ダイソンの掃除機やドライヤーが突然赤く点滅して、まったく動かなくなった。そんな状況に直面して、焦っていませんか?
「これって故障?」「修理に出すしかないの?」「バッテリーを買い替えないとダメ?」と、不安ばかりが膨らみますよね。実はダイソンの赤い点滅は”エラーコード”であり、点滅の回数によって意味がまったく異なります。すべてが故障確定というわけではありませんし、自分で解決できるケースも少なくありません。
この記事では、ダイソンの赤い点滅について、機種別・回数別の原因早見表から、保証の確認方法、自分でできるリセット手順、バッテリー交換時の注意点まで、正しい対処順序に沿ってすべて解説しています。「まだ保証が使えたのに、知らずに自費でバッテリーを買ってしまった」という後悔をしないためにも、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
なお、リセットを試しても改善しなかった場合は、バッテリー交換が必要になるケースがほとんどです。保証期間外の方は、早めに在庫と価格を確認しておくと安心ですよ。
- ダイソンの赤い点滅が示すエラーコードの意味と、機種別・回数別の原因早見表
- 掃除機とドライヤーで赤点滅の原因がまったく違う理由と、それぞれの対処法
- バッテリーを買う前にやるべき保証確認と、費用ゼロで試せる4つのリセット方法
- 純正・互換バッテリーの比較、交換後も直らない場合の最終手段、正しい廃棄方法
ダイソン赤い点滅の意味を回数と製品別に解説

ダイソンのコードレス掃除機の赤い点滅を見ると、「壊れたかも」と思ってしまうのは当然のことです。でも実は、赤い点滅はすべてが故障を意味するわけではありません。点滅の回数がそのまま”エラーコード”になっていて、回数ごとに原因や深刻度が異なるんですね。さらに、掃除機とドライヤーでは赤点滅の意味自体がまったく別物です。
このセクションでは、まず赤い点滅の基本的な意味を押さえたうえで、機種別・回数別の原因早見表、そして製品カテゴリごとの違いまで、順を追って解説していきます。
- 赤い点滅はエラーコード|まず回数を数えよう
- 【早見表】機種別・点滅回数別の原因と対処法
- 赤点滅4回の意味と最短リセット手順
- 赤点滅32回はバッテリー寿命のサイン
- ドライヤー・ヘアケア製品の赤点滅は別原因
それでは、各項目について詳しく見ていきましょう。
赤い点滅はエラーコード|まず回数を数えよう

「赤く点滅して動かない。何が起きているの?」と動揺してしまう気持ち、よく分かります。でも、まず落ち着いて点滅回数を数えることが、解決への最短ルートなんですね。
ダイソン公式サポートのトラブルシューティングページでも、最初のステップとして「赤い点滅の回数を数えてください。LEDは何回点滅しますか?」と明確に案内されています。点滅回数が4回なのか、10回なのか、32回なのかによって、原因も対処法もまるで変わってきます。
また、V7やV8の取扱説明書を見ると、赤い点滅には2種類の記述があることが分かります。ひとつは「赤(点滅):一時的なエラー(例:低温または高温環境下のため)」、もうひとつは「赤(点滅):エラー(ダイソンお客様相談室までご連絡ください)」というものです。つまり、すべての赤点滅が重大なトラブルを意味するわけではないんですね。
ちなみに、V11シリーズ(SV21等)のように液晶ディスプレイを搭載している機種では、点滅ではなくエラーコードが文字で表示されることもあります。お使いの機種がどのタイプか確認したうえで、次の早見表に進んでみてください。
実際に「充電中に赤く点滅するのと、使おうとして点滅するのは意味が違うと分かった」という体験談もあるように、点滅するタイミングにも注目することが大切です。トリガーを引いて赤く点滅する場合と、充電器を差した状態で赤く点滅する場合では、疑うべき原因が異なることがあります。なお、ダイソン公式のトラブルシューティングFAQページでは「赤色LEDライトが12回以上点滅する(V6,V7)」「赤色LEDライトが点滅する(V8,V10)」と、機種ごとに表記が分かれている点も押さえておくとよいかなと思います。
赤い点滅はエラーコード。故障確定ではなく、回数で原因が分かる仕組みになっている
【早見表】機種別・点滅回数別の原因と対処法

点滅回数を数えたら、次はお使いの機種と照らし合わせて原因を特定しましょう。「自分の掃除機がどのケースに当てはまるのか」を一目で確認できるよう、機種別・回数別の早見表を作成しました。スマホでご覧の方は横にスクロールできますので、該当する行を探してみてくださいね。
| 点滅回数 | 主な原因 | 該当機種の目安 | 対処法 |
|---|---|---|---|
| 4回 | バッテリーの劣化・充電ケーブルの不具合 | V6 / V7 / V8(SV10) | 接点清掃・充電ケーブル確認 → 改善しなければバッテリー交換 |
| 10回 | バッテリー消耗(公式は即問い合わせ推奨) | V6 / V7 / V8 / V10 | ダイソンお客様サービスセンターへ連絡。保証期間内なら無償交換の可能性あり |
| 12回以上(V6の判断基準) | バッテリーが原因(12回未満ならバッテリー以外の可能性) | V6 | 12回以上→バッテリー交換。12回未満→詰まり確認・モーター点検 |
| 20回 | バッテリーの寿命 | V10(SV12) | バッテリー交換で復帰するケースが多い |
| 32回 | バッテリー不良(セル電圧の不均衡・ロック状態) | V6 / V7 / V8 / V10 / DC62など | バッテリー交換がほぼ必須。保証期間内なら無償交換対象 |
(出典:ダイソン公式『交換用バッテリー』ページ)では、「赤色ランプが12回以上点滅する=バッテリー交換が必要な時の目安」と明記されています。
Yahoo!知恵袋でも「V8なのかSV10なのか、型番の対応関係が分からなくてバッテリー購入に困った」という声が多く見られます。不安な場合は、ダイソンお客様相談室に電話して型番を伝えるのが最も確実ですよ。
なお、V6シリーズについては「12回以上の赤点滅ならバッテリーが原因、12回未満で赤点滅が止まるならバッテリー以外(詰まりやハンチング現象など)が原因の可能性がある」という判断基準があります。これはV6ユーザーにとって非常に重要な情報なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
V6シリーズについては「12回以上の赤点滅ならバッテリーが原因、12回未満で赤点滅が止まるならバッテリー以外(詰まりやハンチング現象など)が原因の可能性がある」という判断基準があります。
赤点滅4回の意味と最短リセット手順

赤点滅のなかでも最も多いのが4回の点滅です。「V8が赤いライトを4回点滅させるんだけど、どうすればいい?」という声はRedditやYahoo!知恵袋にも非常に多く寄せられています。2年ほど使用した頃に発生するケースが目立ちますね。
赤点滅4回は、主にバッテリーの劣化や不具合を示すエラーコードです。Redditのダイソン公式アカウントも「それはバッテリーの問題です。カスタマーサポートにご連絡ください」と回答しています。ただし、すぐにバッテリーを購入するのはちょっと待ってください。実は充電ケーブル(充電器側)の故障が原因だったというケースも報告されているからです。
価格.comの口コミでは「バッテリーが赤の点滅4回。サポートに問い合わせると、バッテリーではなく充電ケーブルの故障の可能性があるとのこと」という事例が紹介されています。つまり、4回点滅=バッテリー交換確定ではなく、まず充電器周りの確認が先なんですね。
そこで、バッテリーを購入する前に試してほしいリセット手順を、コストゼロの方法から順番にご紹介します。
充電器のプラグを抜き、本体との接続部分を柔らかい布や綿棒で清掃します。別のコンセントでも試してみてください。ケーブルに折れや傷がないかも目視でチェックしましょう。
バッテリーを一度取り外し、接点部分を清掃してから、しっかりと再装着します。接触不良が原因の場合はこれだけで直ることがあります。
電源ボタンを10秒以上押し続けることで、内部のリセットが行われます。一時的なソフトウェアエラーをクリアする効果があるとされています。
長野市の修理店ブログでも「赤ランプが4回点滅するだけ。充電ケーブルと接触が悪いのかと思い直接挿してみたがダメ」という事例が紹介されており、最終的にはバッテリー交換で解決しています。ただし、充電ケーブルの接触不良で直る可能性もゼロではないため、上記の手順を試してから判断するのが賢明です。
これらの手順を試す前に、まず保証期間内かどうかを確認してください。ダイソンには2年間のメーカー保証があり、保証期間内であればバッテリーの無償交換を受けられる可能性があります。
赤点滅32回はバッテリー寿命のサイン

32回の赤点滅は、ダイソンのコードレス掃除機のエラーコードのなかで最も深刻なバッテリー不良のサインです。「充電ケーブルを差すと赤点滅が32回。V7のバッテリーが死んだみたい」「純正バッテリーは8,000円かぁ」といった声がブログやSNSに数多く寄せられていて、ショックを受けるユーザーがとても多い症状ですね。
Redditのダイソンコミュニティでは、32回点滅の技術的な原因について詳しい解説がされています。それによると、ダイソンのバッテリーにはCPU(制御回路)が内蔵されており、バッテリー内部の複数のセル間で電圧の不均衡が発生すると、CPUがこれを異常と判断して「無期限使用停止状態(ロック状態)」に入るとのことです。この状態になると、充電器に接続しても解除できず、基本的にはバッテリー交換しか解決策がありません。
なぜこのロック状態が発生するのかをもう少し詳しく説明しますね。リチウムイオンバッテリーは複数のセル(電池の最小単位)で構成されていますが、長期間の使用や過放電、高温環境での保管によって、セルごとの劣化スピードに差が生じます。ある特定のセルの電圧だけが極端に下がると、バッテリー内蔵のCPUが安全上の理由からバッテリー全体を使用停止にしてしまうんです。これがいわゆる「32回点滅」の正体です。
ただし、ごく稀にですが、24時間程度放置(充電器から外した状態で完全放電放置)することで復帰したという報告もRedditコミュニティに存在します。確実な方法ではありませんが、バッテリーを購入する前に一度試してみる価値はあるかもしれませんね。
一方で、保証期間内であれば無償でバッテリーを交換してもらえる可能性が高いです。「スイッチを押して32回赤く点滅する場合はバッテリー不良。保証期間内なら交換用のバッテリーの部品を無償で送ってくれる」という体験談もあります。あるブロガーさんは、購入1年半でダイソンが不調になり、保証期間内だったため無事に無償交換できたと報告しています。
- まず保証期間を確認:2年以内なら無償交換の可能性が高い。ダイソンお客様相談室(0120-295-731)に電話するのが最も確実
- 24時間放置を試す:充電器から外した状態で丸一日放置し、再度充電を試みる(確実ではない)
- 改善しなければバッテリー交換:セル電圧のロック状態はリセットでは解消されないため、バッテリーの交換が必要
32回点滅で保証期間外の場合は、バッテリー交換がほぼ必須となります。お使いの機種に対応したバッテリーの在庫状況は、以下から確認できます。
バッテリーの寿命や交換時期の見極めについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事でバッテリーが劣化するメカニズムや交換費用の目安を詳しくまとめていますので、あわせてチェックしてみてください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

32回点滅でバッテリー交換が必要と分かったけれど、リセットでは解決しなかった場合は、この記事の後半「ダイソン赤い点滅を自分で直す手順と最終判断」で具体的な手順を解説していますので、そちらに進んでくださいね。
ドライヤー・ヘアケア製品の赤点滅は別原因

「ダイソンが赤く点滅した」と検索すると掃除機の情報ばかり出てきますが、実はダイソン スーパーソニック(ドライヤー)やダイソン エアラップでも赤点滅は発生します。そして、掃除機とドライヤーでは赤点滅の原因がまったく異なるという点が非常に重要です。
掃除機の赤点滅がバッテリーのエラーコードであるのに対し、ドライヤー・エアラップの赤点滅は主にフィルター詰まりによる過熱保護機能の作動が原因です。これらはコード式(有線)の製品であり、リチウムイオンバッテリーとは無関係なんですね。「故障というよりも安全保護機能が働いているケースが多い」というのが実態です。フィルターが詰まると吸気が不足し、内部温度が上昇して安全停止する仕組みになっています。
ダイソン スーパーソニック(HD17)の公式取扱説明書によると、赤点滅の症状には以下のパターンがあります。
| 症状 | 意味 | 対処法 |
|---|---|---|
| LEDが黄色で点滅 | フィルターのお手入れが必要 | フィルターを清掃する |
| 3つの赤色LEDがすべて点滅 | 一時的なエラー | 電源を切り、プラグを抜いて再起動 |
| 白色と赤色のLEDが一斉に点滅 | 深刻なエラー | 使用を中止し、ダイソンお客様相談室へ連絡 |
エアラップ(Airwrap)についても、ダイソン公式サポートページで「赤いLEDライトはフィルターの清掃を促すもの」と明記されています。Redditでも「エアラップが赤く点滅して止まった。底にあるフィルターが詰まるとそうなる」という報告が多数見られますし、「エアラップは定期的にフィルター掃除が必要と知らなかった」という初心者ユーザーの声も少なくありません。
フィルター詰まりが原因なら、清掃するだけで簡単に直るケースがほとんどです。HD08シリーズの公式マニュアルに記載されている清掃手順をご紹介しますね。
ハンドルを握り、フィルターカバーを反時計回りに回して取り外す
フィルターカバーを引き下げ、乾いた布または柔らかいブラシでホコリを除去する
本体の丸印とフィルターカバーの丸印を合わせて、カチッとロックされるまで戻す
「エアラップのフィルターを掃除し続けているのに、まだランプが点滅する」という声もRedditに寄せられていますが、その場合は歯ブラシで丁寧にこする、クレンジングシャンプーで洗ってよくすすいで完全に乾かす、といった方法で改善したという報告もあります。それでも直らない場合は、モーターや基板の故障の可能性があるため、ダイソンお客様相談室に相談するのが安心です。
なお、フィルター清掃を繰り返しても改善しない場合は、フィルター自体が劣化している可能性もあります。交換用フィルターの在庫は以下から確認できます。
ドライヤー・エアラップの赤点滅は、掃除機のバッテリーエラーとはまったくの別原因
ダイソン赤い点滅を自分で直す手順と最終判断

原因が分かったら、次は「どうやって直すか」ですよね。ここからは、実際に自分で対処するための具体的な手順を解説していきます。
ただし、ここで最もお伝えしたいのは「行動する順序」がとても大切だということです。「赤点滅=バッテリー交換」と思い込んで、いきなりバッテリーを購入してしまう方が非常に多いのですが、実はその前にやるべきことがあります。保証期間内であれば無料で交換してもらえる可能性がありますし、リセット操作だけで直るケースもあるんです。「保証の存在を知らずに自費で買ってしまった」という後悔の声は本当に多く見かけます。そうならないために、正しい順序で進めていきましょう。
- まず保証を確認|無料交換できるか3分で判定
- 保証期間外でも試せる4つのリセット方法
- バッテリー交換の前に知るべき注意点
- バッテリー交換後も直らない場合の次の一手
- 古いバッテリーの正しい廃棄と予防メンテ
それでは、各項目について詳しく見ていきましょう。
まず保証を確認|無料交換できるか3分で判定

赤い点滅が出たら、バッテリーを買う前にまず確認すべきは保証期間です。ダイソンには2年間のメーカー保証があり、保証期間内であればバッテリーの無償交換を受けられる可能性が高いんですね。ダイソン公式の製品登録ページにも「万が一のトラブルも安心。ご登録いただくと、2年間の無料保証が受けられます。修理や交換もスムーズにご案内します」と明記されています。
あるブロガーさんは「購入1年半でV10が赤点滅10回。Facebookで教えてもらって初めて2年保証の存在を知った」と語っています。メールで問い合わせたところ部品が届き、「知らなければ自費で8,000円払っていた」とのこと。この3分の確認で数千円〜1万円以上の出費を防げるのですから、絶対にやっておきたいステップですよね。
保証を確認するために必要なのは、お使いの製品のシリアルナンバー(製造番号)です。機種によって記載場所が異なりますので、以下を参考に探してみてください。
| 機種 | シリアルナンバーの記載場所 |
|---|---|
| V7コードレス | クリアビンの裏側 |
| V8コードレス | 本体底面に貼付された製品ラベル |
| その他の機種 | バッテリーを取り外した際に見える、ハンドル内部のシール |
(出典:ダイソン公式『製造番号(シリアルナンバー)の確認方法』)
シリアルナンバーは「JPを含む英数字13桁」の形式です(例:123-JP-ABC1234A)。確認できたら、以下の方法で保証ステータスを調べましょう。
まだ製品登録をしていなかった場合でも、今から登録できます(購入日の入力が必要です)。保証期間が過ぎてから数ヶ月以内なら、保証対応してくれるケースもあるとの報告もあります。保証が切れていても、ダメ元で相談してみる価値はありますよ。
保証期間外でも試せる4つのリセット方法

「保証はもう切れていた…」という方もいらっしゃいますよね。でも大丈夫です。バッテリーを購入する前に、費用ゼロで試せるリセット方法がまだ4つあります。簡単な方法から順番に試していきましょう。
【リセット①】充電器の抜き差し・接点清掃
充電ドック(壁掛けユニット)や充電ケーブルの接点にホコリや汚れが溜まっていると、充電不良を引き起こすことがあります。充電器のプラグを抜き、本体との接続部分を柔らかい布や綿棒で丁寧に拭きましょう。水や液体は使用しないでください。また、別のコンセントでも試してみることで、コンセント側の問題を切り分けられます。「充電ケーブルを何度も抜き差ししたが直らなかった。バッテリー購入後に充電ケーブルが原因だったと判明」という声もあるため、充電器周りの確認は念入りに行ってくださいね。
【リセット②】電源ボタン10秒以上長押し
電源ボタン(トリガー)を10秒以上押し続けることで、本体の内部リセットが行われます。これは一時的なソフトウェアエラーをクリアする効果があるとされています。簡単に試せる方法なので、まずはこちらを試してみるのがおすすめです。
【リセット③】バッテリーの取り外し・接点清掃・再装着
バッテリーを一度取り外し、バッテリーと本体の接点部分を柔らかい布で清掃してから、しっかりと再装着します。接触不良が原因の赤点滅であれば、これだけで解消することがあります。
【リセット④】温度環境の調整(低温・高温エラーの解消)
V7やV8の取扱説明書には「赤(点滅):一時的なエラー(例:低温または高温環境下のため)」という記述があります。冬場の玄関先や倉庫、夏場の車内など、極端な温度環境に置いていた場合は要注意。常温の室内(20℃前後)に移して20〜30分ほど待ってから再度試してみてください。温度が原因の一時的なエラーであれば、これだけで復帰する場合があります。Redditでも「夏場の車内など高温環境に長時間放置してバッテリーが劣化した」という報告があり、保管環境の見直しも重要です。
バッテリーの取り外し手順は機種ごとに異なります。V6やDC62はネジ式、V7以降はワンタッチ式など、世代によって構造が違うので注意が必要です。具体的な手順がわからない方は、こちらの記事で全機種の外し方を写真付きで解説していますので、参考にしてみてください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

過放電(バッテリー残量0%のまま長期放置すること)のほうがバッテリーにとっては深刻なダメージになります。掃除中にバッテリーが切れたら、できるだけ早く充電器に戻すことを心がけてくださいね。
バッテリー交換の前に知るべき注意点

リセットを試しても直らず、いよいよバッテリー交換が必要となった場合、「純正品にするか、互換品にするか」で迷う方は多いですよね。ここでは、後悔のない選択ができるよう、コスト・安全性・保証の3つの軸で比較します。
まず知っておいていただきたいのが、非純正(互換)バッテリーに関する重大なリスクです。ダイソン公式の『お客様へ大切なお知らせ』ページでは、「調査を行ったすべての事故において、火災の原因が純正品ではないバッテリーパックであったことを確認した」と公表されています。
さらに、公的機関からも注意喚起が出されています。(出典:NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)『「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意』)では、非純正バッテリーによる建物全焼を含む深刻な火災事故が報告されており、「安全対策が劣る非純正バッテリーが抱えるリスクについて理解する」よう呼びかけています。また、(出典:経済産業省『「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意』)でも、非純正バッテリーでの事故の場合「機器本体のメーカー側からの対応や補償も受けられないおそれがある」と注意喚起されています。
| 比較項目 | 純正バッテリー | 互換バッテリー |
|---|---|---|
| 価格(税込・目安) | V6:約8,800円 / V7:約9,020円 / V8:約9,350円 / V10:約13,200円 / V11:約13,200〜16,500円 | 4,000〜7,000円程度 |
| 安全性 | ダイソン品質基準をクリア。発火事故の報告なし | 品質にばらつきが大きい。NITEや経済産業省が発火リスクを注意喚起 |
| メーカー保証 | 本体の保証に影響なし | 互換品を使用すると本体のメーカー保証が失効する可能性あり |
| 耐久性 | 設計寿命どおりの使用が期待できる | 「半年でダメになった」「1ヶ月で故障」という声もある一方、「3ヶ月後も問題なく動いている」という声もあり |
※純正バッテリーの価格は変動する場合があります。最新価格はダイソン公式『交換用バッテリー』ページでご確認ください。
互換バッテリーを全否定するつもりはありませんが、もし互換品を選ぶ場合は最低限の安全基準を満たした製品を選ぶことが大切です。具体的には、PSEマーク(電気用品安全法の適合マーク)の取得とPL保険(生産物賠償責任保険)への加入が確認できる製品を選んでください。Yahoo!知恵袋のベストアンサーでも「互換品バッテリーを使用しているならBMSがちゃんとしてない製品も多く半年でダメになるケースが多い」という声があり、安さだけで飛びつくのはリスクが高いかなと思います。
また、(出典:消費者庁『リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう』)でも、リチウムイオン電池使用製品全般の取扱いについて注意が呼びかけられています。バッテリー選びは安全に直結する問題ですので、慎重に判断することをおすすめします。
互換バッテリーの安全性や信頼できるメーカーの選び方について、より詳しい比較情報が気になる方は、こちらの記事でPSEマーク対応品やPL保険加入メーカーの一覧を掲載していますので、購入前の判断材料にしてみてください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

なお、V8シリーズには仕様の異なる3種類のバッテリーが存在するため、購入前に必ず本体底面のシールで型番を確認してください。「SV10とV8は同じなのかが分からなくて困った」という声も多く見られます。型番が不安な場合は、ダイソンお客様相談室(0120-295-731)に電話して確認するのが最も確実です。
お使いの機種に対応したバッテリーの最新価格・在庫状況は、以下から確認できます。
互換品を選ぶ場合は最低限の安全基準を満たした製品を選ぶことが大切です。具体的には、PSEマーク(電気用品安全法の適合マーク)の取得とPL保険(生産物賠償責任保険)への加入が確認できる製品を選んでください。
バッテリー交換後も直らない場合の次の一手

「バッテリーを新品に交換したのに、まだ赤く点滅する…」。これは本当にショックですよね。Redditや知恵袋にも「インターネットで調べてバッテリーを交換したが、新しいバッテリーにしてもまだ赤く点滅している」という絶望的な声が複数寄せられています。
バッテリーを交換しても赤点滅が消えない場合、バッテリー以外の部分に原因がある可能性が高いです。あるブロガーさんは「保証期間内にバッテリー交換したが直らず、最終的に本体ごと回収・修理となった。2度手間になったが公式対応は迅速だった」と報告しています。焦らず、以下の順番で確認を進めてみてください。
①充電アダプター(充電器)の断線チェック
見落とされがちですが、充電ケーブルの内部で断線が起きているケースは意外と多いです。「新しくバッテリーを変えても充電できない場合は充電器側に問題がある」という指摘もあります。Yahoo!知恵袋でも「ACアダプタの断線とか?断線で充電できなくなった上にバッテリーも使いすぎて死亡したケース」という体験が報告されています。別のコンセントを試す、ケーブルに傷・折れ・緩みがないか確認する、純正の充電器を使っているか確認する、の3点をチェックしましょう。なお、充電コードの断線は修理ではなく充電器(完成品)の交換になり、部品代と手数料がかかります。
充電器の故障が疑われる場合は、充電器の在庫を確認しておきましょう。
②本体側の接点清掃
バッテリーと本体の接続部分に汚れや酸化が生じていると、新しいバッテリーを装着しても正常に通電しないことがあります。柔らかい布で接点を丁寧に拭き、端子に腐食や変色がないか目視で確認してみてください。
③V6の「12回基準」による原因判定
V6シリーズの場合、赤点滅が12回以上ならバッテリーが原因、12回未満で赤点滅が止まるならバッテリー以外が原因(詰まりやモーターなど)という判断基準があります。新しいバッテリーに交換した後でも12回未満の点滅が出る場合は、本体内部の詰まりやモーターの問題を疑いましょう。
④モーター・基板の故障の可能性
電源を入れるとすぐに赤点滅して停止する、ブオンブオンとオンオフを繰り返す(ハンチング現象)、バッテリー交換後も症状がまったく変わらない、といった症状が出ている場合は、モーターや制御基板の故障が疑われます。Yahoo!知恵袋でも「ハンチング現象(ブオンブオン)が起きているならバッテリー以外が原因。詰まりや汚れを疑う」というアドバイスが見られます。これらの症状に当てはまる場合は、自己修理の範囲を超えていますので、ダイソン公式の修理サービスに相談するのが最善です。
⑤ダイソン公式修理センターへ相談
ダイソンでは修理サービスを提供しています。ダイソンお客様相談室(0120-295-731、午前9:00〜午後5:30)に連絡するか、ダイソン公式サポートページからオンラインで相談しましょう。症状と、これまでに試した対処法(バッテリー交換済みであることなど)を伝えると、スムーズに対応してもらえますよ。
なお、修理費用が高額になる場合は、思い切って最新モデルへの買い替えも選択肢に入ります。最新のV15シリーズやGen5detectは液晶画面でエラー内容が文字表示され、赤点滅で悩むこと自体が大幅に減っています。
- 充電アダプターの断線や接触不良をチェック
- 本体側の接点を清掃し、バッテリーを再装着
- V6なら12回基準で原因を切り分ける
- ハンチング現象などモーター・基板故障の兆候がないか確認
- すべて試してダメなら、公式修理センターへ相談(0120-295-731)
古いバッテリーの正しい廃棄と予防メンテ

バッテリーを交換したら、古いバッテリーの処分方法も知っておく必要があります。「ダイソンのバッテリーの捨て方を知らなかった」という方は意外と多いのですが、リチウムイオンバッテリーは一般ゴミや燃えないゴミとして捨てることはできません。ゴミ収集車や処理施設での発火事故の原因にもなっており、正しい方法で廃棄することが法律上も求められています。
(出典:消費者庁『リチウムイオン電池使用製品による発火事故に注意しましょう』)でも、リチウムイオン電池の正しい廃棄・リサイクルの重要性が啓発されています。
廃棄手順は以下の3ステップです。
バッテリーの金属端子がむき出しのまま他の金属と接触すると、ショートして発火するリスクがあります。必ずビニールテープやセロハンテープで端子を覆ってください。
本体に装着したまま持ち込まないようにしましょう。
最寄りの回収ボックス設置場所は、JBRC(一般社団法人JBRC)の協力店・協力自治体検索ページで検索できます。お住まいの地域を入力するだけで、近くの回収拠点を一覧表示できますよ。なお、ヤマダ電機では膨張・破損しているバッテリーは回収不可となっていますのでご注意ください。
せっかく新しいバッテリーに交換したのですから、「次は同じ失敗を繰り返したくない」と思いますよね。赤い点滅を再発させないための日常メンテナンスのポイントもまとめておきます。
過放電を避ける、長期不使用時は少し減らした状態で本体から取り外して保管する、使用直後の充電を避ける、月1回のフィルター水洗い清掃を行う。日常のちょっとした心がけでバッテリー寿命は大きく変わります。
バッテリーの寿命は通常使用で数年が目安ですが、毎日MAXモードで0%まで使い切るようなハードな使い方をすると、2年未満で寿命が来ることもあります。日常のちょっとした心がけで寿命は大きく変わりますので、ぜひ意識してみてくださいね。
ダイソン赤い点滅に関するよくある質問

- ダイソンの赤い点滅は故障確定ですか?すぐ修理が必要?
-
いいえ、赤い点滅は故障確定ではありません。ダイソンの赤い点滅は「エラーコード」であり、点滅回数によって意味が異なります。低温や高温の環境下による一時的なエラーであれば、常温の場所に移すだけで復帰する場合もあります。公式取扱説明書にも「赤(点滅):一時的なエラー(例:低温または高温環境下のため)」と記載されています。ドライヤーやエアラップの場合は、フィルター清掃で直るケースがほとんどです。まずは落ち着いて点滅回数を数え、この記事の早見表で原因を特定するところから始めてみてくださいね。
- 赤点滅3回・10回・20回はそれぞれ何を意味する?
-
点滅回数ごとの意味は以下のとおりです。赤点滅3回はV8シリーズでバッテリーまたは充電の不具合を示すケースが報告されています。赤点滅10回はバッテリー消耗で、ダイソン公式は「すぐにお客様サービスセンターにご連絡ください」と案内しています。赤点滅20回はV10(SV12)でバッテリーの寿命を意味し、バッテリー交換で復帰するケースが多いです。ただし、機種や製造時期によって点滅回数の意味が異なる場合があるため、ダイソン公式サポートページでの確認もおすすめします。より詳しい機種別の対応表は、この記事の早見表をご覧ください。
- 充電中にも赤点滅が出るのはなぜ?バッテリーと充電器どちらが原因?
-
充電中の赤点滅は、バッテリーの劣化が主な原因ですが、充電器(ケーブル)の故障が原因の場合もあります。見分けるポイントとして、充電器を差してもランプが一切つかない場合は充電器(ケーブル)の故障の可能性が高く、充電器を差すと赤点滅が出る場合はバッテリーの劣化が主に疑われます。価格.comの口コミでは「サポートに問い合わせると、バッテリーではなく充電ケーブルの故障の可能性があると言われた」という事例もあるため、両方の可能性を考えて確認するのが確実です。判断に迷ったら、ダイソンお客様相談室(0120-295-731)に電話で相談するのがおすすめですよ。
- 互換バッテリーに替えたら保証はなくなりますか?
-
はい、互換バッテリーの使用によりダイソン本体のメーカー保証が対象外になる可能性があります。ダイソン公式『交換用バッテリー』ページにも「ダイソン製品には必ず純正のパーツをご使用ください。非純正パーツを使用した場合、保証の対象外となることがあります」と明記されています。保証期間内の方は、まず公式サポートに相談して無償交換の可否を確認するのが最善です。保証期間が過ぎている場合でも、互換品を選ぶ際はPSEマーク取得済み・PL保険加入済みの製品を選ぶことが最低条件ですので、安全基準をしっかり確認してから購入してくださいね。
まとめ|ダイソン赤い点滅の正しい対処順序

ダイソンの赤い点滅は、突然のことで焦ってしまいますよね。でも、この記事で解説してきたように、正しい順序で対処すれば無駄な出費を防ぎながら問題を解決できます。
最後に、ダイソンの赤い点滅が出たときの正しい行動順序を改めて整理しておきますね。
トリガーを引いてLEDの赤い点滅回数を数え、この記事の早見表で原因を特定する
充電器の抜き差し・接点清掃、電源ボタン10秒長押し、バッテリーの再装着、温度環境の調整を順番に試す
バッテリー交換後も直らない場合は、充電アダプターの故障やモーター・基板の問題が疑われるため、ダイソン公式の修理サービスに相談する
「保証を確認する前にバッテリーを買ってしまった」という後悔の声は本当に多いです。この記事を参考に、ぜひ正しい順序で対処してみてくださいね。ダイソンの赤い点滅でお困りの方のお役に立てたら嬉しいです。
バッテリー交換が必要と分かった方は、在庫切れになる前にお使いの機種に合った純正バッテリーを確認しておきましょう。
- ダイソンの赤い点滅はエラーコードであり、点滅回数によって原因と対処法が異なる
- 掃除機はバッテリーエラー、ドライヤー・エアラップはフィルター詰まりが主な原因
- バッテリーを購入する前に、まず2年間のメーカー保証を確認することで無駄な出費を防げる
- 費用ゼロで試せる4つのリセット方法(接点清掃・長押しリセット・再装着・温度調整)がある
- 互換バッテリーは発火リスクと保証失効のリスクがあるため、純正品の使用が推奨される
- バッテリー交換後も直らない場合は、充電器の断線やモーター故障を疑い、公式修理センターへ相談する
- 古いバッテリーは一般ゴミに出さず、端子を絶縁して家電量販店のリサイクルBOXへ持ち込む
※本記事に記載している価格・仕様・対処法は、あくまで一般的な目安です。機種や製造時期によって異なる場合がありますので、正確な情報はダイソン公式サポートページをご確認ください。

