書で「出力停止:故障の可能性」と明記されている異常表示です。単なる残量不足や高温エラーとは異なり、バッテリー内部に何らかのトラブルが起きているサインですね。(出典:HiKOKI公式『BSL36A18 蓄電池 取扱説明書』)
修理費用の結論としては、メーカー保証内であれば0円、保証外でセル交換業者に依頼する場合は約17,820〜20,020円(税込)、新品バッテリーへの買い替えは型番によって異なりますが小容量モデルならセル交換より安くなることが多いです。ただし、これらの金額はあくまで一般的な目安であり、正確な費用や最新の保証条件はHiKOKI公式サイトや購入した販売店に直接ご確認ください。
そして、最も損しない対処の順番は以下の3ステップです。
- 両端点滅は「出力停止:故障の可能性」を示す異常表示であり、充電では直らないケースがほとんど
- Bluetooth対応バッテリーなら、まずHiKOKI TOOLSアプリでファームウェア更新を試す(費用0円)
- 復旧しなければ保証期間(購入から2年以内・1,500回以内)を確認し、販売店またはHiKOKI公式修理窓口に相談する
- 保証対象外なら、セル交換費用と新品価格を比較して判断する
- 小容量モデルは新品の方が安い傾向、高容量モデルはセル交換と比較検討の余地あり
買い替えが最善と判断された方は、以下から各モデルの最新価格と在庫状況を確認できます。
この記事の情報が、あなたのバッテリートラブル解決の参考になれば幸いです。なお、費用や保証条件は時期によって変わる場合がありますので、最終的な判断の前にはHiKOKI公式サイトや販売店に最新情報を確認してくださいね。

