コロナファンヒーターHH解除方法|安全な手順と注意点

こんにちは。パワーツールラボ運営者 TAKAです。

寒い冬の朝、スイッチを入れたら突然表示される「HH」のエラーコード。何度ボタンを押してもピクリとも動かず、部屋はどんどん冷えていく……本当に焦りますよね。「えっ、故障?買い替えなきゃダメ?」「修理に出したらいくら取られるんだろう」と、不安でいっぱいになるお気持ち、痛いほどよく分かります。

実はこのHHエラー、ある特定の手順を踏めば、ご自身で解除して再稼働させることができる可能性があります。修理に出せば数週間かかるところを、わずか10分程度で暖かい部屋を取り戻せるかもしれません。

ただし、一つだけ約束してください。この作業はメーカーが推奨する方法ではありません。HHエラーが出るということは、ファンヒーターが何らかの「危険信号」を発している証拠でもあります。だからこそ、単にエラーを消すだけでなく、なぜそうなったのかを知り、安全に使い続けるための知識を持つことが絶対に必要です。

この記事では、安全第一をモットーに、解除手順と再発防止策を解説します。

この記事でわかる事
  • コロナファンヒーターHHエラーの強制解除手順
  • 解除前に絶対確認すべき危険なサイン
  • 修理に出すべきか買い替えるべきかの損益分岐点
  • エラーを再発させないためのメンテナンス方法
目次

コロナファンヒーターHH解除の手順と事前準備

まずは、目の前で動かなくなってしまったファンヒーターを復活させるための具体的な手順について解説していきます。ただし、いきなりドライバーを握るのは待ってください。HHエラーが表示された背景には必ず理由があります。安全に使い続けるための基礎知識と準備から一緒に確認していきましょう。

HHエラーとは?解除前に知るべき基礎知識

まず結論からお伝えすると、「HHエラー」は故障そのものではなく、危険を防止するための「インターロック(再点火防止機能)」が作動した状態です。

コロナ製のファンヒーターには、「E4」というエラーコードがあります。これは「不完全燃焼」や「途中失火」を検知した際に出る警告です。通常なら換気やフィルター掃除で直るのですが、このE4エラーが短期間に何度も繰り返されると、内蔵コンピューターが「これ以上運転を続けるのは危険だ」と判断し、操作を一切受け付けない「HH」ロックをかけます。

HHエラーの2つの段階

  • HH点滅(警告段階)
    E4エラーが連続して4回発生した状態です。まだコンセントの抜き差しなどで一時的に動くこともありますが、すでに黄色信号です。
  • HH点灯(完全ロック)
    E4エラーが連続して7回発生した状態です。完全にロックされ、どのボタンを押しても反応せず、コンセントを抜いても解除できません。今回解説する解除手順が必要になるのはこの状態です。

多くのユーザーさんが「壊れた!」と勘違いしてしまうのですが、これは機械があなたを一酸化炭素中毒や火災から守ろうとして止まっている正常な動作なんですね。(出典:株式会社コロナ『石油ファンヒーター|エラーサイン一覧』)によると、この状態は「点検または修理が必要です」と定義されており、基本的にはプロによる診断が必須の状態です。

これを「裏コマンド」のような基盤操作で強制的に解除することは技術的に可能ですが、それはあくまで「自己責任での応急処置」であると認識してください。根本的な原因(内部の汚れや部品劣化、不良灯油など)を取り除かないまま解除だけを繰り返すと、最悪の場合、不完全燃焼による一酸化炭素中毒などの重大事故につながるリスクもゼロではありません。

まずは「なぜロックがかかったのか」を理解した上で、慎重に作業を進めていきましょう。

解除前の安全チェックリスト【必読】

作業を始める前に、必ず以下のチェックリストを確認してください。もし一つでも該当する項目があれば、絶対に自分で解除しようとせず、直ちに使用を中止して修理を依頼するか、買い替えを検討してください。これらを無視して解除を行うことは、命に関わる危険性があります。

【危険】即・使用中止すべき5つの症状

  • 1. 灯油漏れ:床が濡れている、または本体下部に油が溜まっている。
  • 2. 刺激臭:部屋に入った瞬間、目がチカチカしたり、喉が痛くなるような刺激臭がする。(不完全燃焼の兆候)
  • 3. 酸っぱい臭い:点火時や消火時に、お酢のような酸っぱい臭いがする。(変質灯油の使用)
  • 4. 電源コードの異常:コードが異常に熱くなっている、被膜が破れている、焦げ跡がある。
  • 5. 焦げ臭さ:本体からプラスチックやゴムが焦げたような臭いがする。

特に注意が必要なのが「灯油の状態」です。昨シーズンの残り灯油(持ち越し灯油)を使っていませんか?
(出典:日本ガス石油機器工業会『不良灯油の使用禁止』)でも強く警告されていますが、直射日光や高温で保管された灯油は酸化して「変質灯油」になります。色は透明から「薄い黄色」や「茶色」に変色し、臭いも酸っぱくなります。これを使用すると、芯やノズルにタールが付着し、E4エラーの根本原因となります。

また、設置環境も見直しましょう。カーテンや家具がファンヒーターに近づきすぎていませんか?背面は30cm以上、側面は10cm以上のスペースが必要です。これらの安全確認がすべてクリアできて初めて、次のステップへ進むことができます。

必要な道具と作業時間の目安

HH解除の作業自体は、実はそれほど難しくありません。DIYに慣れていない方でも、落ち着いてやれば5分〜10分程度で完了する作業です。特別な電気工事士の資格や、高価な専門工具も必要ありません。

必要な道具は以下の通りです。作業を始める前に手元に準備しておきましょう。

準備するものリスト

  • プラスドライバー:一般的なサイズ(No.2)のもの。前面パネルを固定しているネジを外すのに使います。
  • ゼムクリップ(金属製):書類をまとめる一般的なクリップです。1本あればOK。これを伸ばしてU字型にし、基盤のピンをショートさせるために使います。
    ※カラーコーティング(ビニール被膜)されているものは電気が通らないため不可です。必ず銀色の金属が露出しているものを用意するか、カッターで被膜を剥がしてください。
  • 掃除機:解除ついでに、エラーの主原因であるフィルターのホコリを除去するために用意します。
  • 軍手:前面パネルの端は金属板そのものです。手を切らないように、着用を強くおすすめします。

作業スペースとしては、ファンヒーターの前面パネルを開けるために、前方に畳一枚分くらいのスペースがあると作業しやすいですね。暗い場所での作業は誤配線やショートのリスクがあるため、明るい場所で行うか、懐中電灯を用意してください。

機種別対応表|あなたの型番は解除可能?

「うちのファンヒーターは古いけど大丈夫?」「最新機種でもできるの?」と不安に思う方もいるでしょう。基本的に、過去10年〜15年以内に発売されたコロナ製ファンヒーターであれば、内部構造は大きく変わっていないため、多くの機種で同じ解除方法が通用します。

まずは本体の側面や背面に貼られている銀色のシールを見て、型番(FH-〇〇〇〇)を確認してください。

スクロールできます
シリーズ名特徴・見分け方解除可否の目安エラー発生傾向
G32シリーズ
(例:FH-G3218BY)
最も普及しているスタンダードモデル。ホームセンター等で安価に販売。
(情報多数あり)
非常に多い。
センサーが敏感な傾向。
STシリーズ
(例:FH-ST3619BY)
操作パネルが大型で見やすいモデル。普通
VXシリーズ
(例:FH-VX4620BY)
消臭シャッター付きの上位モデル。比較的少ない。
作りが堅牢。
WZシリーズ
(例:FH-WZ3621BY)
リモコン付きの最上位モデル。
(基盤位置が異なる場合あり)
少ない

特に問い合わせや検索が多いのが、G32シリーズなどの廉価モデルです。このシリーズは比較的安価で手に入りやすい反面、ネット上の口コミや知恵袋を見ると「購入してすぐにエラーが出た」「HHエラーになりやすい」という声が多く見られます。

基盤にある「調整ピン」の位置は、多くの機種で「前面パネルを外して右側の基盤」にあります。ただし、年式や機種によっては左側にあったり、基盤のレイアウトが多少異なったりすることもあります。

「調整ピンが見当たらない!」という場合は、無理に探して適当な場所を触るとショートして完全に故障する原因になるので、深追いは禁物です。

これから解説する手順は、主にG32シリーズやSTシリーズなどをベースにしていますが、基本原理は共通しています。ご自身の機種と照らし合わせながら進めてみてください。

HH解除の全手順

それでは、いよいよ実際の解除手順に入ります。ここからは電気部品を扱う作業になるので、手順を飛ばさず慎重に進めてください。

【重要】作業前のお約束
必ずコンセントを抜いてから作業を開始してください。通電したまま分解すると感電のリスクがあります。また、この方法はメーカー保証の対象外となる行為です。すべて自己責任で行ってください。

STEP
前面パネルを取り外す

まずは本体の下部にあるネジをプラスドライバーで外します。通常は左右に1本ずつ、合計2本の場合が多いですが、機種によっては中央下部にもう1本隠れていることもあります。
ネジを外したら、前面パネルの下側を手前に少し引き、そのまま上に持ち上げるようにするとパネルが外れます。パネルは薄い金属製でエッジが鋭いことがあるので、軍手をして、手を切らないように注意してください。

STEP
基盤と調整ピンを確認する

パネルを外すと、右側(機種によっては左側)に緑色の電子基盤が見えます。この基盤の中に「調整ピン」と呼ばれる、2本の金属ピンが飛び出している箇所を探してください。
基盤にはいろいろな文字が白くプリントされていますが、ピンの近くに「調整」「ADJ」といった文字が書かれていることが多いです。二つの小さな金属の突起が並んでいる場所です。他の部品に触れないよう、慎重に位置を特定してください。

STEP
コンセントを差し、調整ピンをショートさせる

ここからが緊張の瞬間です。安全を確保した状態で、コンセントを差し込みます(まだ電源ボタンは押しません)。
準備したゼムクリップ(U字にしたもの)の両端を、先ほど見つけた2本の調整ピンに同時に接触させます。これを「ショート(短絡)」と言います。
うまく接触し電気が通ると、本体から「ピッ」という電子音が鳴ります。

STEP
表示を「IL-00」に変更する

「ピッ」と音がしたら、本体の液晶画面を見てください。おそらく数字が表示されているはずです(例:IL-05、IL-07 など)。
この状態で、本体の「温度調節ボタン(-マイナス)」を何度か押してください。数字が減っていき、表示を「IL-00」にします。
※機種によっては「-」ではなく「+」ボタンで操作する場合や、「延長」ボタンを押す場合もあります。反応しない場合は他のボタンも試してみてください。
※「IL」はインターロック(Inter Lock)の略だと思われます。

STEP
再度ショートさせて完了

液晶画面が「IL-00」になったことを確認したら、もう一度、先ほどの調整ピンをクリップでショートさせます。
再度「ピッ」と音がして、液晶の表示が消え(または時刻表示に戻り)れば解除完了です!

STEP
元に戻して動作確認

一度コンセントを抜き、前面パネルを元通りにはめ込み、ネジを締めます。
再びコンセントを差し、電源ボタンを押してみてください。いつも通り「給油」などのランプが点灯し、運転が開始されれば大成功です。

解除がうまくいかない時の対処法

「手順通りやったはずなのに、うまくいかない……」という場合も焦らないでください。よくある失敗パターンと対処法をまとめました。

  • パターン1:「ピッ」と音がしない
    原因:クリップの接触不良が最も考えられます。
    対処法:クリップのコーティングが邪魔していませんか?金属部分が露出しているか再確認してください。また、ピンに触れる力が弱すぎると反応しません。ピンセットなど、より確実に挟める道具に変えてみるのも手です。ただし、手が震えて隣の部品に触れてしまうとショートの原因になるので注意してください。
  • パターン2:IL-00の表示にならない
    原因:ボタン操作のタイミングや回数不足。
    対処法:機種によっては「-」ボタンではなく、「+」ボタンで操作する場合もあります。また、ボタンを長押しする必要があるケースもあるので、いくつかパターンを試してみてください。
  • パターン3:解除してすぐにまたHHが出る
    原因:これは解除失敗ではなく、ファンヒーターのSOSです。
    対処法:不完全燃焼の原因(フィルター詰まり、不良灯油、気化器の故障など)が解消されていないため、センサーがすぐに危険を検知して再度ロックをかけています。この状態で無理に解除を繰り返すのは非常に危険です。次の章で解説するメンテナンスを徹底的に行うか、それでもダメなら修理・買い替えを検討すべき最終段階です。

コロナファンヒーターHH解除後の安全対策と判断基準

無事にHHエラーが消えて動き出したとしても、まだ安心はできません。「なぜエラーが出たのか?」という根本的な問題が解決されていない限り、いつまた止まるかわからないからです。ここからは、解除した後に必ず行うべき安全対策と、これ以上使うべきかどうかの判断基準について解説します。

解除後の正常動作チェック方法

強制解除後の最初の点火は、最も注意が必要です。点火してから10分程度は、ヒーターの前から離れずに以下の項目をチェックしてください。五感をフルに使って異常がないか確認しましょう。(出典:日本ガス石油機器工業会『石油機器の安全な使い方』)を参考に、正常な燃焼状態を見極めます。

正常動作チェックリスト

  • 炎の色:のぞき窓から見える炎は「青色」ですか?
    → 正常な炎はブルーです。赤やオレンジ色の炎がチラついている、または炎が大きくなったり小さくなったり安定しない場合は不完全燃焼を起こしています。即停止してください。
  • 臭い:点火時特有のにおい以外に、刺激臭や焦げ臭いにおいはしませんか?
    → 目がしみるような臭いは、未燃焼ガスが出ている証拠です。非常に危険です。
  • :燃焼音は一定ですか?
    → 「ボッボッボッ」と息継ぎするような音や、「キーン」という高い異音がする場合は、電磁ポンプや気化器の不調です。
  • 温風:ちゃんと暖かい風が出ていますか?
    → 生温かい風しか出ない、風量が極端に弱い場合も要注意です。

もし一つでも「おかしいな」と感じたら、もったいないと思わずすぐに電源を切ってください。その直感は正しいことが多いです。

HHエラーが再発する原因と予防策

HHエラーの引き金となる「E4エラー(不完全燃焼)」を防ぐために、私たちができるメンテナンスは主に3つあります。

1. フィルター掃除を徹底する(週1回推奨)

最も多い原因がこれです。背面のファンフィルターにホコリがびっしり詰まっていませんか?空気がうまく取り込めないと酸欠状態になり、不完全燃焼を起こします。掃除機で吸うだけでなく、汚れがひどい場合は中性洗剤で水洗いして、完全に乾かしてから取り付けてください。これだけで劇的に改善することも多いです。

2. シリコン製品の使用をやめる

意外な盲点ですが、ヘアスプレー、柔軟剤(部屋干し)、化粧品、ツヤ出しスプレーなどに含まれる「シリコン」はファンヒーターの大敵です。シリコン成分が燃焼部に吸い込まれると、白い酸化物がフレームロッド(炎検知センサー)に付着し、絶縁体となってしまいます。すると、炎が出ているのに「火が消えた」と誤検知し、エラーを頻発させます。ファンヒーターを使っている部屋では、これらを使わないようにするか、使う時は必ず換気をして一時的にヒーターを消すようにしましょう。

3. 新しい灯油を使う

先ほどもお伝えしましたが、古い灯油は万病の元です。もしタンクの中に去年の灯油が残っているなら、もったいないですが全て廃棄し(ガソリンスタンド等で処分)、新しい灯油に入れ替えてください。タンクの底に水が溜まっている場合もあるので、スポイトなどで底の水抜きをするのも効果的です。

修理費用の相場と買い替えの判断基準

メンテナンスをして、解除手順も試した。それでもHHエラーが再発する、あるいは怖くて使えない……という場合は、プロに任せる(修理)か、新しく迎える(買い替え)かの決断が必要です。

ここで重要なのが「修理費用の相場」です。コロナのサービスセンターに依頼した場合の一般的な目安を見てみましょう。

  • 出張修理:技術料+部品代+出張費 = 約12,000円 ~ 20,000円
  • 持込修理:技術料+部品代 = 約8,000円 ~ 15,000円

※料金は地域や故障箇所により異なります。

部品代(気化器やフレームロッドなど)自体は数千円ですが、技術料と出張費がかさみます。ここで冷静に考えてみてください。新品のスタンダードモデル(G32シリーズなど)の実売価格は、時期にもよりますが15,000円〜20,000円程度で購入できることが多いです。つまり、修理代と新品価格がほとんど変わらない、あるいは修理代の方が高いというケースが非常に多いのです。

TAKAの判断基準:買い替えの分岐点

  • 使用年数が6年以上経過している
    (出典:株式会社コロナ『ストーブは何年くらい使うことができますか』)によると、設計標準使用期間は8年です。6年を超えると他の部品も寿命が近いため、修理しても別の場所が壊れる可能性大。買い替え推奨。
  • G32シリーズなどの廉価モデルを使っている
    → 修理コスパが悪いため、買い替え推奨。
  • VXシリーズなど上位モデルで、購入後3〜4年以内
    → 元値が高いので、修理して長く使う価値あり。

もし買い替えを検討されるなら、個人的にはコロナの「VXシリーズ」以上をおすすめします。消臭シャッター付きでホコリが入りにくく、作りもしっかりしており、G32シリーズに比べてエラー報告が少ない印象です。または、電気が不要で災害時にも強い「石油ストーブ(反射式・対流式)」を選択肢に入れるのも賢い選択です。

株式会社コロナ VXシリーズ公式ページ

メーカー公式サポートと保証期間の確認

「まだ買って1年経ってないよ!」という方は、絶対に自己解除しないでください。保証期間内であれば、無償で修理してもらえる権利があります。

ただし、今回紹介したような分解・改造行為を行うと、保証期間内であっても保証が無効になる可能性が高いです。保証書や購入時のレシートを確認し、期間内であればまずはメーカーへ相談しましょう。また、一部のモデル(VXシリーズ、WZシリーズなど)は、メーカー保証が3年ついている場合もあります。

株式会社コロナ 修理受付窓口

  • 固定電話から:0120-919-302(フリーダイヤル)
  • 携帯電話から:0570-550-992(ナビダイヤル・有料)
  • 受付時間:365日 24時間受付

(出典:株式会社コロナ『修理・アフターサービスに関するお問い合わせ先』)

使用中の危険サインと即停止すべき症状

最後に、命を守るためにこれだけは覚えておいてください。不完全燃焼による一酸化炭素(CO)中毒の怖さです。

一酸化炭素は無色透明で無臭です。「なんか臭いな」と思う前に、静かに体に影響を及ぼします。(出典:東京消防庁『住宅で起きる一酸化炭素中毒事故に注意!』)によると、以下のような症状が出た場合は、すでに危険な状態である可能性があります。

  • 軽い頭痛:こめかみが締め付けられるような鈍い痛み(風邪と勘違いしやすい)。
  • 吐き気・めまい:なんとなく気分が悪い、立ち上がるとふらつく。
  • 手足のしびれ:思うように体が動かなくなる。

「HHエラーを解除したんだから大丈夫」という過信は禁物です。解除したということは、安全装置を一度強制的に黙らせたということ。使用中は必ず1時間に1〜2回の換気を徹底してください。もし上記の症状を感じたら、すぐに窓を開け、新鮮な空気を吸ってください。

コロナファンヒーターHH解除に関するQ&A

最後に、よく検索されている疑問についてお答えします。

HH解除は自分でやっても法的に問題ない?

自分の所有物を自分で修理・改造すること自体は法律で禁止されていません。しかし、それによって火災などの事故が起きた場合、メーカーの製造物責任(PL法)は問えず、すべて自己責任(重過失)として扱われる可能性があります。賃貸物件などで火災を起こすと、賠償責任が重大になるので、リスクを十分理解してください。

HH点滅と点灯の違いは何?

「点滅」は警告段階(E4エラーが4回連続)、「点灯」は完全ロック(E4エラーが7回連続)です。点滅の段階なら、コンセントの抜き差しで一時的に復帰することもありますが、点灯すると基盤操作(今回の解除手順)以外では復帰しません。

解除後すぐにまたHHが出る場合の対処は?

これは「直っていない」証拠です。フィルター掃除や換気を行っても即座にエラーが出る場合、気化器やポンプなどの重要部品が物理的に故障している可能性が高いです。これ以上の自己解除は危険ですので、修理か買い替えを決断してください。

G32シリーズはなぜエラーが多いの?

ネット上の口コミを見てもG32シリーズのエラー報告は多いですね。廉価モデルゆえにコストダウンされた部品が使われている可能性や、センサーの感度設定によるものなど諸説ありますが、公式な見解はありません。ただ、構造上ホコリが入りやすい(シャッターがない)ことも一因かなと思います。

まとめ|コロナファンヒーターHH解除の要点

今回はコロナファンヒーターのHHエラー解除方法について解説しました。暖房が使えない緊急事態、少しでもお役に立てたなら幸いです。

この記事のまとめ
  • HHエラーは不完全燃焼を防ぐための安全装置(ロック機能)。
  • 自己責任だが、基盤の調整ピンをショートさせることで強制解除は可能。
  • 解除手順は5分〜10分で完了するが、事前の安全チェックは必須。
  • 解除後もエラーが頻発する場合は、修理代と新品価格を比較して買い替え検討を。
  • 命に関わるので、換気と異常サイン(臭い・炎の色)には敏感になってください。

「裏技」はあくまで一時的なピンチヒッターです。安全で暖かい冬を過ごすために、最終的には無理のない判断をしてくださいね。TAKAでした。

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