こんにちは。パワーツールラボ運営者 TAKAです。
寒い冬の朝、一番頼りにしているファンヒーターが突然動かなくなる。しかも、見たことのない「HHH」というエラー表示が出て、電源プラグを抜き差ししても、長押ししても、ウンともスンとも言わない…。この絶望的な状況、本当によく分かります。部屋の温度はどんどん下がっていくし、修理に出すにしても時間がかかるし、どうにかして今すぐ温まりたいと焦ってしまいますよね。
実はこの「HHH」という表示、単なる故障のお知らせではありません。あなたの命や家を守るために、機器が「これ以上動いたら危険だ」と判断して、自らシステムをロックした(鍵をかけた)状態なのです。ネット上には「裏ワザ」として解除方法が出回っていますが、そのリスクを正しく理解せずに実行するのは、ブレーキの壊れた車を無理やり走らせるようなもので非常に危険です。
今回は、工具や機械のメンテナンスを長年行ってきた私の経験に基づき、ダイニチファンヒーターのHHHエラーについて、緊急時の解除方法から、その後に必ず行うべき「根本的な修理手順」、そしてプロに任せるべき引き際まで、包み隠さず解説します。
- HHHエラーが表示される本当の意味と、緊急解除の具体的な手順
- なぜエラーが出たのか?原因となる「シリコン」と「フレームロッド」の関係
- 自分で分解・清掃して完全に直すための写真付き詳細ステップ
- 修理に出すか、買い替えるか?損をしないための費用対効果の判断基準
【緊急対応】ダイニチファンヒーターHHHエラーの解除方法と危険性

まずは、今まさに目の前で点滅し、あなたを困らせている「HHH」という表示をどうにかしたいですよね。このセクションでは、HHHエラーがなぜ表示されるのかというメカニズムと、緊急時に行う解除手順について解説します。ただし、これからお伝えする方法は、あくまで「一時的な応急処置」であり、リスクを伴うことを十分に理解して読み進めてください。
HHH表示の意味とは?「不完全燃焼」防止のインターロック

結論から申し上げますと、HHHエラーは「不完全燃焼防止装置」や「再点火防止機能」が作動し、システムが完全にロックされた状態(インターロック)を指します。通常の「E」から始まるエラー(E02やE03など)とは次元が違い、メーカー側が「これ以上使い続けると一酸化炭素中毒や火災の危険があるため、強制的にユーザー側での操作を無効化しました」という、最終警告のサインなのです。
このエラーが表示されると、電源プラグを抜いて一晩放置しても、コンセントを差し直しても解除されません。これは、ファンヒーター内部の基板にある「不揮発性メモリ(電源を切ってもデータが消えないメモリ)」に、「危険な状態である」という情報が書き込まれてしまうからです。メーカーとしては、ユーザーが安易に使い続けて事故になるのを防ぐため、(出典:ダイニチ「診断結果エラー表示HHH」)にあるように「修理が必要」という判断を下しているのです。
いきなりHHHが出ることは実は稀です。
【機種別一覧】ボタン操作によるエラー解除手順(※自己責任)

ここからは、ネット上で共有されている具体的な解除手順をお伝えしますが、大前提としてメーカー保証の対象外となる行為です。また、機種によっては内部の基板に直接触れる必要があるため、感電やパーツ破損のリスクがあります。「どうしても今すぐ解除して、その後に必ず清掃修理を行う」という覚悟がある方のみ、自己責任で実行してください。
ダイニチ製ファンヒーター(主にFWシリーズなど)の多くは、以下の手順で解除できるケースが報告されています。
電源プラグを抜く。感電防止のため必須です。コンセントから抜いた状態で作業を開始します。
前面パネルを開ける。本体側面の下部にあるネジ(左右2本)をプラスドライバーで外します。※「ファンヒーターガード」がある場合は先に外します。前面パネルを手前に引いて持ち上げると外れます。
基板のボタンを探す。前面パネルを外すと、右側(操作パネルの裏側あたり)に緑色の基板が見えます。基板上に「小さな白い四角いボタンスイッチ」があるか探してください。
解除コマンド入力。コンセントを差し込みます(感電注意!)。基板上の「白いリセットボタン」を押しながら、同時に操作パネルの「-(マイナス)ボタン」や「自動」ボタンなどを長押しします。※「ピー」という音が鳴り、表示が消えれば解除成功です。
元に戻す。コンセントを抜き、配線を挟まないようにパネルを戻してネジ止めします。
※機種(製造年)によって、「延長ボタン+マイナスボタンの同時長押し」だけで解除できるものや、基板のリセットボタンのみで解除できるものなど、バリエーションがあります。最近のモデルほど、物理的に分解しないと解除できない仕様(安全対策)になっている傾向があります。もし上記の方法で解除できない場合は、基板自体が故障している可能性も考えられます。
なぜHHHが出る?「シリコン付着」と「フレームロッド」の関係

「ちゃんと換気していたのにHHHが出た」「まだ買って2〜3年なのに壊れた」という声をよく聞きます。実は、HHHエラーの最大の原因は機械的な寿命や故障ではなく、「シリコン」の付着によるセンサー不良なのです。
ファンヒーターの内部、炎が燃えている場所には「フレームロッド」という、金属の棒(炎検知センサー)が突き出ています。この棒は、炎が持っている「電気を通す性質(導電性)」を利用して、「今、正常に火が燃えているか」を常に監視しています。炎の中に微弱な電流を流しているんですね。
シリコンは高熱の炎にさらされると化学反応を起こし、「二酸化ケイ素」という白い粉状の物質に変化します。
心当たりはありませんか?以下の製品をファンヒーターのある部屋で使っていると、驚くほど早くシリコンが付着し、最悪の場合ワンシーズンでHHHエラーになります。
- 洗い流さないトリートメント、ヘアスプレー、ヘアムース
- 衣類の柔軟剤(部屋干し時、洗濯物から揮発します)
- 防水スプレー、静電気防止スプレー、アイロン用スプレー
- 家具用の艶出しワックススプレー
私のもとへ相談に来る方の多くが、「そういえば朝、ヒーターの前で髪をセットしていた」とおっしゃいます。何気ない日常の習慣が、エラーの引き金になっているのです。
【絶対禁止】清掃せずに解除だけを繰り返すとどうなる?

ここがこの記事で一番お伝えしたい、命に関わる重要なポイントです。「解除コマンドがわかったから、とりあえず解除して使い続けよう」というのは絶対にやめてください。
なぜなら、HHHが表示された原因(フレームロッドに付着したシリコン汚れ)を取り除かない限り、センサーは正しく機能しないからです。無理やり解除して再点火しても、センサーは炎を正しく検知できず、数分から数時間で再び「E03」や「HHH」エラーを出して停止します。
さらに恐ろしいのは、これを何度も繰り返していると、「本当に空気不足で不完全燃焼を起こしている時」にも、センサーが正常に反応できなくなるリスクがあることです。
- 本来なら安全装置が働いて止まるべき危険な状態で、燃焼が続いてしまう。
- 結果として、室内に無臭の有毒ガス(一酸化炭素)が充満する。
- 気づかないうちに一酸化炭素中毒になり、最悪の場合は死に至る。
「寒くて我慢できない」という気持ちは痛いほど分かりますが、解除操作はあくまで「修理・清掃を行って、正常な状態に戻すための準備」だと捉えてください。汚れを落とさずにロックだけ外すのは、火災報知機の電池を抜いて放置するのと同じくらい危険な行為です。
解除操作はあくまで「修理・清掃を行って、正常な状態に戻すための準備」だと捉えてください。
E02・E03・E13エラーとHHHの違いと対処法

HHHという絶望的なエラーが出る前には、必ずと言っていいほど「前兆」となるエラーコードが表示されています。それぞれの違いを理解しておくことで、致命的なロック状態を防ぐことができます。
| エラーコード | 状態・意味 | 主な原因と対処法 |
|---|---|---|
| E02 | 着火ミス 点火動作をしたけれど火がつかない。白煙が出ることがある。 | 灯油切れ、水混入、点火プラグ(放電部)の汚れ。 →給油する、変質灯油を抜く、点火プラグの清掃で直ることが多い。 |
| E03 | 途中消火・燃焼制御装置作動 燃焼中に火が消えた、または炎を検知できなくなった。 | フレームロッドのシリコン付着が最大の原因。 →この段階でフレームロッドを磨けばHHHにはなりません。気化器の故障の可能性もあり。 |
| E13 | 換気不足・不完全燃焼防止装置作動 酸素不足や不完全燃焼の兆候を検知した。HHHの一歩手前。 | 換気不足、エアフィルターの埃詰まり、フレームロッドの誤検知。 →換気する、フィルター掃除。それでも出るならシリコン付着の可能性大。 |
| HHH | 長期使用・安全装置作動(ロック) E13や不着火などが連続して発生したため、強制停止。 | 上記のエラーを無視して使い続けた結果。 →部品交換や分解清掃(オーバーホール)が必須。 |
E13やE03が頻発している段階で、「フィルター掃除」や「フレームロッド研磨」を行えば、HHHによる完全ロックは確実に防げます。「たまに止まるけど、延長ボタンを押せば動くからいいや」と放置していると、最終的にHHHになり、高い修理費を払うか買い替える羽目になります。
E13やE03が頻発している段階で、「フィルター掃除」や「フレームロッド研磨」を行えば、HHHによる完全ロックは確実に防げます。
HHH解除方法で直らない場合は?ダイニチファンヒーターの根本修理と予防

エラー解除だけでは解決にならないことが、よくお分かりいただけたかと思います。では、どうすれば完全に直るのでしょうか。ここでは、自分でできるメンテナンス(フレームロッド清掃)の具体的な手順と、プロに任せるべき判断基準について、費用対効果の面からシビアに解説します。
自分で直せる?フレームロッドのシリコン除去・清掃手順

自己責任にはなりますが、DIYや機械いじりが得意な方であれば、シリコンで汚れたフレームロッドを物理的に磨くことで、新品同様に復活させられる可能性があります。私もジャンク品などを修理する際、最も効果があるのがこの作業です。
まず、前面パネルを外します(解除手順と同じ)。次に、内部にある「燃焼室」を覆っている銀色の金属カバーを外します。通常、数本のネジで止まっていますが、下部のツメが噛んでいることがあるので、少し持ち上げるようにして手前に引くと外れます。この時、液晶パネルと繋がっている配線を無理に引っ張らないよう注意してください。
カバーを外すと、バーナー(火が出るところ)が見えます。バーナーの近くに、「L字型」などに曲がった金属の棒が数本突き出ているはずです。
1本は「点火プラグ(高電圧で火花を散らす棒)」で、もう1本(または2本)が「フレームロッド(炎検知センサー)」です。シリコンが付着していると、金属特有の光沢がなくなり、全体が真っ白に粉を吹いたようになっていたり、白く濁ったガラス質でコーティングされています。
ここが一番の山場です。フレームロッドの表面に付いた白い被膜を、紙やすり(サンドペーパー)で削り落とします。
コツは、「金属の地肌が見えてピカピカになるまで、徹底的に磨く」ことです。白い部分が少しでも残っていると、そこが絶縁体となってエラーが再発します。棒の裏側や、根元の部分も忘れずに磨いてください。ただし、力を入れすぎて棒を曲げないように注意しましょう。位置がズレると正常に検知しなくなります。
削り終わったら、削りカスや手の油分を綺麗に拭き取ります。ここで「除光液(アセトン入り)」や「パーツクリーナー」を染み込ませた綿棒やウエスで拭き上げると完璧です。
あとは、分解と逆の手順で元通りに組み立てます。特に、燃焼室カバーのパッキン(ガスケット)がズレていないか、ネジの締め忘れがないかを確認してください。隙間があると、そこから熱風や排気ガスが漏れて大変危険です。
私もジャンク品などを修理する際、最も効果があるのがこの作業です。
コツは、「金属の地肌が見えてピカピカになるまで、徹底的に磨く」ことです。
必要な道具(サンドペーパー等)と分解時の注意点

この作業を安全かつ確実に行うために必要な道具は以下の通りです。どれもホームセンターや100円ショップで揃います。
- プラスドライバー(サイズNo.2が一般的。柄の長いものが奥まったネジを回すのに便利です)
- 紙やすり(サンドペーパー)(#400〜#600番程度。#100番などの粗すぎるものは傷が深くなりすぎるのでNGです。逆に#1000番など細かすぎるとシリコンが削れません)
- 除光液またはパーツクリーナー(仕上げの脱脂・清掃用)
- 綿棒・キッチンペーパー・ウエス(拭き取り用)
- スマホのカメラ(分解前の状態を撮影しておくため)
特に、燃焼室カバーのパッキン(ガスケット)がズレていないか、ネジの締め忘れがないかを確認してください。
業者修理 vs DIY vs 買い替え!費用対効果の比較判断

ここまで手順を読んで「自分には難しそうだな」「失敗して火事になったら嫌だな」と思った方も多いでしょう。無理をする必要は全くありません。ここでは、お金と時間の面から、あなたにとって最適な選択肢をシミュレーションしてみましょう。
業者修理(メーカー・家電量販店)
(出典:ダイニチ「修理のご依頼」)によると、石油ファンヒーターの修理費用の目安は以下の通りです。
- 技術料+部品代:約6,000円〜15,000円(税込)
- 出張修理の場合:別途出張費がかかる場合があります。
- 持込修理の場合:販売店への持ち込み手数料がかかる場合があります。
確実に直りますし、プロによる点検もしてもらえるので安心感は最強ですが、修理代だけで新品価格の半分〜7割近くかかってしまうこともあります。
確実に直りますし、プロによる点検もしてもらえるので安心感は最強ですが、修理代だけで新品価格の半分〜7割近くかかってしまうこともあります。
新品への買い替え
一般的な石油ファンヒーターの寿命は「6年〜8年」と言われています。(出典:NITE「石油ファンヒーターの使用に係る事故について」)などの資料でも、長期使用による経年劣化事故への注意喚起がなされています。
もし、お使いのファンヒーターが製造から10年以上経過しているなら、私は迷わずダイニチ 家庭用石油ファンヒーターへの買い替えをおすすめします。
理由はシンプルかつ経済的です。
- 10年経つと、フレームロッド以外の部品(送風モーター、電磁ポンプ、気化器)も寿命を迎え、次々と壊れる可能性が高い(修理貧乏になる)。
- 修理部品のメーカー保有期間(製造打ち切り後6年〜9年)が終了しており、そもそも修理できない場合がある。
- 最新機種の方が、省エネ性能(Wエコプラスなど)や着火スピード(ダイニチの代名詞ですね!)が劇的に進化している。
修理に1万円〜1.5万円出すなら、あと少し足して2万円台の新品を買った方が、保証も3年ついてきますし、長い目で見れば安上がりで安全かなと思います。
再発を防ぐ!ヘアスプレーや柔軟剤との正しい付き合い方

修理や買い替えでファンヒーターが直ったとしても、あなたの生活環境が変わらなければ、またすぐにシリコンが付着してHHHエラーになります。悪循環を断ち切るために、以下の習慣を取り入れましょう。
「そんなに神経質にならなきゃいけないの?」と思うかもしれませんが、フレームロッドは炎の状態を監視する非常に繊細なセンサーなんです。
少しの気遣いで、機器の寿命が何年も伸びますよ。
- スプレー使用時のルール:ヘアスプレー、寝癖直し、制汗スプレーなどを使う時は、必ずファンヒーターを停止し、できれば洗面所など別の部屋で使う。
- 換気の徹底:スプレー使用後はすぐに運転せず、十分な換気を行ってシリコン成分を屋外へ追い出してから点火する。
- 洗濯物の部屋干し:柔軟剤をたっぷり使った洗濯物をファンヒーターの温風で乾かしていませんか?柔軟剤に含まれるシリコンが揮発して吸い込まれます。部屋干しする際は換気を良くするか、ヒーターから離しましょう。
- フィルター清掃:背面の空気取入口フィルターをこまめに掃除することで、内部へのホコリ(シリコンが付着したホコリ)の侵入を減らせます。
寿命のサイン?修理を諦めて廃棄すべきタイミング

HHHエラー以外にも、以下のような症状がある場合は、内部の重要部品が深刻な劣化を起こしている可能性が高いです。修理を諦めて廃棄(買い替え)すべきサインと言えます。
- 異常な臭い:点火時や消火時に、目に染みるような酸っぱい臭いや、強烈な生ガスの臭いがする(気化器の故障)。
- 異音:運転中に「ガー」「キーン」「ブーン」という大きな音が鳴り続ける(モーターやベアリングの摩耗)。
- 油漏れ:本体の下に灯油が染み出している、タンクの口金から漏れている(これは火災直結の危険信号です!即廃棄してください)。
- 炎の色がおかしい:炎が赤く伸びてススが出る、炎が安定せずボッボッと息継ぎをする。
これらは単なる汚れではなく、部品の寿命です。火災のリスクがありますので、「もったいない」と思わずに処分を検討してください。処分方法は自治体のルール(粗大ごみ、不燃ごみなど)に従い、灯油は必ず抜き取ってから出しましょう。
火災のリスクがありますので、「もったいない」と思わずに処分を検討してください。
ダイニチファンヒーターHHHエラーに関するよくある質問
- HHHエラー解除ボタンは外側のどこにありますか?
-
残念ながら、外装に「解除ボタン」はありません。多くの機種では、分解して内部基板のリセットボタンを押すか、操作パネルの「-」ボタンと「延長」ボタンなどの特定の組み合わせを長押しする必要があります。これらは取扱説明書には記載されていない、修理技術者向けの操作だからです。
- シリコン除去を行わずに解除だけするとどうなりますか?
-
一時的に点火して動くかもしれませんが、フレームロッドが絶縁されたままなので、炎を検知できません。すぐに「E03(途中消火)」や「HHH」エラーが再発して止まります。また、不完全燃焼防止装置が正常に働かない状態で使うことになり、一酸化炭素中毒のリスクが高まります。
- 修理に出すと期間はどれくらいかかりますか?
-
メーカーや時期によりますが、冬の繁忙期(12月〜2月)だと、引き取りから返却まで2週間以上かかることも珍しくありません。その間暖房がないのは辛いので、修理を待たずに即日発送の新品購入(最新モデルなど)を選ぶ方が多いのが現実です。
- HHH解除後に白い煙が出るのはなぜですか?
-
白煙は、灯油が気化せずに液体のまま燃焼室に出てしまっている(過剰供給)か、不完全燃焼を起こしている証拠です。非常に危険ですので、直ちに使用を中止し、部屋の窓を全開にして換気を行ってください。解除操作の失敗や、気化器の故障が疑われます。
まとめ:安全第一で判断を。不安ならプロへの依頼を推奨
今回はダイニチファンヒーターのHHHエラーについて、緊急の解除方法から、根本的な修理手順まで解説しました。記事の要点をまとめます。
- HHHは「危険信号」であり、システムが安全のためにロックした状態。
- むやみに解除するのはリスクがある。必ず原因除去(清掃)とセットで行うこと。
- 主な原因はヘアスプレーなどのシリコン付着。フレームロッドの研磨で直ることが多い。
- DIY分解は自己責任。自信がない場合や、製造から10年以上の古い機種は買い替えが賢明。
- 日頃からシリコン製品の使用環境に気をつけ、換気を徹底する。
DIYで直せれば、確かに数千円の出費で済みます。しかし、そこには「安全」という見えない代償が含まれていることを忘れないでください。
ご家族の安全と、暖かい冬を守るためにも、ご自身のスキルと機器の状態を冷静に見極めて、「修理」か「買い替え」かのベストな選択をしていただければと思います。
それでは、暖かい部屋で快適な冬を過ごせますように。パワーツールラボのTAKAでした。

