洗濯機脱水のガタガタ原因と直し方!寿命や修理の判断基準を解説

毎日の家事に欠かせない洗濯機ですが、脱水時に突然「ガタガタ!」という大きな音や激しい振動が起きると、驚いてしまいますよね。「もしかして故障?」「このまま爆発するんじゃないか」と不安になり、慌てて停止ボタンを押した経験がある方も多いのではないでしょうか。

特にアパートやマンションにお住まいの方は、近隣への騒音トラブルも気になるところです。修理業者を呼ぶべきか、それとも自分で直せる簡単な原因なのか、判断に迷ってしまうこともあります。実は、脱水時の異音や振動の多くは、洗濯物の入れ方や設置状況を見直すだけで解決できるケースが少なくありません。

この記事では、洗濯機の脱水がガタガタする原因を音の種類から特定する方法や、女性一人でもできる簡単な直し方、そして修理と買い替えの判断基準について詳しく解説します。濡れたままの洗濯物をどう処理すべきかという緊急時の対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかる事
  • ガタガタ音の正体を音の種類(オノマトペ)から特定する診断方法
  • 水準器がなくてもスマホアプリを使って水平を直す裏技
  • 修理費用が高額になる故障サインと買い替えの損益分岐点
  • 今すぐ洗濯物を乾かしたい時の緊急対処法と騒音マナー
目次

洗濯機の脱水がガタガタする原因と直し方

洗濯機の脱水がガタガタする原因と直し方

洗濯機が脱水時に暴れ出すと、機械の寿命がつきたのかと焦ってしまいますが、実は「使い方のちょっとした癖」や「設置環境の変化」が原因であることも多いのです。まずは、なぜガタガタと音が鳴るのか、そのメカニズムと対処法を整理して見ていきましょう。

引っ越し直後の方に非常に多いのが「輸送用固定ボルトの外し忘れ」です。これを外さずに運転すると、地震のような凄まじい振動と爆音が発生し、最悪の場合、洗濯機本体や床が破損します。

ガタガタ音の主な原因5つと対処法一覧

ガタガタ音の主な原因5つと対処法一覧

洗濯機が激しく振動したり異音を発したりする原因は、大きく分けて5つに分類されます。それぞれの原因には特徴的な症状や発生タイミングがあります。まずは以下の表で、ご自宅の状況がどれに当てはまりそうか確認してみてください。「自力での対処」が可能なものであれば、高額な修理代を払う必要はありません。

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主な原因症状の特徴と発生タイミング自力対処
①洗濯物の偏り「ドスン」「ゴトゴト」という重い衝撃音。脱水が始まってすぐにエラー(U13、C02など)で止まることが多い。可能
②設置の傾き「ガタガタ」と本体全体が揺れる。手で押すとグラつく。引っ越し直後や模様替え後に多い。可能
③異物の混入「カラカラ」「カチカチ」という軽い金属音。洗濯中は鳴らず、脱水時だけ音が大きくなることもある。一部可能
④排水の詰まり脱水が進まない。水が抜けきらず「バチャバチャ」音がする。エラー表示が出る。可能
⑤部品の故障「キュルキュル」「キーキー」という高い摩擦音。「バンバン」と跳ねるような異常振動。不可(修理)

最も多いのは「洗濯物の偏り」です
厚手の衣類や、大きな洗濯ネットに詰め込んだ洗濯物が一箇所に固まると、遠心力のバランスが崩れて大きな振動が発生します。これは「アンバランス検知」という正常な安全機能が働いている証拠でもあります。まずは中身をほぐしてみることから始めましょう。

また、引っ越し直後の方に非常に多いのが「輸送用固定ボルトの外し忘れ」です。特にドラム式洗濯機の場合、輸送中にドラムが動かないように背面が太いボルトで固定されています。もし引っ越し直後であれば、まずは背面を確認してみてください。

(出典:日立 お客様サポート)

ゴトゴト?キーキー?音の種類で原因特定

ゴトゴト?キーキー?音の種類で原因特定

「ガタガタ」と言っても、実際の音はさまざまです。実は、聞こえてくる「音のオノマトペ(擬音)」に耳を澄ませるだけで、ある程度の原因を特定することができます。洗濯機を分解など難しいことをする前に、音による診断を試してみましょう。音の種類によって緊急度が大きく異なります。

1. 「ゴトゴト」「ドスン」という重低音

これは洗濯槽が回転の遠心力で大きく振られ、本体の内壁に「体当たり」している音です。原因の9割は「洗濯物の偏り」や「詰め込みすぎ」です。 水を含んだジーンズ、バスタオル、毛布などが一箇所に固まると、その部分だけが極端に重くなり、回転軸がブレてしまいます。特に、防水性のシートやマットを洗ってしまった場合、水が抜けずに高速回転することで異常振動が発生し、洗濯機が転倒する事故も報告されています。この音がしたら、まずは一時停止して中身を確認しましょう。

(出典:消費者庁 事故情報データバンクシステム)

2. 「カラカラ」「カチカチ」という軽い金属音

不規則にこの音が鳴る場合、ポケットに入っていた硬貨、ヘアピン、ボタン、あるいはブラジャーのワイヤーなどが飛び出し、洗濯槽の隙間やパルセーター(底の回転羽根)に入り込んでいる可能性があります。 「洗濯中は音がしなかったのに脱水時だけ鳴る」というケースも多く、遠心力で異物が外側に飛ばされて壁面に当たっている状態です。放置すると洗濯槽に穴が空いたり、排水弁に挟まって水漏れの原因になったりするため、早急な取り出しが必要です。

3. 「キーキー」「キュルキュル」という高い摩擦音

これは機械的な危険サインです。洗濯槽をスムーズに回転させるための「軸受け(ベアリング)」や、モーターの動力を伝える「Vベルト」といった内部部品が摩耗・劣化している可能性があります。 特に、購入から7年以上経過している場合、経年劣化による寿命が近づいているサインかもしれません。この音は、注油などで直るものではなく、部品交換が必要なケースがほとんどです。

「バンバン!」と跳ねるような異常音の場合
洗濯機本体が床から浮き上がるほど激しく暴れる場合は、「吊り棒(サスペンション)」というバネが破損している恐れがあります。洗濯機が物理的に壊れる寸前ですので、すぐに運転を停止し、電源プラグを抜いてください。

洗濯物の偏りを解消し脱水のみ行う手順

洗濯物の偏りを解消し脱水のみ行う手順

脱水中にエラー(パナソニックならU13、日立ならC02など)で止まってしまった場合、焦って何度もスタートボタンを押しがちですが、そのままでは解決しません。洗濯機の中では、濡れた衣類が重なり合って巨大な団子状に固まっているはずです。以下の手順で、落ち着いて再開させましょう。

STEP
手順①:中身をすべて取り出し、ほぐして入れ直す

面倒でも、一度洗濯物を全てカゴに取り出すのが最も確実な解決策です。中で手だけで直そうとしても、底の方で絡まった衣類まではほどけないからです。絡まっている衣類を一本一本しっかりほぐし、空気を含ませるように入れ直します。

  • 縦型の場合:ドーナツ状(真ん中のパルセーター部分が見えるよう)に、外側に沿って均等に配置します。
  • ドラム式の場合:ドラムの下側に、山を作らず平らになるように広げます。詰め込みすぎは厳禁です。
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手順②:重いものと軽いものを分ける(対角線配置のテクニック)

バスタオルやジーンズなどの「水を含んで重くなる衣類」と、化繊のシャツなどの「軽い衣類」が混ざっていると、重い方に重心が偏りやすくなります。 もしガタつきがひどい場合は、重いものだけを一旦取り出して量を減らすか、逆にバスタオルを1〜2枚追加して、重いものの反対側(対角線上)に配置することでバランスを取るという裏技も有効です。

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手順③:脱水のみコースで再スタート

洗濯機の設定で「脱水」のみを選び、再スタートします。多くの機種では「洗い」「すすぎ」のランプを消し、「脱水」の時間だけを設定することで単独運転が可能です。この時、自動おそうじ機能などが働いて給水されることがありますが、偏りが直っていればスムーズに高速回転に入ります。

洗濯ネットの使いすぎに注意
特大サイズのネットに衣類を何枚も詰め込むと、水を含んだ時に一つの「重いボール」のようになってしまい、必ず偏りが発生します。ネットは下着やデリケートな服のみに使用し、1つのネットには1〜2枚程度に留めるのが鉄則です。

排水口の詰まりや異物の確認・除去方法

排水口の詰まりや異物の確認・除去方法

意外と見落としがちなのが「排水トラブル」です。洗濯槽の中に水がスムーズに排出されず残っていると、脱水時の高速回転で水の重みが負荷となり、「バチャバチャ」という音とともに大きな振動を引き起こします。

排水フィルターと排水口の掃除

まずはフィルターの掃除です。ドラム式の場合は本体下部の「排水フィルター」を、縦型の場合は洗濯槽内の「糸くずフィルター」を確認してください。ここにヘドロ状の汚れやホコリがびっしり詰まっていると、水が抜けず、脱水エラーの原因になります。メーカーは週に1回程度のこまめな清掃を推奨しています。

排水ホースの「折れ」や「潰れ」を確認

本体の振動で洗濯機が微妙に移動し、排水ホースを踏んでしまっていたり、ホースが変な方向に折れ曲がっていたりすることがあります。これでは水が流れません。懐中電灯などで洗濯機の下や裏を照らし、ホースがスムーズに排水口に繋がっているか確認しましょう。

パルセーター付近の異物確認(縦型)

縦型洗濯機で「カラカラ」音がする場合、底にある回転羽根(パルセーター)の隙間にヘアピンや小銭が挟まっていることがあります。 機種によっては、中心のネジをプラスドライバーで外してパルセーターを真上に持ち上げることができますが、固着していて外れないことも多いです。無理にこじ開けると部品が割れるリスクがあります。

目視で見える範囲に異物がない場合は、無理をせず専門業者に相談するのが安全かなと思います。

(出典:Panasonic よくあるご質問)

女性も簡単!水準器なしで水平を直すコツ

女性も簡単!水準器なしで水平を直すコツ

洗濯機の足元がグラグラしていると、どれだけ洗濯物を整えてもガタガタ音は直りません。「水平に設置してください」と説明書には書かれていますが、専用の「水準器」なんて持っていないご家庭がほとんどですよね。実は、ほんの少しの傾きが、脱水時の遠心力で何倍もの振動に増幅されてしまうのです。

そこで、女性一人でもできる、身近な道具を使った水平確認と調整テクニックをご紹介します。

スマホアプリを活用する裏技

今はスマートフォンのセンサーが高性能化しており、アプリで簡単に水平を測ることができます。

  • iPhoneの方:標準搭載されている「計測」アプリを開き、「水準器」機能を使います。
  • Androidの方:Google検索で「水準器」と検索するか、無料の水平器アプリをダウンロードします。

スマホを洗濯機の天面(蓋を閉めた平らな部分)に置きます。画面が緑色(0度)になれば水平です。前後左右だけでなく、対角線上にも置いてチェックするのがポイントです。1度〜2度程度のズレでも、振動には大きく影響します。

脚の調整方法(工具不要)

多くの洗濯機は、「前の左右どちらかの脚」(あるいは両方の脚)がネジ式になっており、手で回して高さを調整できる構造になっています(アジャスター脚といいます)。

STEP
手順1

本体の対角線上の角(左手前と右奥など)を上から手で交互に押してみます。

STEP
手順2

ガタガタと動く場合、浮いている方の脚を特定します。

STEP
手順3

浮いている脚のアジャスターを回して伸ばし、床にしっかりと接地させます。

本体を持ち上げるのが重くて大変な場合は、家族に少し傾けてもらうか、厚手のマットや雑誌を一時的に挟んで高さを確認してみるのも良いでしょう。ゴム手袋をすると力が入りやすくなり、固い脚も回しやすくなります。

洗濯機脱水のガタガタが直らない時の対策

洗濯機脱水のガタガタが直らない時の対策

洗濯物の偏りを直し、水平も確認した。それでも「ガタガタ音」や「異音」が止まらない…。そんな時は、残念ながら洗濯機自体の寿命や、内部部品の深刻な故障が疑われます。ここでは、修理すべきか買い替えるべきかの判断基準や、どうしても洗濯できない時の緊急避難策について解説します。

長年使用した家電製品の異常音や振動には注意喚起が出されています。即座に使用を中止し、メーカー修理窓口へ相談してください。

寿命のサイン?修理費用と買い替え分岐点

寿命のサイン?修理費用と買い替え分岐点

「そろそろ買い替え時かな?」と悩むところですが、洗濯機の寿命は統計的にどれくらいなのでしょうか。 内閣府の「消費動向調査(2024年3月)」によると、二人以上世帯における電気洗濯機の平均使用年数は10.9年となっています。また、買い替え理由の約77.5%が「故障」によるものです。

しかし、これはあくまで「平均」です。重要なのはメーカーが定めている「補修用性能部品の保有期間」です。これは製造打ち切り後、メーカーが修理用部品を保管しておかなければならない期間のことで、多くのメーカーで約6年〜7年と定められています。

(出典:内閣府 消費動向調査 2024年3月)

「修理」か「買い替え」かで迷った際は、以下の損益分岐点を目安にしてみてください。

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使用年数修理費用の目安判断の目安
購入後5年未満1万〜2万円程度修理がお得。家電量販店の長期保証期間内なら無償の可能性も高いため、保証書を確認してください。
購入後5年〜7年2万〜3万円以上一番悩ましい時期です。修理費が3万円を超えるようなら、省エネ性能の高い新品への買い替えを検討しても良いでしょう。
購入後7年以上部品がない可能性あり買い替え推奨。修理しても、すぐに別の部品(モーターや基板など)が壊れるリスクが高いです。

特に、「吊り棒」や「モーター」「軸受け」といった振動に関わる主要部品の交換が必要な場合、出張費込みで20,000円〜30,000円、ドラム式ならそれ以上かかるケースが一般的です。7年以上使っている洗濯機に3万円払うのであれば、最新のインバーター搭載機種(静音性が高い)に買い替えた方が、長い目で見て満足度は高いはずです。

自分では直せない吊り棒や軸受の故障症状

自分では直せない吊り棒や軸受の故障症状

YouTubeなどで修理動画を見て「自分で直せるかも?」と思う方もいるかもしれませんが、洗濯機の分解修理はリスクが高いのでおすすめしません。特に以下のような症状が出ている場合は、プロの手による修理が必須です。

吊り棒(サスペンション)の劣化

洗濯槽を吊り下げている4本の棒(バネ)がヘタっている状態です。 空っぽの洗濯槽を上から手で押し込んだ時に、トランポリンのようにいつまでもボヨンボヨンと揺れ続けるなら要注意です。脱水時に「バンバン!」と洗濯機が歩き出すほどの振動が発生します。これを交換するには、天板や操作パネルを全て外す大掛かりな分解が必要で、配線を間違えると発火事故につながる恐れがあります。

軸受け(ベアリング)の故障

「ゴーッ」「キーキー」というジェット機のような音がして、洗濯機の下から水漏れや茶色いサビ水が出ている場合、ドラムの軸受けが破損し、水が漏れています。これは水漏れによる漏電事故やモーターショートに繋がる非常に危険な状態です。

危険!電源コードの発熱や異臭
振動だけでなく「焦げ臭いにおい」がしたり、電源コードが異常に熱くなっている場合は、内部でショートしている可能性があります。そのまま使い続けると火災の原因になりますので、コンセントを抜き、直ちに使用を中止してください。

騒音を防ぐ!防振ゴムやマットの活用法

騒音を防ぐ!防振ゴムやマットの活用法

「洗濯機自体は故障していないけれど、どうしても振動音が気になる」「夜遅くにしか洗濯できず、階下への音が心配」という方には、設置環境を改善するグッズの活用が効果的です。

特に賃貸物件の防水パンの上に直接洗濯機を置くと、振動が床や壁にダイレクトに伝わってしまいます。洗濯機の脚の下に敷く「防振ゴム」や「防振マット」を使用することで、振動を吸収し、騒音を軽減することができます。

防振グッズの種類と選び方

  • マットタイプ(ジェル・ゴム):脚の下に敷くだけの手軽なタイプ。振動の伝達をある程度抑えます
  • かさ上げタイプ(ふんばるマンなど):高さが出るため、振動対策だけでなく、洗濯機下の掃除がしやすくなったり、排水ホースの通り道を確保できたりします。通気性が良くなりカビ予防にもなります。

設置時の注意点
防振ゴムを設置する際は、必ず4つの脚すべてに均等に設置してください。一部だけ設置すると傾きの原因になります。また、設置後は必ず水平を確認し直しましょう。

ただし、防振グッズはあくまで「振動を床に伝わりにくくする」ものであり、洗濯機内部から出ている異音(モーター音や部品の擦れ音)そのものを消すものではない点には注意が必要です。

濡れたままの洗濯物を乾かす緊急対処法

濡れたままの洗濯物を乾かす緊急対処法

「修理や買い替えが必要なのは分かったけど、今この洗濯機の中にあるビショビショの洗濯物はどうすればいいの!?」というのが、最も切実な悩みですよね。

手で絞るには限界がありますし、そのまま干しても乾くまでに時間がかかり、雑菌が繁殖して生乾き臭の原因になります。こんな時は、以下の緊急対処法を試してください。

コインランドリーへ直行する(水切りのコツとマナー)

最も確実で早いのはコインランドリーです。ただし、水が滴る状態の洗濯物をそのまま持ち込むのはマナー違反ですし、店内の床を濡らして転倒事故を招く恐れがあります。

STEP
手順1

お風呂場で、できる限り手で水を押し絞ります。

STEP
手順2

厚手のビニール袋(ゴミ袋など)を二重にして入れ、水が漏れないようにします。

STEP
手順3

コインランドリーに着いたら、「乾燥機」に入れる前に、必ず「洗濯機」で「脱水のみ」を行います。

※いきなり乾燥機に入れるのはNGです。ガス乾燥機は強力ですが、脱水されていない衣類を入れると、乾くのに通常の3倍以上の時間がかかり、料金も高額になります。また、重みでドラムが故障する原因にもなるため、多くの店舗で禁止されています。必ず「脱水」工程を経てから乾燥させましょう。

浴室乾燥機や除湿機をフル活用する

自宅でなんとかする場合、浴室乾燥機があれば「強」モードで長時間稼働させます。ない場合は、狭い部屋(洗面所など)に洗濯物を干し、除湿機と扇風機(サーキュレーター)を併用します。 ポイントは「風を当てる」ことです。湿った空気の層を吹き飛ばすことで、乾燥スピードを格段に早めることができます。洗濯物の間隔をこぶし一つ分以上空け、風が通り抜けるように干してください。

賃貸で深夜に洗濯する場合の騒音マナー

賃貸で深夜に洗濯する場合の騒音マナー

洗濯機の修理や買い替えまでの間、仕事の都合などでどうしても夜間に洗濯しなければならない事情があるかもしれません。ご近所トラブルを避けるためのマナーとして、以下の点に配慮しましょう。

  • 時間帯の限度:一般的に、洗濯機を回して許容されるのは朝7時〜夜21時頃までと言われています。木造アパートなど遮音性の低い建物では、夜20時までを目安にするのが無難です。
  • 脱水時間を短縮:最も音が響くのは「脱水」の工程です。設定を変更できる場合は、脱水時間を普段より短め(1〜3分程度)に設定しましょう。完全に乾かなくても、部屋干し時間を少し長くすれば対応できます。
  • 週末にまとめて行う:平日の深夜に毎日回すよりは、週末の日中にまとめて行う方が、近隣へのストレスは少ないでしょう。

洗濯機脱水のガタガタに関するQ&A

洗濯機脱水のガタガタに関するQ&A
洗濯機の寿命は一般的に何年くらいですか?

内閣府の調査では平均10.9年ですが、メーカーの部品保有期間を考慮すると、7年〜8年が「修理可能な期間」の目安となります。1日2回以上回すなど使用頻度が高い場合は、これより早く部品が摩耗することもあります。

ドラム式と縦型でガタガタの原因は違いますか?

基本的な原因(偏りや異物)は同じですが、ドラム式は構造上、ドラムが横向き(斜め)に回転するため、縦型よりも振動が床に伝わりやすい傾向があります。また、ドラム式特有の原因として「輸送用固定ボルトの外し忘れ」や「ドアパッキンの劣化による異音」などが挙げられます。

業者に修理を頼むといくらかかりますか?

症状とメーカーによりますが、出張費を含めておおよそ以下の相場になります。

  • 排水・給水トラブル(詰まり除去など):10,000円〜15,000円
  • 吊り棒の交換:20,000円〜30,000円
  • 軸受けやモーター交換:25,000円〜40,000円以上
引っ越し後にガタガタし始めたのはなぜですか?

最も多いのは、設置場所が変わったことによる「水平のズレ(脚の調整不足)」か、排水ホースが無理な形に折れ曲がって「排水不良」を起こしているケースです。ドラム式の場合は、引っ越し業者が取り付けた「輸送用ボルト」の外し忘れも必ず再確認してください。

まとめ:洗濯機脱水のガタガタ直し方

まとめ:洗濯機脱水のガタガタ直し方

洗濯機の脱水時にガタガタ音がする場合、まずは焦らずに以下の3ステップで確認してみてください。

STEP
洗濯物の偏りを直す

中身を出し、ほぐして入れ直す(重いものは対角線上に)。

STEP
設置状況を確認する

スマホの水準器で傾きがないかチェックし、脚を調整する。

STEP
音の種類を聞き分ける

金属音なら異物除去、異様な摩擦音なら故障を疑う。

もし、購入から7年以上経過していて、修理費用が高額になりそうな場合は、思い切って買い替えを検討するのも賢い選択です。最近の洗濯機はインバーター制御やダイレクトドライブ方式などにより、静音性が飛躍的に向上しています。「夜でも洗濯できるようになった」という声も多く、毎日のストレスから解放されるメリットは大きいですよ。

この記事が、あなたの洗濯機トラブル解決の一助となれば幸いです。

この記事のまとめ
  • ガタガタ音の多くは「洗濯物の偏り」「設置の傾き」が原因で、自力で直せるケースが多い
  • 女性一人でもスマホアプリの水準器を使えば、簡単に水平調整が可能
  • 「キュルキュル」等の異音や7年以上経過した洗濯機は、寿命や故障の可能性が高い
  • 緊急時はコインランドリーを活用し、脱水のみコースで対応するのがマナー
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