日立掃除機の回転ブラシが回らない原因と対処法!修理か交換か

「あれ?スイッチを入れたのにブラシが回っていない…」

毎日使う掃除機が急に思い通りに動かなくなると、本当に困ってしまいますよね。部屋の隅やカーペットのゴミが吸えなくてイライラしたり、「もしかして故障?買い替えなきゃいけないの?」と予期せぬ出費への不安が頭をよぎったりしてしまうのも無理はありません。

特に日立製の掃除機は吸引力が自慢ですが、高機能な分、ヘッド部分のトラブルにはいくつかの原因が考えられます。でも、安心してください。実は「故障かな?」と思った症状の多くは、メーカー修理に出さなくても自宅で簡単に直せるケースがほとんどなんです。

この記事では、日立掃除機の回転ブラシが回らなくなる原因を徹底的にリサーチし、誰でもすぐに試せる対処法から、万が一故障だった場合の最もお得な解決策までを分かりやすく解説します。焦って高い修理代を払う前に、まずはこの記事の方法を試してみてくださいね。

この記事でわかる事
  • 回転ブラシが止まる4つの主な原因と即時リセット方法
  • ランプの点滅や異音からわかる故障のサイン
  • 修理に出すよりも圧倒的に安く済む解決テクニック
  • 長く使い続けるための正しいメンテナンス方法
目次

日立掃除機の回転ブラシが回らない原因と診断

日立掃除機の回転ブラシが回らない原因と診断

掃除機のヘッドが動かなくなると「モーターが焼き付いたのでは?」と焦ってしまいがちですが、実は安全装置が働いているだけというケースが非常に多いんです。まずは落ち着いて、現在の状況がどのパターンに当てはまるかを確認してみましょう。

ここでは、意外と見落としがちな原因から、ランプの状態による診断方法までを詳しく解説していきます。

  • まず確認すべき4つの原因と即時対処法
  • 保護装置のリセット手順と必要な待ち時間
  • 赤・緑ランプの点滅パターンと意味
  • 症状別診断チャート:故障かゴミ詰まりか
  • パワーヘッドの種類と構造の違い

各項目について詳しく見ていきましょう。

まず確認すべき4つの原因と即時対処法

まず確認すべき4つの原因と即時対処法

「スイッチを入れてもブラシがうんともすんとも言わない」という場合、機械的な故障を疑う前にチェックすべきポイントが4つあります。これらは日立の家電品 お客様サポートでも頻繁に案内されている内容です。「えっ、そんなこと?」と思われるかもしれませんが、修理に出される掃除機の多くが、実はこの「簡単な見落とし」が原因だったりします。

保護装置の作動(最頻出)
これが最も多い原因です。カーペットを強く吸いすぎたり、ブラシにタオルなどを巻き込んだりした際に、モーターの発熱や発火を防ぐために自動的にストップする機能が働きます。「一瞬回って止まる」場合などはこれの可能性が極めて高いです。

手元の設定ミス
意外とあるのがこれです。日立の多くの機種(パワーヘッド搭載モデル)には、手元スイッチに「ブラシ切/入」の切り替え機能があります。お掃除中に指が当たって、無意識に「切」にしてしまっていませんか?まずはカチカチとスイッチを動かしてみてください。

ゴミの噛み込み・詰まり
ブラシの毛の部分だけでなく、見えにくい「軸部分」に髪の毛や糸くずが大量に絡まっていませんか?これが抵抗となり、物理的に回らなくなっているか、上記の保護装置を作動させているケースが大半です。特にペットを飼っているご家庭では要注意です。

機種特有の「アイドリングストップ」機能
CV-SW7000やCV-SW5000などの上位機種には、ヘッドを床から離したり、約45秒以上同じ場所で静止させたりすると、省エネのためにブラシを自動停止する機能があります。これは故障ではなく仕様ですので、再び動かせば回り出します。

多くのユーザーさんが経験するのは、やはり「ゴミの絡まりによる保護装置の作動」です。Yahoo!知恵袋や個人のブログなどでも、「分解してみたら軸の奥に見えない髪の毛がびっしり詰まっていた」という声が多数報告されています。

日立の公式サイトでも、「パワーヘッドを持ち上げると回転が止まる構造になっています」や「長時間吸口を静止していないか確認します」といったチェックポイントが明記されています。もしゴミが見当たらない場合でも、目に見えない内部で抵抗が起きている可能性があります。「壊れた!」と諦める前に、まずは次の項で解説する「保護装置のリセット」と「清掃」を試してみる価値は十分にありますよ。

参考:(出典:日立の家電品『パワーヘッドの回転ブラシが回転しません。』)

保護装置のリセット手順と必要な待ち時間

保護装置のリセット手順と必要な待ち時間

「保護装置が作動しているかも」と思ったとき、どうやって解除すればいいのでしょうか?実は、日立の掃除機には「リセットボタン」のような物理的なスイッチは存在しません。これは多くの家電製品に共通する安全設計です。

保護装置を解除する唯一かつ確実な方法は、「運転を停止して、モーターが十分に冷えるのを待つこと」です。「冷えるまで待つ」と言われても、どれくらい待てばいいのか不安ですよね。具体的な手順と時間の目安を詳しく解説します。

STEP
ステップ1:完全停止

まず、掃除機のスイッチを切ります。

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ステップ2:電源遮断

念のため、電源プラグをコンセントから抜いてください。コードレスの場合はそのままでも大丈夫ですが、より確実にリセットするためにバッテリーを一度取り外すのも有効です。

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ステップ3:原因除去

待っている間に、ヘッドの裏側を確認し、回転を妨げているゴミがあれば取り除きます。ここで原因を取り除かないと、冷えてもまたすぐに止まってしまいます。

STEP
ステップ4:待機(最重要)

そのまま約5分〜60分間放置します。

ここで重要なのが「待ち時間」の長さです。日立の公式マニュアルやサポート情報によると、保護装置の自動解除には5分から最大60分程度かかるとされています。この時間の幅は、その日の室温や、直前までどれくらい連続運転していたか(モーターがどれくらい熱を持っていたか)によって変わるからです。

夏場の暑い部屋で長時間掃除をした後などは、モーター内部の温度がなかなか下がらず、1時間近くかかることも珍しくありません。多くのユーザーさんは「5分待ってスイッチを入れたけど動かないから、やっぱり故障だ」と早合点してしまいがちですが、ここで諦めるのは早すぎます。「もうダメだ」と修理窓口に電話する前に、一度プラグを抜いて、お茶でも飲みながらゆっくり1時間ほど休ませてみてください。忘れた頃にスイッチを入れたら、何事もなかったかのように動き出すことが本当によくあるんですよ。

赤・緑ランプの点滅パターンと意味

赤・緑ランプの点滅パターンと意味

日立の掃除機は、不具合の内容を本体や手元のランプの点滅パターンで教えてくれる賢い機能を持っています。「取説はどこにしまったっけ…」と探す手間を省くために、代表的な点滅パターンとそれが示す意味を一覧表にまとめました。ランプの色や点滅の回数は、掃除機からのSOSサインです。

機種によって多少の違いはありますが、基本的な警告ルールは共通しています。今まさに点滅している方は、以下の表と照らし合わせてみてください。

スクロールできます
ランプの状態考えられる原因対処法
フィルターお手入れランプが点滅
(赤色など)
保護装置の作動
ヘッドのブラシロック、またはフィルターの目詰まりによる温度上昇。
スイッチを切り、ヘッドの異物を除去して熱が冷めるまで(最大60分)待機してください。
本体の赤ランプが点滅
(早い点滅など)
危険信号
モーターへの過度な負荷、パックフィルターの満杯、異物の吸い込み。
紙パックを交換するか、フィルター掃除を徹底的に行ってください。そのまま使い続けると強制停止(保護運転)に入ります。
電池表示ランプが点滅
(コードレスの場合)
電池の高温・異常
連続使用や充電直後でバッテリーが高温になっています。
充電できない、または動かない場合は、直射日光の当たらない涼しい場所で電池を冷ましてください。

特に注意したい「赤色の早い点滅」
ゆっくりとした点滅ではなく、チカチカチカ!と早く点滅する場合、それは単なるゴミ詰まり以上の異常(制御基板のトラブルやモーター自体の不具合)を知らせている可能性があります。保護装置のリセット(放置)を行ってもこの早い点滅が消えない場合は、残念ながら自力修理は難しいかもしれません。

「掃除中に急にランプがチカチカしだして怖かった」という声をよく聞きますが、これは掃除機が「ちょっと苦しいよ!休ませて!」と訴えているメッセージです。これを無視して無理やり使い続けると、モーターが焼き付いて本当に壊れてしまいます(最悪の場合、発煙などのリスクもゼロではありません)。点滅を見たら、すぐに運転を停止してあげることが、愛機を長持ちさせる秘訣です。

参考:(出典:日立の家電品『「パワーヘッド(吸口)」のブラシが回転しません。(スティック)』)

症状別診断チャート:故障かゴミ詰まりか

症状別診断チャート:故障かゴミ詰まりか

「ランプも点滅していないのに動かない」「変な音がする」といった場合、それが自分で直せるレベルなのか、プロによる修理が必要なのかを見極める必要があります。症状別の簡易診断チャートを作成しましたので、ご自身の状況と照らし合わせてみてください。

スイッチを入れて一瞬だけ「ウィ」と動いて止まる
可能性:保護装置の作動(濃厚)
これはモーターを守ろうとする制御が正常に働いています。回転ブラシに強い負荷がかかっています。一見きれいに見えても、軸受け(ブラシの両端)に髪の毛が巻き付いてロックされている可能性が高いです。まずは徹底的な清掃が必要です。後述する分解清掃を試す価値が最も高いパターンです。

パワーヘッドから「ギュルギュル」「ガリガリ」と異音がする
可能性:ゴミ詰まり または ギア・ベルトの破損
「ギュルギュル」という音は、何かが擦れている音か、ベルトが滑っている音です。「ガリガリ」「ガガガ」という硬い音は、内部のギア(歯車)が欠けて噛み合っていない音です。ゴミを取り除いても直らない場合、内部部品の物理的な破損が疑われます。こうなると清掃では直らないため、部品交換が必要です。

全く回らない(音もしない)が、吸引はする
可能性:断線 または モーター故障
ヘッド内部のモーターが完全に停止しているか、本体からヘッドに電気を送る配線が断線している可能性があります。特に多いのが、ホースや延長管の接続部分(金属端子)の接触不良です。端子が汚れていると電気が流れません。綿棒で端子を掃除してみると、嘘のように復活することがあります。

価格.comの掲示板などでも、「パワーヘッドから異音がして、分解してみたら黒い小さな部品が割れていた」という報告があります。異音がする場合は、無理に回そうとせず、部品が破損していないか疑う視点も大切ですね。

パワーヘッドの種類と構造の違い

パワーヘッドの種類と構造の違い

一口に「日立の掃除機」と言っても、実は機種によってヘッドの構造が大きく異なり、トラブルの傾向も違います。自分の機種がどのタイプかを知っておくことは、正しい対処法を選ぶ上でとても重要です。

  • スマートヘッド(PV-BHLシリーズなど)
    最近のスティッククリーナーの主流で、強力な「自走機能(勝手に前に進む力)」が特徴です。その分、モーターへの依存度が高く、ブラシに少しでもゴミが絡むと「重い」と感じたり、安全装置が敏感に働いたりします。「押すときは軽いけど、引くときに重い」と感じたら、回転ブラシの不調のサインかもしれません。
  • かるパック等の従来型ヘッド(CV-PRシリーズなど)
    紙パック式のキャニスター型に多いタイプです。耐久性は高いですが、長年使っていると駆動ベルトがゴムの劣化で伸びてしまい、モーターは回っているのにブラシに力が伝わらない(空回りする)現象が起きやすいです。
  • 高機能機種(CV-SWシリーズなど)
    先ほど紹介した「アイドリングストップ機能」や、床質を検知してパワーを変えるセンサーが付いています。センサー部分(ヘッドの裏にあるレンズのようなもの)にホコリが被っていると、誤作動でブラシが止まることがあります。センサー部分を乾いた布で拭くだけで直ることもあります。

「うちのは古い機種だから寿命かな…」と思う前に、その機種特有の「弱点」や「クセ」があることを理解しておくと、冷静に対処できますよ。例えば、自走式のヘッドは構造上「引く動作」に弱いと言われています。普段からゴシゴシと強く引きながら掃除していると、ギアに負担がかかりやすいので、使い方の見直しも大切ですね。

日立掃除機の回転ブラシが回らない時の修理

日立掃除機の回転ブラシが回らない時の修理

原因がある程度絞り込めたら、次は具体的な解決策に移りましょう。まずは自分ですぐにできるメンテナンスから試して、それでもダメなら修理や部品交換を検討するのが、お財布にも優しい賢い流れです。

ここでは、公式推奨の清掃方法から、コスパ重視のヘッド交換術まで、段階を追って解説していきます。

  • 回転ブラシを取り外して行う清掃手順
  • 自己責任での分解と駆動ベルトの確認
  • 直らない時はヘッドのみ交換がコスパ最強
  • メーカー修理と買い替えの費用比較
  • ヘッドの寿命と耐久性について

各項目について詳しく見ていきましょう。

回転ブラシを取り外して行う清掃手順

回転ブラシを取り外して行う清掃手順

まずは基本中の基本、回転ブラシのお手入れです。「そんなのやってるよ」と思われるかもしれませんが、日立公式が推奨する手順で「軸受け」までしっかり掃除できているか、今一度確認してみてください。ここを掃除するだけで復活するケースが本当に多いんです。

STEP
ヘッドを裏返す

ヘッドの裏側にあるロックスイッチ(レバー)をスライドさせ、ブラシホルダー(カバー)を取り外します。機種によってはコインを使って回すタイプもあります。

STEP
ブラシを引き抜く

回転ブラシを片側から持ち上げて引き抜きます。この時、ゴムベルトがかかっている機種は、ベルトを傷つけないように慎重に外しながら抜きます。

STEP
軸部分のゴミ除去(最重要!)

ブラシの毛の部分だけでなく、両端のプラスチックの軸部分(キャップの隙間)をよーく見てください。ここに髪の毛がコイル状にきつく巻き付いて固まっていることが、回転不良の最大の原因です。ハサミやピンセット、目打ちなどを使って、回転を妨げる異物を完全に取り除きましょう。

STEP
水洗いと乾燥

汚れがひどい場合は水洗いも可能です。ただし、生乾きはモーター故障や雑菌繁殖の原因になるため、風通しの良い日陰で24時間以上しっかり乾燥させてください。完全に乾くまで取り付けないでください。

ユーザーさんのブログなどでは、「パイプユニッシュのような洗剤を使って、絡まった髪の毛を溶かす」という裏技を紹介している方もいますが、これは大変危険です。ヘッド内部のプラスチック部品やゴムパッキン、金属製のベアリングを腐食させ、取り返しのつかない故障を招く可能性があります。地道ですが、ピンセットで少しずつ取り除くのが一番確実で安全です。

自己責任での分解と駆動ベルトの確認

自己責任での分解と駆動ベルトの確認

「表面のゴミを取っても直らない…」という場合、さらに内部の駆動系に問題があるかもしれません。ここからはメーカー保証の対象外になる可能性がある「自己責任」の領域ですが、DIYが得意な方なら試す価値はあるかもしれません。ヘッドのカバーを少し開けるだけで、驚くほどのホコリが詰まっていることがあります。

チェックすべきは以下のポイントです。

  • プーリー(回転軸)の裏側
    回転ブラシを回すためのベルトがかかる「プーリー」という部品の裏側に、大量のホコリや髪の毛がフェルト状になって入り込んでいることがあります。機種によってはプラスネジ1本を外すだけでこの部分にアクセスでき、ピンセットで掃除するだけで劇的に回転が軽くなることがあります。
  • 駆動ベルトの確認
    モーターの動力をブラシに伝えるゴムベルトが切れていたり、伸びてダルダルになっていたりしませんか?ベルトが外れているだけなら掛け直せば直りますが、切れている場合は部品を取り寄せる必要があります。

分解時の注意点
分解すると、非常に小さなワッシャーやバネなどの部品が勢いよく飛び出してくることがあります。これらを紛失すると元に戻せなくなります。必ず明るい場所で、白いタオルの上やトレーなどを用意して作業してください。また、無理な力を加えるとプラスチックの爪が折れるので慎重に。

もし分解にチャレンジしてみようかな、と思われた方は、事前に詳しい構造や手順を確認しておくことを強くおすすめします。無理に開けて爪を折ってしまうと取り返しがつきません。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

直らない時はヘッドのみ交換がコスパ最強

直らない時はヘッドのみ交換がコスパ最強

清掃しても分解してもダメだった場合、諦めて掃除機ごと買い替えるしかないのでしょうか?
いえ、ちょっと待ってください!実は「ヘッド(吸い口)部分だけを新品に交換する」のが、最もコストパフォーマンスが良い解決策なんです。

日立の掃除機は、ヘッド部分だけが「補修部品」として単体で販売されています。本体のモーターやバッテリーが生きていて、ヘッドだけが壊れているなら、ここだけ変えれば新品同様の吸引力が蘇ります。

費用のイメージ比較
掃除機本体の買い替え:40,000円〜80,000円(最新機種の場合)
メーカー修理依頼:18,000円〜27,000円(技術料+出張費含む)
ヘッド単体の購入:8,000円〜16,500円程度

こうして比較すると一目瞭然ですよね。メーカーに修理に出すと、技術料や出張費などが加算されて高額になりがちです。しかし、ヘッド単体なら日立の家電品オンラインストア(パーツショップ)などのネット通販で購入して、届いたらカチッとはめるだけ。修理期間もありません。

さらに安く済ませたい場合は、メルカリやヤフオクなどで中古のヘッドを探すという手もありますが、当たり外れがあるので注意が必要です。長く使うなら新品の純正パーツ購入が安心でしょう。

ご自身の機種に合うヘッドを探す際や、ホース側の故障も疑われる場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

メーカー修理と買い替えの費用比較

メーカー修理と買い替えの費用比較

「ヘッド交換がお得なのはわかったけど、やっぱりプロに見てもらいたい」という方もいるかもしれません。また、「もう5年も使ったし、これを機に買い替えようかな」と迷う時期でもありますよね。

日立の公式修理料金の目安を見ると、パワーブラシの不具合修理は約20,000円〜27,000円となっています。もし本体側のモーター交換が必要になると、さらに高額になります。

ここで判断基準にしたいのが「使用年数」です。

購入から1〜3年未満:本体はまだまだ元気です。ヘッド交換か修理がおすすめ。保証期間内なら無償修理の可能性もあります。

購入から5年以上:そろそろバッテリーの寿命(コードレスの場合)や、本体モーターの寿命が近づいています。今回ヘッドを直しても、すぐに別の場所(バッテリーなど)が壊れる可能性が高いです。

もしコードレス掃除機をお使いで、バッテリーの持ちも悪くなっていると感じるなら、修理代に少し上乗せして最新機種に買い替えてしまった方が、結果的に満足度は高いかもしれません。最新の機種はさらに軽量化されていたり、吸引力が上がっていたりしますからね。

バッテリー交換にかかる費用や寿命については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ヘッドの寿命と耐久性について

ヘッドの寿命と耐久性について

「そもそも、数年で壊れるなんて早すぎない?」と不満に思う方もいるかもしれません。安くない買い物ですから、その気持ちは痛いほどわかります。

しかし、残念ながら回転ブラシを搭載したパワーヘッドは「消耗品」と考えられています。毎日高速で回転し、壁にガンガンぶつかり、床に押し付けられる過酷な環境にあるため、一般的には1年半〜3年程度で何らかの不具合が出始めることが多いようです。

価格.comの口コミ掲示板などでも、「1年ちょっとでブラシが回らなくなった」「2年でギアが欠けた」という声は少なくありません。特に最近の自走式ヘッドは、複雑なギアやモーターを内蔵しているため、昔のシンプルな掃除機に比べてデリケートで壊れやすい傾向にあります。

「2〜3年持てば御の字」と割り切って、壊れたらヘッドだけ交換していく運用スタイルが、今の高性能掃除機との上手な付き合い方と言えるかもしれませんね。長持ちさせるコツとしては、「壁に強くぶつけない」「コードを巻き込まない」「こまめに軸のゴミを取る」の3点を意識するだけでも、寿命は確実に延びます。

日立掃除機のブラシに関するQ&A

日立掃除機のブラシに関するQ&A

最後に、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。これまでの解説で触れきれなかった細かい疑問にお答えします。

「カラカラ」とか「カチャカチャ」音がするのは故障ですか?

音の種類によります。「カラカラ」という乾いた音なら、ヘッドを持ち上げた時に停止させるためのスイッチ内部のボール音(正常)である可能性が高いです。しかし、「ガガガ!」「ギュルギュル」といった激しい音は、ギア破損や異物噛み込みの可能性が高い異常音です。

適合するヘッドの型番はどうやって調べればいいですか?

掃除機本体の裏側に貼ってあるシールの「型式(CV-〇〇など)」を確認してください。その型式で日立の家電部品直販サイト「パーツショップ」を検索するか、取扱説明書の「別売部品」のページを見ると、対応するヘッドの型番(D-AP〇〇など)がわかります。

保証期間内(1年未満)なら無償修理できますか?

基本的には無償修理の対象ですが、注意が必要です。回転ブラシの摩耗や、ペットの毛の詰まりなどが原因と判断された場合、「使用上の消耗・お手入れ不足」として有償修理になるケースもあります。一度サポートに相談してみるのが確実です。

Amazonなどで売っている安い互換品ヘッドは使えますか?

数千円で買える互換品も出回っていますが、純正品のような「自走機能」や「LEDライト」が無かったり、吸引力が落ちたりすることがあります。「とりあえず吸えればいい」という方には選択肢になりますが、純正の性能を求めるならおすすめしません。

まとめ:日立掃除機の回転ブラシが回らない時

まとめ:日立掃除機の回転ブラシが回らない時

日立掃除機の回転ブラシが回らないトラブルについて、原因と対処法を解説してきました。突然のトラブルで焦ってしまいますが、まずは以下のステップで冷静に対応してみてください。

この記事のまとめ
  • まずはリセットと清掃:電源を抜いて1時間放置し、ブラシの軸にあるゴミを徹底的に取る(これで直れば0円!)。
  • ランプと音を確認:点滅パターンや異音から、ただの詰まりか部品破損かを判断する。
  • ヘッド単体交換を検討:修理に出すより、ヘッドだけネットで買う方が早くて安い(約1万円前後)。
  • 使用年数で判断:5年以上使っているなら、これを機に本体ごとの買い替えも視野に入れる。

掃除機は毎日の生活に欠かせないパートナーです。この記事が、あなたの掃除機の不調を解決し、また快適にお掃除できるようになるための一助となれば嬉しいです。

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