洗濯機が突然「ピーピー」と鳴って止まり、見慣れない「F8」というエラーコードが表示されて困っていませんか?
中には水を含んで重くなった洗濯物が取り残されていて、どうしようかと焦ってしまいますよね。ハイアール製の洗濯機はコスパが良くて便利ですが、長く使っているとこの「F8エラー」に悩まされる方がとても多いんです。
修理業者を呼ぶと出張費だけで数千円、修理代も含めると1万円以上かかってしまうこともあります。「安い洗濯機なのに修理代が高いなんて…」とため息をつく前に、まずは自分でできる対処法を試してみましょう。
この記事では、メーカー公式サイトの推奨手順から、ユーザーの間で実証されている現場の知恵、そしてどうしても直らない場合の損をしない判断基準までを詳しく解説します。
- ハイアール洗濯機のF8エラーの正体と、今すぐ試すべき解除手順
- 公式マニュアルには載っていない、センサーの接触不良を直す裏技的対処法
- 修理にお金をかけるべきか、買い替えるべきかの明確な損益分岐点
- ロックがかかったままの蓋を開け、中の水を強制的に抜く緊急救出テクニック
ハイアール洗濯機のエラーF8直し方と原因

突然のエラー表示に驚かれたかと思いますが、まずは落ち着いて原因を特定しましょう。F8エラーは非常に一般的なトラブルであり、故障ではなく一時的な不具合である可能性も十分にあります。ここでは、エラーの正体と、まず最初に試すべき基本的な対処法から、少し踏み込んだ物理的な解消法までを順を追って解説します。
F8は「ふたロック異常」:まずは電源リセットを試す

結論からお伝えすると、ハイアールの洗濯機における「F8」エラーは、「ふたロック機能に異常が生じている状態」を指します。メーカー公式サイトでも、このエラーコードはセンサーの誤検知や蓋の閉め忘れに関連するものとして定義されています。
洗濯機は脱水運転など高速回転を行う際、危険防止のために蓋を自動でロックします。このロック機構が「正常に掛かりませんでした」または「蓋が閉まっていると認識できませんでした」という時に出るのがF8エラーです。ロック用の爪(フック)がうまく穴に入らなかったり、センサーが磁力を感知できなかったりすると、安全装置が働いて運転を緊急停止させます。
まず最初に、メーカーや販売店(ノジマなど)が公式に推奨している「電源リセット」を試してみてください。一時的なセンサーの誤作動や、電気的なノイズが原因であれば、これだけで直ることが多いです。特別な道具は必要なく、誰でもすぐに実践できます。
まずはこれ!基本の対処手順
- 洗濯機の蓋を開け閉めし、異物が挟まっていないか、カチッと音がするか確認して閉める。
- 洗濯機の電源ボタンを押して電源を切る。
- 電源プラグをコンセントから抜く。
- そのまま1分〜5分程度待つ(内部の電気を放電させ、制御基板をリセットします)。
- 電源プラグを差し込み、再度電源を入れてスタートしてみる。
なぜコンセントを抜く必要があるのかというと、洗濯機の内部にあるマイコン(制御コンピュータ)は、電源ボタンを切っただけでは完全にリセットされないことがあるからです。プラグを抜いて完全に電気を断つことで、一時的なエラー情報がクリアされ、正常な状態に戻る可能性があります。
Yahoo!知恵袋などの口コミを見ても、「カチカチとロックしようとする音はするのに、結局エラーになってしまう」というケースが多発しています。この場合、まずは上記のリセットを行い、制御基板の状態をクリアにすることが最優先です。それでも直らない場合は、センサーの汚れや物理的な位置ズレを疑うステップに進みます。
出典:(出典:ノジマ『ハイアール製洗濯機で「F8」 という表示が出ているのですが』)
センサー位置の確認と物理的な接触不良の解消

電源リセットでも直らない場合、次に疑うべきは「センサーの物理的な汚れや接触不良」です。実は、F8エラーの多くは「本当は蓋が閉まっているのに、センサーがそれを感知できていない」という誤検知によって引き起こされています。
F8エラーの原因となるセンサーは、一般的に洗濯機本体の給水バルブ(水が出るところ)の左側付近、または蓋のロック爪が入り込む穴の内部に設置されています。ハイアールの多くの機種では「磁気センサー方式」を採用しており、蓋側に埋め込まれた磁石を、本体側のセンサーが検知することで「蓋が閉まった」と判断します。
しかし、ここに「目に見えない汚れ」が溜まると反応しなくなります。洗濯機は湿気が多く、洗剤や柔軟剤を使用する環境のため、知らず知らずのうちにセンサー周辺に汚れの膜ができてしまうのです。
ここをチェック!掃除のポイント
- 蓋のロック用フック(ツメ)周辺:洗剤や柔軟剤が飛び跳ねて固着していませんか?白い粉のような汚れが付いている場合は要注意です。
- 本体側の受け口(穴):ここにホコリや糸くずが詰まっていませんか?ロックの爪が入る深さが足りなくなり、エラーの原因になります。
具体的な対処法としては、綿棒や乾いた布を使って、センサー感知部(穴の中やフック周辺)を優しく掃除してみてください。特に、ロック爪が入る穴の中は盲点になりがちです。綿棒で奥の方まで拭き取り、詰まっているホコリを掻き出すように掃除します。洗剤カスが薄い膜のように張っているだけでも、磁気を遮断したりセンサーの感度を落としたりする原因になります。
「綿棒で穴の中を拭き取ったら、嘘のように直った」というユーザーの声も実際にあります。分解などの難しい作業をする前に、まずは物理的な汚れを取り除くことが非常に重要です。また、蓋の蝶番(ヒンジ)部分にホコリが溜まっていると、蓋が完全に閉まりきらない原因になるため、あわせて掃除しておきましょう。
まだ直らない?「ふた押し込み」などの応急処置テクニック

掃除をしても改善しない場合、センサーの位置が経年劣化や振動で微妙にズレてしまっている可能性があります。ここからは、掲示板やSNSでユーザーたちが報告している「自己責任で行う応急処置」をご紹介します。
これらはメーカー推奨の方法ではありませんが、修理業者を呼ぶ前の「最後の悪あがき」として試す価値があるかもしれません。修理に出せば1万円以上かかるところを、家にあるものですぐに解決できる可能性があります。
現場の知恵!応急処置テクニック
- ① 蓋を上から押さえつける
スタートボタンを押した後、ロックがかかるタイミング(「カチッ、カチッ」という音がする時)に合わせて、蓋を上から手でグッと強めに押さえてみてください。蓋の歪みや蝶番のガタつきで、センサーから遠ざかっていた磁石が近づき、認識されることがあります。これで動く場合は、蓋の変形やヒンジの緩みが原因です。 - ② ガムテープ法
蓋のロック爪が入る穴の縁(本体側)、あるいは蓋側の接触面に、ガムテープやビニールテープを1〜2枚貼って厚みを出す方法です。これにより蓋の沈み込み具合が変わり、センサーと磁石の距離が適正位置に戻ることがあります。価格.comの掲示板では「修理代1.2万円と言われたが、ガムテープ1切れで直った」という報告もありました。 - ③ 磁石で補強する
100円ショップなどで売っている強力な「ネオジム磁石」を、蓋のセンサー付近(ロック爪の近くなど)にテープで貼り付けてみる方法です。蓋側に埋め込まれている磁石の磁力が経年劣化で弱まっている場合、外部から磁力を補うことでセンサーを反応させることができます。
出典:(出典:価格.com クチコミ掲示板『エラーコード F8』)
注意:F8以外のエラーコード(E2/E4など)との違い

洗濯機が止まった時、焦ってエラーコードを見間違えている可能性もあります。F8だと思っていたら、実は別のエラーだったということも。ここで一度、よくあるエラーコードとの違いを確認しておきましょう。特にデジタル表示の「E」と「F」は見間違えやすい文字です。
| エラー表示 | 意味・原因 | 主な対処法 |
|---|---|---|
| F8 | ふたロック異常 | 電源リセット、ふたの閉め直し、センサー確認。脱水前のロック時に多発します。 |
| E2 | ふたが開いている | ふたを確実に閉める。F8と似ていますが、こちらはロック機構が作動する前の段階(単なる閉め忘れ)で出ることが多いです。 |
| E4 | 給水できない | 蛇口が開いているか確認し、給水ホースの接続部にあるフィルター(網)の詰まりを掃除します。F8とは全く関係ない場所のトラブルです。 |
| F2 | 水位センサー異常 | 電源プラグの抜き差しで直らない場合は、水位センサー自体の故障の可能性が高く、メーカー修理が必要なケースが多いです。 |
特に注意したいのは、メーカーによってエラーコードの意味が全く違うことです。
例えば、日立製の洗濯機で「F8(F08)」が出た場合は「駆動部品や基板の故障」を指し、もっと深刻な状態です。
ハイアールの場合、F8はあくまで「ふたロック」に関連するエラーですので、給水ホースや排水ホースを確認しても直りません。正しい場所をピンポイントでチェックすることで、無駄な労力を省くことができます。
出典:(出典:ハイアールジャパンセールス『洗濯機 エラー表示について』)
F8エラーが直らない場合の修理代と買い替え判断

いろいろ試してもF8エラーが消えない、あるいは一度直ってもすぐに再発してしまう場合、残念ながら部品の故障(寿命)が考えられます。ここで悩むのが「修理するべきか、買い替えるべきか」という問題ですよね。具体的な金額を比較して、損をしない判断基準をお伝えします。
修理費用の目安:部品交換は1.2万円〜が相場

もしメーカー(ハイアール)に正式に修理を依頼した場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。公式サイトや実際の修理明細の情報を総合すると、F8エラー(ふたロック異常)の修理費用の目安は以下の通りです。
- 概算修理費用:約9,000円 〜 25,000円(税込)
「えっ、そんなにかかるの?」と思われたかもしれません。内訳としては、部品代(ふたロックスイッチや安全スイッチ、場合によっては制御基板)に加えて、サービスマンが自宅に来るための「出張費」と、実際に作業を行う「技術料」がかかります。出張費だけでも4,000円〜5,000円程度かかることが一般的です。
特に、ふたロックスイッチ単体の交換で済めば1万円前後で収まることもありますが、もしエラーの原因が「制御基板」にあった場合、費用は2万円を超えてくることもあります。基板は洗濯機の頭脳にあたる部品のため、部品代自体が高額なのです。
ハイアールの洗濯機は、新品の実売価格が2万円台〜3万円台と非常にリーズナブルです。そのため、修理代が本体価格の半分以上、あるいは新品が買える金額と同等になってしまう「逆転現象」が起きやすいのが現実です。修理を依頼する前に、このコスト感を冷静に把握しておく必要があります。
【損益分岐点】使用5年以上なら修理より買い替えが得

では、修理と買い替え、どちらを選ぶべきでしょうか。プロとしておすすめする判断基準(損益分岐点)は、ズバリ「使用期間5年」です。
修理 vs 買い替え 判断チェックリスト
- 購入から1年未満:メーカー保証期間内です。迷わず無償修理を依頼しましょう。保証書を用意して購入店やメーカー窓口へ連絡してください。
- 購入から3〜4年:微妙なラインです。修理代が1.5万円以下なら修理もありですが、他の部品(モーターや排水弁など)も劣化している可能性があります。「あと何年使うか」を天秤にかけて判断しましょう。
- 購入から5年以上:即買い替えをおすすめします。
洗濯機の設計上の標準使用期間は約7年とされています。また、メーカーが修理用部品を保有している期間(補修用性能部品の保有期間)は、製造打ち切りから約6年です。つまり、6〜7年経つとそもそも部品がなくて修理できない可能性が出てきます。
5年以上使っている洗濯機に1.2万円以上の修理費を払っても、翌月にモーターや排水弁など別の場所が壊れるリスクが非常に高いです。「修理代で新品の半分くらいのお金を使ったのに、結局すぐまた壊れた」というのが一番もったいないパターンです。5年経過しているなら、寿命と割り切って新品への投資に切り替えるのが、長期的には最も経済的で賢い選択と言えます。
自力で部品交換(DIY)は可能?リスクと入手難易度

「部品だけ手に入れて自分で交換すれば安く済むのでは?」と考える方もいるでしょう。YouTubeなどで交換動画が上がっていることもありますし、部品代だけなら数千円で済みそうです。
しかし、結論から言うと、ハイアール製品のDIY修理は難易度が高く、一般の方にはおすすめしません。
最大の理由は「部品の入手が難しい」ことです。国内大手メーカー(日立やパナソニックなど)であれば、楽天市場などで純正部品が出回っていることもありますが、ハイアールの純正パーツは一般消費者向けにはほとんど流通していません。
Amazonなどで「洗濯機 ふたロックスイッチ」として汎用品が売られていることもありますが、コネクタの形状や配線が合わず、無駄になるケースも多いです。また、海外製品のため内部構造の情報も少なく、分解手順がわからないまま手探りで作業することになります。
DIYのリスク
- 感電・火災の危険:水回りの家電のため、配線ミスや絶縁不良は命に関わる感電事故や火災につながります。
- 保証対象外:一度分解すると、メーカー保証が切れるだけでなく、その後の有償修理さえ断られる可能性があります。
- 時間と手間の浪費:苦労して部品を探して交換しても、原因がスイッチではなく基板だったら直りません。徒労に終わるリスクが高いです。
リスクと手間を考えると、DIYでの部品交換はコストパフォーマンスが非常に悪いと言わざるを得ません。
おすすめの買い替え候補:コスパ最強の洗濯機3選

「修理は高いし、DIYは怖い。でも急な出費は痛い…」という方のために、現在販売されている洗濯機の中から、ハイアールユーザーにおすすめの「安くて信頼できる」モデルを厳選しました。
修理代にプラス1〜2万円するだけで、新品の保証付き洗濯機が手に入ると考えれば、買い替えは決して悪い選択ではありません。最新の機種は節水性能や静音性も向上しています。
- 1. コスパ重視ならやっぱりこれ!ハイアール最新モデル
ハイアール 全自動洗濯機 Joy Series
最新のハイアールは「お急ぎコース10分」など機能が進化しており、何より価格が2万円台〜と圧倒的に安いです。操作パネルの配置なども使い慣れた今の機種と似ているため、ストレスなく移行できます。「とにかく安く済ませたい」という方には最適解です。 - 2. 日本メーカーの安心感が欲しいなら!東芝・パナソニックの低価格帯
東芝 全自動洗濯機 ZABOONなどのエントリーモデル
「次は壊れにくい日本メーカーがいい」という方には、東芝やパナソニックのエントリーモデルがおすすめ。型落ちなどを狙えば3〜4万円台で購入可能です。静音性や洗浄力、部品の耐久性はやはり一歩リードしています。 - 3. 安さと機能のバランス!アイリスオーヤマ・マクスゼン
アイリスオーヤマ 全自動洗濯機
近年急成長しているのがアイリスオーヤマやマクスゼンなどのジェネリック家電メーカーです。3万円前後で「部屋干しモード」や「槽洗浄機能」など充実した機能が付いています。デザインもシンプルでモダンなものが多く、若い世代に人気です。
緊急時のロック解除と濡れた洗濯物の救出方法

「買い替えや修理の話はわかったけど、今この洗濯機の中に入っている濡れた服をどうにかしたいんだ!」
まさにその通りだと思います。F8エラーが出るとロックが解除されず、ふたが開かなくなることが多々あります。ここでは、緊急避難的に洗濯物と水を救出する方法を解説します。
ふたが開かない!ロック強制解除の仕組みと手順

F8エラーでロックが掛かったまま動かなくなった場合、以下の手順で強制解除を試みてください。焦って無理やりこじ開けると、フックが折れて完全に壊れてしまうので絶対にやめましょう。プラスチック製のフックは意外と脆いです。
内部の電子部品が電気的にロックを保持していたり、熱を持った部品が膨張して引っかかっていたりする場合、時間が経つことで自然に解除される(カチッと音がする)ことがあります。
電源プラグを抜いて長時間放置する
コンセントを抜き、最低でも10分以上、できれば1時間ほど放置してください。これが最も安全で確実な方法です。
チャイルドロック解除操作を行う
意図せずチャイルドロックがかかっている可能性があります。F8エラーだと思っていても、実はチャイルドロックが作動しているだけかもしれません。機種によりますが、「コース」ボタンの長押し(4秒以上)や、「予約」ボタンの長押しなどで解除できる場合があります。本体の表示パネルに「鍵マーク」や「CL」の表示が出ていないか確認してください。
「脱水」のみで再トライ
電源を入れ直し、通常の洗濯コースではなく「脱水」コースのみを選択してスタートしてみてください。制御がリセットされ、ロック解除→再ロックの動作が行われる過程で、一時的に蓋が開けられるタイミングが来ることがあります。
これらの方法でも開かない場合、内部のロック部品が物理的に破損して噛み込んでいる可能性があります。その場合は、残念ながら修理業者を呼ぶか、最悪の場合は自己責任で蓋を破壊するしかありません(買い替え前提の場合)。
水が抜けない時の強制排水テクニック

脱水前に止まってしまった場合、洗濯槽には水が溜まったままです。この状態では安全装置が働き、ロックが解除されない機種もあります。そんな時は、物理的に水を抜いてしまいましょう。水がなくなれば水位センサーが反応し、電源を入れた時にロックが解除される可能性が高まります。
準備するもの
- バケツや洗面器(背の低いものが使いやすい)
- 雑巾やタオル(多めに、床が濡れるのを防ぐため)
- ビニール袋(濡れたホースを扱うため)
【排水ホースを使ったサイフォン排水の手順】
洗濯機の電源を切ります。念のためコンセントも抜いておきます。
排水ホースを排水口から取り外します。この時、ホースの中に水が残っていると溢れ出るので、ホースの口を高く上げたまま外すのがコツです。
排水ホースを、洗濯機本体よりも低い位置に持っていきます。
ホースの先端をバケツに入れ、地面スレスレまで低くすると、物理法則(サイフォンの原理)で水が流れ出てきます。
バケツがいっぱいになりそうになったら、ホースの口を洗濯機より高く上げて水を止めます。バケツの水を捨ててから、再度繰り返します。
この作業は重労働ですが、確実に水を抜くことができます。もしホースを下げても水が出てこない場合は、排水弁が閉じているか、ホース内部に衣類などが詰まっている可能性があります。
出典:(出典:神奈川水道『洗濯機で排水できないのはなぜ?今すぐできる応急処置』)
コインランドリーへの避難:濡れた衣類の運び方

洗濯物を取り出せたら、そのまま放置すると雑菌が繁殖して嫌な臭いの原因になってしまいます。特に脱水できていない衣類は、乾くまでに時間がかかりすぎるため、部屋干しは現実的ではありません。洗濯機が動かない以上、すぐにコインランドリーへ駆け込むのが賢明です。
しかし、水を含んだ洗濯物は想像以上に重く、移動中に水が垂れてくるリスクがあります。運ぶ際は以下の点に注意してください。
- 厚手のゴミ袋を二重にする:一番手軽ですが、水を含んだ衣類の重みで破れるリスクがあります。必ず二重にし、口をしっかり縛りましょう。
- ランドリーバッグやIKEAの青バッグ:防水性が高く、マチが広くて丈夫なバッグが最適です。肩から掛けられるタイプなら、重い洗濯物も運びやすいです。
- 脱水だけでも利用OK:コインランドリーの洗濯機は、洗濯から乾燥までノンストップのものが多いですが、多くの店舗ではドラム式洗濯乾燥機で「乾燥のみ」コースを選べます。もし家で脱水までできていない(ビショビショの)状態なら、思い切って「洗濯乾燥コース」を選んで洗い直すのが一番確実です。もし脱水だけしたい場合は、スタッフがいる店舗なら相談してみるか、脱水機能付きの洗濯機があるか探してみましょう(脱水のみ可能な機械は少ないのが現状です)。
数百円〜千円程度の出費にはなりますが、カビだらけになって服を捨てるよりはずっと安上がりです。コインランドリーの強力なガス乾燥機なら、ダニ対策にもなり一石二鳥です。
ハイアール洗濯機のエラーF8に関するQ&Aまとめ

最後に、F8エラーに関してよく寄せられる疑問や、再発防止のためのポイントをQ&A形式でまとめました。疑問をスッキリ解消しておきましょう。
再発防止策は?日頃のメンテナンスのコツ

F8エラーの原因の多くは、センサー周辺の汚れや湿気です。再発を防ぐために、日頃から以下のメンテナンスを心がけてください。
- ふたロック部分の拭き掃除:月に1回程度で構いませんので、綿棒でセンサー穴やフック周辺のホコリ・洗剤カスを取り除きましょう。これだけでセンサーの誤検知リスクを大幅に減らせます。
- 使用後はふたを開けておく:洗濯槽内の湿気を逃がし、センサーのカビや腐食を防ぎます。ただし、小さいお子様がいる家庭は、事故防止のためにチャイルドロックをかけた上で蓋を閉めるなどの安全対策を優先してください。
- 洗濯物を詰め込みすぎない:過度な詰め込みは、洗濯中に蓋を内側から圧迫します。これが繰り返されると蓋の歪み、センサーの位置ズレを引き起こす原因になります。容量の8割程度を目安に洗濯しましょう。
リコール対象機種の確認方法は?

ごく稀ですが、製品自体の欠陥でリコール(無償点検・修理)の対象になっている場合があります。ハイアールも過去(2002年〜2006年製など)に、発煙・発火の恐れがあるとしてリコールを行っています。
「自分の洗濯機は大丈夫かな?」と思ったら、洗濯機の背面や側面にあるシールを見て「型番(品番)」と「製造年」を確認し、ハイアール公式サイトの重要なお知らせページで検索してみてください。
もし対象であれば、無料で点検・修理してもらえる可能性があります。古い機種を使っている場合は、一度確認してみることを強くおすすめします。
エラーが消えても使い続けて大丈夫?

「電源を抜いたら直った!ラッキー!」と思っても、油断は禁物です。一度F8エラーが出たということは、センサーや基板に何らかの劣化が始まっている、あるいは汚れが溜まっているサインです。
「だましだまし使う」ことは可能ですが、「いつまた止まってもおかしくない」という覚悟が必要です。
ある日突然、完全に動かなくなり、大量の水と洗濯物を抱えて途方に暮れることになるかもしれません。
エラーが頻発するようになったら、それは洗濯機からの「もう限界だよ」というSOSです。早めに次の洗濯機の検討を始めたり、買い替え資金を準備したりすることをおすすめします。
関連するQ&A

- ハイアールのF8エラーは寿命ですか?
-
使用年数によりますが、購入から5年以上経過してF8エラーが出た場合は、部品の経年劣化による寿命である可能性が高いです。一方で、購入から1〜2年で出る場合は、設置環境(傾きなど)や初期不良の可能性があります。5年以上経過しているなら、修理よりも買い替えを検討する時期と言えます。
- センサーの誤作動を直す裏技はありますか?
-
記事内で紹介した「ガムテープで蓋の厚みを調整する」「上から押さえる」などが裏技として知られています。これらは蓋の歪みを物理的に補正する方法です。ただし、あくまで一時的な応急処置であり、完全に直る保証はありません。自己責任で行ってください。
- 業者を呼ばずに直すリスクは?
-
ご自身で分解修理を行おうとすると、感電事故や発火のリスクがあるほか、組み立てられなくなって余計に状況が悪化するケースがあります。また、一度分解するとメーカーの安全保証対象外となり、発火事故などが起きても補償されません。表面の掃除程度にとどめ、内部の分解は避けるべきです。
- 処分する場合のリサイクル料金は?
-
洗濯機を処分する場合、家電リサイクル法に基づきリサイクル料金がかかります。ハイアール(ハイアールジャパンセールス)の場合、リサイクル料金は約2,530円(税込)です。これに加えて、業者に依頼する場合は収集運搬料(数千円)がかかります。買い替えの場合は、新しい洗濯機を買う店で引き取りを依頼するのが一番スムーズで、手間もかかりません。
まとめ:ハイアール洗濯機F8エラーの直し方と最終手段

ここまでハイアール洗濯機のF8エラーについて解説してきました。ポイントをまとめます。
- F8エラーは「ふたロック異常」。まずは電源プラグを抜いて1分待つリセットを試す。
- 直らない場合は、ふたロックの爪が入る穴(センサー)を綿棒で掃除する。
- それでもダメなら「ガムテープ」等の応急処置もあるが、使用5年以上なら寿命(買い替え)の可能性大。
- 修理代の目安は1.2万円〜。2万円の洗濯機に払うにはコスパが悪いため、買い替え推奨。
- ふたが開かない時は、コンセントを長時間抜くか、無理せず排水ホースから水を抜いてコインランドリーへ。
洗濯機が使えない生活は本当に不便ですよね。まずは電源リセットと掃除を試し、それでもダメなら「もう十分働いてくれた」と労って、新しい洗濯機への買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
この記事が、あなたの洗濯機トラブル解決の糸口になれば幸いです。
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