週末のメンテナンスや修理の最中、小さな「Eリング」を前にして手が止まってしまった経験はありませんか。
専用の工具があれば一瞬で終わる作業でも、手元になければマイナスドライバーやラジオペンチで代用できるのか、それとも100均で道具を調達すべきか悩んでしまうものです。
無理に外そうとしてリングが勢いよく飛んでいってしまい、部屋中を探し回るような事態だけは避けたいですよね。
実は、身近な道具を使っても、コツさえ掴めば安全にEリングを外すことは可能です。
この記事では、工具なしで外すための具体的な手順から、絶対に部品をなくさないためのプロの裏技までを詳しく解説します。
- 専用工具がなくても安全に外せる代用テクニック
- 部品を絶対に飛ばさないためのビニール袋活用術
- 100均の道具がEリングに使えるかの検証結果
- 再利用してはいけない変形リングの見分け方
eリングの外し方:工具なし・あり全パターン

Eリングを外す作業は、正しい手順と力加減さえ理解していれば、必ずしも高価な専用工具が必要なわけではありません。ここでは、ご家庭にある一般的な工具を使った代用方法から、プロが推奨する専用プライヤーのメリットまで、あらゆるパターンを網羅して解説します。ご自身の状況に合わせて最適な方法を選んでみてください。
【結論】専用工具がベストだがドライバーやペンチでも代用可能

結論からお伝えすると、Eリングを外すのに最も安全で確実なのは「専用のEリングプライヤー」を使用することです。専用工具は、リングを確実に保持し、部品を変形させることなくスムーズに着脱できるよう設計されています。
しかし、「今すぐに外したい」「一度きりの作業のために工具を買うのはもったいない」という場合もありますよね。そのような状況では、マイナスドライバーやラジオペンチ、精密ドライバーなどを代用して外すことも十分に可能です。実際に、DIYの現場や急ぎの修理現場では、熟練の職人でさえもドライバーを巧みに使って外すことがあります。
結論からお伝えすると、Eリングを外すのに最も安全で確実なのは「専用のEリングプライヤー」を使用することです。
ただし、これらの代用工具を使用する場合はあくまで「応急処置」であるという認識を持つことが大切です。専用工具に比べて、以下のようなリスクが高まることを理解しておきましょう。
| リスクの種類 | 具体的な内容 |
|---|---|
| 紛失リスク | バネの力が解放された瞬間、リングが弾け飛んで見つからなくなる可能性が非常に高い。 |
| 変形リスク | 無理な力が一点に集中するため、リングが開いてしまい、再利用時に保持力が低下する。 |
| 怪我・破損リスク | 工具が滑って指に刺さったり、シャフト(軸)や周辺パーツを傷つけてしまう。 |
安全性を最優先する場合や、作業頻度が高い場合は専用工具の導入を強くおすすめしますが、緊急の場合はこれから紹介する代用テクニックを慎重に試してみてください。特に、初めて挑戦する方は、必ず後述する「飛散防止策」とセットで行うようにしましょう。
マイナスドライバー2本を使う「テコの原理」テクニック

手持ちの工具で最も一般的かつ有効なのが、マイナスドライバーを使った方法です。特に先端が薄く、Eリングの隙間にぴったり入るサイズのものが適しています。可能であれば、100円ショップなどで手に入る「精密ドライバーセット」の中にある、最も細いマイナスドライバーを用意してください。
基本的には物理の「テコの原理」を利用して外します。力任せに行うのではなく、支点・力点・作用点を意識して慎重に進めてください。
Eリングの開口部(切れ込みがある反対側の中央のくぼみ)または、リングと軸との間のわずかな隙間に、マイナスドライバーの先端を慎重に差し込みます。
シャフト(軸)自体を支点にして、ドライバーの柄をゆっくりとひねるか、あるいは持ち上げるように力を加えます。このとき、軸を傷つけないよう慎重に操作します。
可能であれば、もう一本のドライバーやピンセットを使い、反対側からリングが回転しないように押さえると作業が安定します。リングが回ってしまうと力が逃げて外れません。
「じわっ」とリングが浮いてきたら、最後は指やピンセットで水平に引き抜きます。この瞬間が最も飛びやすいため注意が必要です。
一気に力を加えると勢いよく飛んでいってしまいます。
「ミリ単位でリングが動くのを感じながら」、じっくりと力をかけるのがポイントです。もし硬くて動かない場合は、無理をせず潤滑剤の使用を検討してください。
ラジオペンチ・ハサミを使う場合の注意点(サイズ別)

ラジオペンチやハサミを使おうと考える方も多いですが、Eリングのサイズによって難易度と危険度が大きく異なります。「掴めそうだから」という理由だけで安易に使うと、思わぬトラブルを招くことになります。
5mm以上のサイズ(中・大)
比較的大きなEリング(軸径5mm以上など)であれば、ラジオペンチの先端でリングの背中側(開口部の反対)を挟んで押し出したり、片側を掴んで引き抜いたりすることが可能です。ただし、ペンチのギザギザ(セレーション)でリング表面に傷がつく可能性があるため、ビニールテープを巻いたり当て布をするなどの配慮が必要です。
2mm〜3mmのサイズ(極小)
リールやラジコンで多用される極小サイズの場合、ラジオペンチの使用は全く推奨できません。先端が太すぎて隙間に入らず、無理に掴もうとすると滑って弾け飛ぶ確率が非常に高いからです。金属同士は摩擦が少なく、驚くほど簡単に滑ります。
ハサミの刃先を使ってこじ開けようとするのは絶対に避けましょう。
刃先は工具鋼ほど強くないため欠けることがありますし、滑った拍子に手を深く切る重大な事故につながる恐れがあります。身近にあるからといって、刃物を代用工具にするのはリスクが高すぎます。
100均(ダイソー)の工具はEリングに使えるか検証

「100円ショップで専用工具は売っていないの?」と探される方も多いですが、2025年現在、ダイソーやセリアなどの主要な100均で「Eリング専用プライヤー」という名称の商品は販売されていません。
スプリットリングプライヤーとの違いに注意
釣具コーナーに行くと「スプリットリングプライヤー」という商品が置いてあることがありますが、これはルアーのフック交換などに使う「二重リングを開くための工具」です。先端が鍵爪状になっており、Eリングを「押し出す・引き抜く」機能はありません。形状が似ていても代用はできませんので、間違って購入しないよう注意してください。
使える100均アイテム
一方で、代用工具としての「精密ドライバーセット」は100均でも優秀なものが手に入ります。
特に眼鏡用などの極細マイナスドライバー(1.0mm〜2.4mm程度)は、小さなEリングの隙間に差し込むのに重宝します。
専用工具そのものはありませんが、補助ツールを揃える場所としては十分に活用できます。
作業効率が劇的向上!おすすめの専用プライヤー

もし今後も定期的にメンテナンスをする予定があるなら、専用プライヤーへの投資は決して無駄になりません。わずか数千円の投資で「紛失のストレス」と「作業時間」を劇的に減らせるからです。ここでは信頼性の高いメーカー製品を紹介します。
| メーカー・商品名 | 特徴・メリット | 参考価格 |
|---|---|---|
| エンジニア (ENGINEER) PZ-01 / PZ-02 | 特殊構造でリングをガッチリ掴む。 先端に着磁機能があり、外したリングを落とさない。 サイズに合わせて選べる定番品。 | 約1,800円 |
| タミヤ Eリングセッター | ラジコン整備に特化したツール。 専用設計で飛ばす心配がほぼゼロ。 2mm用などサイズごとの専用品が多い。 | 約700円 |
| KNIPEX(クニペックス) | ドイツの老舗プライヤーメーカー。 プロ仕様の高耐久・高精度。 確実なグリップ力で失敗がない。 | 約3,000円〜 |
特にエンジニア製のプライヤーは、「もっと早く買っておけばよかった」という口コミが絶えない名品です。
先端がマグネットになっているタイプなら、外れた瞬間にリングが吸着されるため、紛失リスクを極限まで下げることができます。
部品を「飛ばさない・なくさない」ための絶対防御策

Eリング作業における最大の敵は「紛失」です。バネの力で固定されているEリングは、外れた瞬間に解放されたエネルギーで予期せぬ方向へ弾け飛びます。「ピンッ!」という音と共に視界から消え、30分以上床を這いつくばって探す…そんな悲劇を避けるための防御策を伝授します。
【必須】透明なビニール袋の中で作業する基本テクニック

最も簡単で、かつ最強の飛散防止策が「透明なビニール袋の中で作業すること」です。
大きめの透明な袋(ジップロックや45Lゴミ袋など)を用意します。
分解したいパーツごと袋の中に入れます。
袋の口から手(と工具)を入れます。
袋の中でEリングを外す作業を行います。
これ以上の対策はないと言っても過言ではありません。
この方法なら、もしリングが弾け飛んだとしても袋の内側に当たって止まるため、紛失することは100%ありません。袋は透明度が高いものを選ぶと、中の手元が見やすく作業がスムーズです。これだけで安心して力を込められるようになります。作業前に必ず袋を用意する習慣をつけましょう。
袋が使えない時は?マスキングテープで「飛散防止壁」を作る

バイクの車体や大型の機械など、袋の中に入れられない場合はどうすればよいでしょうか。そんな時は、マスキングテープで簡易的な「壁」を作るのが有効です。
作業するEリングの周囲を囲むように、マスキングテープの粘着面を自分の方(内側)に向けて輪っか状に貼り付けたり、飛んでいきそうな方向にテープで壁を作ったりします。こうすることで、飛んだリングがテープに張り付き、遠くへ行くのを防げます。
また、単純に「ウエス(布)をかぶせて、その隙間からドライバーを入れる」だけでも、飛散距離を大幅に抑えることができます。
布がクッションとなり、勢いを吸収してくれるのです。
極小サイズ(2-3mm)は特に注意!指の添え方と力の入れ方

2mm〜3mmの極小Eリングは、軽いため少しの力でも驚くほど遠くまで飛びます。これを防ぐためには、工具を持っていない方の手の使い方が重要です。
ドライバーでこじる際、必ず反対側の指(親指や人差し指)をEリングの真上に軽く添えておきましょう。「蓋」をするイメージです。
指で押さえていれば、外れた瞬間にリングが浮き上がるのを物理的にブロックできます。
指の皮を挟まないよう、手袋の着用も検討しましょう。怪我を防ぎながらパーツを守る、基本にして究極のテクニックです。
もし飛ばしてしまったら?見つけるコツと紛失時の購入先

対策をしていても飛ばしてしまった時は、焦らず以下の方法で探してみてください。
- 磁石を使う: マグネットピックアップツールなどを床に這わせると、目に見えないリングが吸着することがあります(ステンレス製など磁石につかない材質を除く)。
- ライトで照らす: 部屋を少し暗くし、LEDライトを床と平行に近い角度で照射します。リングの影が長く伸びたり、金属光沢が反射したりして発見しやすくなります。
どうしても見つからない場合は、潔く購入しましょう。ホームセンターのネジ売り場や、ネット通販で購入可能です。モノタロウやAmazonでは、「Eリングセット」として各サイズが入ったケース付きの商品が500円〜1,000円程度で販売されています。予備として一つ持っておくと、今後の安心感が違います。
外れない・変形した!よくあるトラブルとリカバリー

いざ作業を始めてみると、固着していて動かなかったり、錆びついていたりといったトラブルに直面することもあります。また、外したリングの状態を見て再利用すべきか迷うこともあるでしょう。ここではよくあるトラブルへの対処法を解説します。
固着して回ってしまうEリングを固定する方法

古い機械や油汚れがひどい場合、Eリングと軸が固着してしまい、ドライバーを当ててもリングごとクルクルと回ってしまい力が逃げることがあります。リングが回ってしまうと、テコの原理が効かず、いつまで経っても外れません。
この場合は、まずパーツクリーナーで古いグリスや汚れを洗浄してください。油分を取り除くことで摩擦が戻り、回りづらくなることがあります。それでも回る場合は、リングの開口部の反対側をラジオペンチなどで軽く挟んで固定するか、軸自体を万力(バイス)などで固定して作業を行うと、力が伝わりやすくなります。
対象物が動かないようにしっかり固定するのが成功への近道です。
錆びている場合は「潤滑油(CRC)」を吹いて放置する

錆びついて全く動かないEリングに無理な力をかけるのは禁物です。軸や溝を破損させる原因になりますし、最悪の場合、軸ごと折れてしまうこともあります。
KURE 5-56やラスペネなどの「浸透潤滑剤」をスプレーし、しばらく放置しましょう。
潤滑剤が毛細管現象で錆の隙間に浸透するまで、最低でも15分、できれば1時間以上待つのが理想です。十分に浸透すれば、驚くほど軽い力で外れるようになります。待つ時間も作業の一部と割り切りましょう。
変形したEリングは再利用できる?交換すべき判断基準

外したEリングを再利用して良いか迷うことがありますが、原則として「一度でも変形したEリングは再利用NG」と考えてください。
Eリングはバネの弾力で溝に留まっています。外す際に広がってしまったリングは、元に戻したように見えても保持力が著しく低下しています。メーカーの技術資料でも、一度取り外した止め輪の再使用は推奨されていません。
- 新品と比べて、開口部の隙間が広がっている。
- 平らな場所に置いたとき、歪んでいて浮き上がる。
- 軸にはめたとき、手で簡単に回せてしまう(ガタつきが大きい)。
数十円の部品をケチった結果、走行中や稼働中にパーツが脱落して重大な事故や故障につながるリスクを考えれば、新品への交換が最も賢明な判断です。安全を買うつもりで新品に交換しましょう。
(出典:株式会社オチアイ『止め輪』製品情報)
専用工具・交換用Eリングセット

もしもの時のために、主要サイズが揃ったセットや、確実な作業のための専用プライヤーを手元に置いておくことを強くおすすめします。工具箱にこれがあるだけで、作業の安心感が全く違います。
- エンジニア Eリングプライヤー PZ-01(φ3〜4mm用)
まずはこれ一本。多くのホビー・DIYで使われるサイズに対応しています。 - Eリング アソートセット
Amazonやホームセンターで入手可能。数百円で安心が買えます。
作業完了!eリングの正しい「付け方」と確認事項

無事にメンテナンスが終わり、最後は組み立てです。実は、外す時よりも付ける時の方が、油断による「取り付けミス」が起きやすいので注意が必要です。確実な取り付け方と確認ポイントを押さえましょう。
指やペンチでパチン!工具なしでの安全なはめ込み方

Eリングを取り付ける際は、専用工具がなくても比較的簡単に行えます。
Eリングの開口部をシャフトの溝に慎重に合わせます。
指の腹を使い、リングの背中側からグッと押し込みます。この時、指が滑らないように注意してください。
サイズが小さくて指で押しにくい場合は、ラジオペンチの先端(平らな部分)を使い、リングの背中と軸の反対側を挟み込むようにして「パチン」とはめます。
この際も、勢い余ってリングが飛んでいかないよう、あて布をしたり袋の中で作業したりすることをおすすめします。
「入れるときは飛ばないだろう」という油断が紛失のもとです。
溝に確実に入ったか確認する「回転チェック」の重要性

「パチン」と音がしたからといって安心はできません。中途半端に溝に引っかかっているだけの状態(半ロック)になっている可能性があります。この状態で使用すると、振動ですぐに外れてしまいます。
取り付けた後は、必ずEリングを指で回してみてください。
溝の中でスムーズにクルクルと回転すれば、正しく装着されている証拠です。
逆に、回らなかったり、どこか引っかかっていたりする場合は、押し込み不足の可能性があります。もう一度プライヤーなどで確実に押し込んでください。この「回転チェック」までが取り付け作業のセットです。
向きはある?Eリングの表裏と面取りについて

意外と知られていませんが、Eリングには製造上の「表と裏」が存在します。プレス加工で作られるため、断面形状に違いが出るのです。
- ダレ面(丸みを帯びている面): プレス加工で打ち抜かれた際のエッジが丸い側(パンチが入る側)。
- バリ面(角が鋭い面): エッジが立っている側(金型の反対側)。
一般的には、「部品側(負荷がかかる側)にダレ面を向ける」のが良いとされる場合や、逆に「エッジを効かせるためにバリ面を外側に向ける」など諸説ありますが、Eリング単体の機能としてはどちら向きでも固定は可能です。
ただし、精密な機械の場合や、設計図面で指定がある場合はそれに従う必要があります。分解する前に元々どちら向きについていたかを確認しておくのがベストでしょう。特に指定がなければ、そこまで神経質になる必要はありません。
(出典:株式会社アマダ『板金加工の基礎講座Ⅱ バリの方向』)
再利用時の注意点:隙間が広がっていないかチェック

先ほども触れましたが、再利用する場合は「隙間の広がり」を最終チェックしてください。軸にはめた状態で、指で触って簡単に外れそうだったり、ゆるゆるだったりする場合は、迷わず新品に交換してください。
新品のEリングは数百円で手に入りますが、事故や機械の破損はそれ以上のコストがかかります。
「迷ったら交換」を合言葉に、安全な整備を心がけてください。
eリングの外し方に関するよくある質問

最後に、Eリングの着脱作業に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。作業前の最終確認としてご活用ください。
- Eリングプライヤーがない時の代用品で最強なのは?
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最も実用的なのは「先端が薄い小型のマイナスドライバー」、もしくは「精密ドライバーセットのマイナス」です。Eリングの狭い隙間にしっかりと入り込み、テコの原理を効かせやすいためです。ただし、金属同士は滑りやすいため、怪我をしないよう慎重な作業が求められます。
- Eリングのサイズはどこを測ればいいですか?
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Eリング自体の外径や内径ではなく、「取り付けるシャフト(軸)の直径」を測ってください。Eリングの呼び寸法(E-◯など)は、適合する軸の直径(mm)を表しています。例えば、軸の太さが7mmなら「E-7」というサイズのリングを選びます。リングの内径を測ってしまうとサイズ選びを間違える原因になるので注意が必要です。
(出典:MISUMI(ミスミ)『E形止め輪』) - ラジオペンチで外そうとしたら滑ってしまいます。コツは?
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ラジオペンチは先端が金属同士で滑りやすいため、以下の工夫を試してみてください。
①潤滑剤(CRC-556など)を少量吹いて摩擦抵抗を減らす。
②リングの背面を指でしっかり押さえながら作業する。
それでも滑る場合は、サイズが合っていない可能性が高いため、精密ドライバーでの「テコの原理」方式に切り替えることをおすすめします。無理に続けるとパーツを傷つける原因になります。 - ダイソーやセリアにEリングプライヤーは売っていますか?
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2025年現在、ダイソーやセリアなどの100円ショップでは「Eリング専用プライヤー」は販売されていません。釣具売り場にある「スプリットリングプライヤー」は用途が異なるため代用できません。100均で揃えるなら「精密ドライバーセット」が最良の選択肢です。無理に代用工具を探すより、補助ツールを充実させる方が近道です。
まとめ:eリングの外し方は「飛ばさない対策」が最重要!

Eリングの外し方について解説してきましたが、最も大切なポイントをおさらいしましょう。
- 専用工具がない場合は、精密マイナスドライバーで代用可能(ただし慎重に!)。
- 作業は必ず「透明なビニール袋の中」で行い、紛失を100%防ぐ。
- 極小サイズ(2-3mm)はラジオペンチでは掴めないことが多い。
- 一度変形したEリングは再利用せず、数百円の新品セットに交換する。
- 取り付け後は必ず「回転チェック」をして脱落を防ぐ。
たかが小さな部品ですが、Eリング一つがないだけで機械全体が動かなくなってしまいます。「飛ばさない工夫」さえすれば、自宅にある道具でも十分にメンテナンスは可能です。
もし頻繁にメンテナンスをするのであれば、トラブルを未然に防ぐために、専用のEリングプライヤーを工具箱に一つ入れておくことを強くおすすめします。その数百円の投資が、週末の楽しいメンテナンス時間を守ってくれるはずです。

