コロナファンヒーターE5エラーの直し方|修理費用と気化筒交換の手順

コロナファンヒーターE5エラーの直し方|修理費用と気化筒交換の手順

こんにちは。パワーツールラボ運営者 TAKAです。

寒い季節に毎日活躍してくれるファンヒーターですが、突然「E5」というエラーが出て動かなくなってしまうと本当に焦りますよね。

「スイッチを入れてもすぐに止まってしまう」

「修理に出すと1万円以上かかると言われたけれど、もう少し安く済ませる方法はないの?」

そんな悩みを抱えていませんか。

実はコロナ製ファンヒーターのE5エラーは、原因さえ特定できれば自分で部品交換して修理できる可能性が高いトラブルです。業者に頼むよりも費用を半分以下に抑えられるため、多くのDIYユーザーが挑戦しています。

この記事では、工具好きとして数々の修理を行ってきた私が、E5エラーの原因から具体的な修理手順、失敗しないためのポイントまでを分かりやすく解説します。

この記事でわかる事
  • コロナファンヒーター「E5エラー」の本当の原因と解決策
  • 修理業者に頼むべきか自分で直すべきかの判断基準
  • 写真付きで解説する気化筒の交換手順と失敗回避のコツ
  • 修理費用を安く抑えるための部品購入ガイド
目次

コロナファンヒーターE5直し方と修理判断

コロナファンヒーターE5直し方と修理判断

突然のエラー表示に「故障かな?買い替えかな?」と不安になっている方も多いはずです。まずはE5エラーがどのような不具合なのか、そして自分の状況なら「自分で修理すべきか」「業者に頼むべきか」を正しく判断するための基準について解説します。無駄な出費を避けるためにも、作業を始める前にここをしっかり確認してくださいね。

E5は気化器ヒーターの故障・断線が原因

E5は気化器ヒーターの故障・断線が原因

結論からお伝えすると、コロナ製ファンヒーターにおけるエラーコード「E5」は、「気化器ヒーターの断線」または「気化器の故障」を示しています。

ファンヒーターは、液体である灯油を一度ガス状(気体)にしてから燃焼させる仕組みになっています。この「液体→気体」への変換を行う心臓部が「気化器(気化筒)」と呼ばれる部品です。E5エラーは、この気化器を温めるための電気ヒーター線が、長年の使用による熱膨張と収縮の繰り返しで切れてしまった状態、つまり「断線」を意味します。

このエラーが表示されるまでの挙動には特徴があります。多くのユーザーさんが経験されるのが、「運転ボタンを押して点火動作に入るものの、いつものように温風が出る前に、約110秒(2分弱)ほどでピーッという音と共にE5が表示されて停止する」というパターンです。これは、コンピューターが「ヒーターに通電しようとしたが、回路が切れていて電気が流れない」と判断し、安全のために強制停止させている状態なのです。

【ここが重要】
E5エラーは物理的な配線の「断線」が原因であるケースが9割以上です。
そのため、フィルター掃除やコンセントの抜き差し、リセット操作では絶対に直りません。

ごく稀に「何度かスイッチを入れ直したら点火した」という報告もありますが、これは断線しかかっている配線が、熱膨張によって一時的に接触しただけの非常に不安定な状態です。これを「直った」と勘違いして使い続けると、接触不良部分でスパークが発生し、メイン基盤をショートさせてしまう恐れがあります。基盤まで壊れると修理費用は倍以上に跳ね上がります。

株式会社コロナの公式サイトでも、E5の処置方法は「点検または修理が必要です。販売店様かコロナサービスセンターに連絡して下さい」と明確に定義されており、ユーザーによる清掃などで回復する軽微なエラーではないことが示されています。

つまり、E5が出た時点で「気化筒の寿命が来た」と腹を括り、部品交換を行うか、本体ごと買い替えるかの二択を迫られていると考えてください。

(出典:株式会社コロナ『石油ファンヒーター|エラーサイン一覧』)

自分で直す?業者?5秒で分かる診断表

自分で直す?業者?5秒で分かる診断表

「部品交換が必要なのは分かったけど、本当に自分でできるのかな?」と不安に思う方もいますよね。特にコロナのファンヒーターは、他社製品に比べて分解の手順が多く、少し構造が複雑だと言われています。

そこで、ご自身の機種の状況とDIYスキルに合わせて、「セルフ修理」に挑戦すべきか、「業者依頼(または買い替え)」を選ぶべきかを即座に判断できる診断表を作成しました。

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製造年数 \ DIY経験DIY経験あり・工具あり初心者・工具なし
5年未満自分で修理推奨
(コスパ良し)
メーカー修理推奨
(保証期間の確認を)
5年〜9年自分で修理推奨
(延命効果あり)
買い替え検討
(修理費が高くつく)
10年以上買い替え推奨
(他部品も寿命のリスク)
買い替え推奨
(安全性を最優先)

この診断で特に重視してほしいのが「製造から10年以上経過しているかどうか」です。

「気化筒さえ変えればまだ使える」と思いがちですが、10年選手のファンヒーターは、送風ファンモーターの軸受けが摩耗していたり、安全装置のセンサーが劣化していたりと、気化筒以外の部品も寿命を迎えている可能性が非常に高いです。苦労して気化筒を交換した1ヶ月後に、今度はファンから異音がして動かなくなった…なんてことになれば、かけた時間と費用が無駄になってしまいます。

また、NITE(製品評価技術基盤機構)のデータによると、製造から長期間経過した石油ファンヒーターは、経年劣化による火災事故のリスクが高まると報告されています。パッキンの劣化による灯油漏れなどは命に関わる事故につながりかねません。

逆に、「製造から5〜8年程度で、ドライバーを使って家電やおもちゃを分解した経験がある」という方であれば、自分で修理するメリットは非常に大きいです。作業時間は、初めての方で慎重に進めて2〜3時間、慣れている方なら1時間程度を見ておくと良いでしょう。

(出典:NITE『毎年100件以上発生~ストーブ、ファンヒーターの事故に注意!!』)

修理費用の相場比較:部品代vs業者工賃

修理費用の相場比較:部品代vs業者工賃

DIY修理の最大の魅力は、なんといっても「費用の安さ」です。メーカーや修理業者に依頼した場合と、自分で部品交換した場合のコストを詳細に比較してみましょう。

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修理方法費用の目安(税込)内訳の詳細
自分で修理約7,000円〜部品代(気化筒)のみ。
工具を買い足す場合は+500円程度。
業者・メーカー修理約13,000円〜20,000円部品代 + 技術料(約6,000円)
+ 出張費(3,000〜5,000円)
新品買い替え約25,000円〜40,000円最新モデルの本体価格。
古い機器の処分費が別途かかる場合あり。

業者に依頼すると、部品代に加えて「技術料(工賃)」が5,000円〜7,000円かかります。さらに、自宅まで来てもらう出張修理の場合は「出張費」や「見積もり費」として3,000円〜6,000円程度が加算されます。持ち込み修理の場合でも、店舗によっては取次手数料がかかることがあります。

実際、Yahoo!知恵袋などのQ&Aサイトを見ても、「修理見積もりをお願いしたら総額2万円と言われて、それなら新品を買うよ…と諦めた」という声が多く見られます。

2万円あれば、エントリーモデルの新品ファンヒーターが買えてしまう価格帯ですから、悩ましいところですよね。

一方で、自分で直せばかかる費用は部品代の約7,000円(+送料)のみです。もし既にプラスドライバーなどの基本的な工具をお持ちであれば、実質7,000円で完全復活させることができます。業者価格と比較すると1万円以上の節約になります。

「あと2〜3年、子供が大きくなるまで使えれば十分」といったつなぎの期間として考えるなら、7,000円での延命修理は非常にコストパフォーマンスが良い賢い選択だと言えます。

必須部品「気化筒」の型番特定と購入法

必須部品「気化筒」の型番特定と購入法

DIY修理を決意したら、まずは交換用の「気化筒」を入手しなければなりません。ここで最も注意すべきなのが、部品の「型番間違い」です。

コロナのファンヒーターは、外見が似ていても、製造年やシリーズ(高機能なWZシリーズ、標準的なGシリーズなど)によって、内部で使用されている気化筒の形状やコネクタのピン数が異なります。適合しない部品を買ってしまうと、取り付けられないばかりか、無理に装着して隙間ができ、灯油漏れや不完全燃焼などの重大な事故につながる危険性があります。

【型番特定の3ステップ】

  • 本体の右側面または背面にある銀色の「銘板シール」を確認する。
  • 「型式」と書かれた部分(例:FH-G4618BYなど)をメモする。
  • Amazon楽天市場の部品販売ページで、「対応機種リスト」に自分のメモした型式が含まれているか、一文字一句間違いないか確認する。

一般的に多く出回っている気化筒の部品コードは「0232343003」などが代表的ですが、これは全ての機種に合う万能部品ではありません。必ずご自身の機種で適合確認を行ってください。

また、「近くのホームセンターには売っていなかった」という声もよく聞きます。気化筒は専門的な補修部品のため、一般的な家電量販店やホームセンターの店頭にはまず置いていません。Amazon楽天市場などのネット通販であれば、在庫があれば2〜3日で届くことが多いので、寒い時期には特におすすめです。

作業前に準備すべき工具とネジ紛失対策

作業前に準備すべき工具とネジ紛失対策

部品が届くまでの間に、作業環境を整えておきましょう。特別なプロ用工具は必要ありませんが、以下のものを準備しておくとスムーズに作業が進みます。

【必須の工具】

  • プラスドライバー(2番):これがないと始まりません。100均の短いものではなく、ホームセンターで売っている柄が長めのしっかりしたものが使いやすいです。ネジ穴を潰さないために重要です。
  • マイナスドライバー:パネルを外す際や、配線のコネクタを抜く補助に使います。
  • ラジオペンチ:細かい部品を掴んだり、狭い場所のコネクタを抜くのに便利です。

【あると便利なもの】

  • 卵パック:これが最強のネジ管理ツールです!「外装のネジ」「燃焼室のネジ」「基盤のネジ」といった具合に、工程ごとに分けて入れておけば、「あれ?このネジどこだっけ?」というミスを確実に防げます。
  • スマホのカメラ:分解するたびに写真を撮りましょう。配線の色や通し方など、記憶に頼るのは危険です。写真は「元に戻すときの最強の説明書」になります。
  • 紙ヤスリ(#400〜#1000程度):ついでに点火ロッド(炎検知器)を磨くために使います。シリコン除去に有効です。

ワンポイントアドバイス
コロナのファンヒーターはネジの種類がいくつか混在しています。「長さ」や「太さ」が微妙に違うネジがあるので、混ぜてしまうと組み立て時に苦労します。マスキングテープに「前面パネル用」「上蓋用」などと書いてネジと一緒に貼っておくのもおすすめですよ。

コロナファンヒーターE5直し方と交換手順

コロナファンヒーターE5直し方と交換手順

部品と道具が揃ったら、いよいよ修理作業に入りましょう。コロナ製ファンヒーターは分解範囲が比較的広く、「ほぼ全分解」に近い状態までバラす必要があります。少し根気がいりますが、一つひとつの手順を確実に進めていけば大丈夫です。

【安全のための警告】
※分解修理はメーカー保証の対象外となります。作業は必ずコンセントを抜き、本体が完全に冷えた状態で行ってください。また、灯油タンクは必ず抜いてから作業を開始してください。本記事を参考にした修理による事故や損害について、当サイトは一切の責任を負いかねます。自己責任の上で慎重に作業を行ってください。

手順①:前面パネルと上蓋の取り外し方

手順①:前面パネルと上蓋の取り外し方

まずは外装を外していきます。ここでのポイントは、無理な力を加えてプラスチックの「ツメ」を折らないことです。

STEP
灯油タンクを抜く

基本中の基本ですが、灯油が入ったままだと作業中にこぼれて大変なことになります。必ずタンクを抜き、受け皿に残っている灯油もスポイト等で抜いておくか、こぼれないように水平を保って作業してください。

STEP
前面パネルの下部ネジを外す

本体下部の左右にある化粧ネジをプラスドライバーで外します。

STEP
前面パネルを持ち上げて外す

前面パネルは、ネジだけでなく上部がプラスチックの「ツメ」で本体フレームに引っかかっていることが多いです。手前に強く引くのではなく、「手のひらで押し上げながら、少し上にスライドさせる」ような感覚で動かすと、パカッとスムーズに外れます。

STEP
上蓋(天板)を外す

背面のネジを数本外すと、上蓋がフリーになります。ただし、操作パネルがついている機種の場合、上蓋と本体内部が細い配線で繋がっていることがあります。勢いよく持ち上げると配線を切ってしまうので、そっと持ち上げて様子を見てください。

「とりあえず目につくネジから外していく」というやり方だと、後でどこのネジか分からなくなりがちです。外したパーツごとに卵パックを使ってネジをまとめて管理しましょう。

外したパーツごとに卵パックを使ってネジをまとめて管理しましょう。

手順②:基盤配線と古い気化筒の摘出

手順②:基盤配線と古い気化筒の摘出

ここが一番の難所であり、初心者の方が躊躇するポイントです。内部の複雑な配線を外して、故障した気化筒を取り出します。

STEP
操作パネルなどの配線を外す

メイン基盤に繋がっているコネクタをいくつか外す必要があります。特に注意が必要なのが「フラットケーブル(きしめんのような平たい配線)」です。これは無理に引っ張ると簡単に断線します。コネクタ部分に小さなロック機構(スライド式や跳ね上げ式)がある場合は、必ずロックを解除してから優しく引き抜いてください。

STEP
燃焼室のカバーを開ける

配線をどかすと、中央に銀色の弁当箱のような燃焼室カバーが見えます。これを固定している数本のネジを外して開けます。

STEP
気化筒を取り外す

燃焼室の左下あたりにある、丸い筒状の部品が目的の「気化筒」です。固定ネジを外し、気化筒から出ている配線を基盤から辿って抜きます。取り出す際は、周囲の金属フレームに引っかかって知恵の輪のような状態になることがありますが、力任せに引っ張らず、角度を変えながら慎重に取り出してください。DIYユーザーのブログなどでも「ここが狭くて外しにくい!」という声が多い箇所ですが、焦らずゆっくり作業しましょう。

【重要】必ず写真を撮る!
配線を抜く前に、「どの線の色が」「基盤のどの位置に」刺さっていたか、スマホで鮮明な写真を撮ってください。

全体像だけでなく、コネクタ部分のアップも撮影しておくと、組み立て時に迷わずに済みます。これを怠ると、元に戻せなくなるリスクが高まります。

手順③:新品への交換と逆手順での組立

手順③:新品への交換と逆手順での組立

古い気化筒が外れたら、いよいよ新品の部品と入れ替えます。

STEP
新品の気化筒を取り付ける

新しい気化筒には、取り付け向きが決まっている場合があります。部品に「マエ」などの刻印がある場合は、それに従って正面に向けます。また、最も重要なのが「パッキンの確認」です。取り付け部に耐熱パッキンがある場合は、ズレないように確実にセットします。ここに隙間ができると、気化した未燃焼ガスが漏れてしまい、強烈な臭いや引火の原因になります。

STEP
ロッド(炎検知器)を磨く(推奨)

ここまで分解したついでに、燃焼室内部にある針金のような棒「フレームロッド(炎検知器)」を紙ヤスリ(#400〜#1000)で軽く磨いておきましょう。ここが燃焼時のシリコンやススで汚れていると、せっかくE5が直ってもすぐに「E0」や「E4」エラーが出る原因になります。金属光沢が出る程度に軽く磨くだけで十分です。

STEP
逆の手順で組み立てる

撮影しておいた写真を見ながら、配線を元通りに接続していきます。特にアース線などの付け忘れや、ネジの締め忘れがないように注意してください。

【組み立てのコツ】
いきなり外装パネルを全部ネジ止めして閉じるのではなく、重要な配線をつなぎ、安全を確保した段階で一度コンセントを入れ、エラーが出ずに点火動作に入るか確認する「仮組みテスト」を行うと良いでしょう。万が一配線ミスがあった場合の手戻りが少なくて済みます。(※この時は感電や回転部への接触に十分注意し、絶対に目を離さないでください)

テスト時は短時間で済ませ、安全確認を徹底してください。

E0やE4など他エラーとの違いと対処法

E0やE4など他エラーとの違いと対処法

E5エラーの修理をした後に、別のエラーコードが表示されることがあります。コロナのファンヒーターでよくあるエラーの違いを知っておきましょう。

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エラーコード主な原因対処法
E5気化器ヒーター断線・故障部品交換(今回の修理)が必要。
E0 / E1 / E2点火しない・炎を検知できないまずは灯油が入っているか確認。次にフレームロッドの清掃を行う。
E4運転中に炎が消えた・内部過熱背面のファンフィルターのホコリ掃除。それでも直らなければロッド清掃。
HH不完全燃焼防止装置の作動(ロック)危険防止のためロックされた状態。原因除去後に特定のリセット操作が必要。

特にE5と併発しやすいのが「E4」です。これはセンサー汚れが原因のことが多いので、先ほどの「ついで掃除(ロッド磨き)」が効いてきます。

また、もし修理中にエラーが頻発して「HH」という表示が出てロックされてしまった場合は、解除操作が必要になります。

詳しくは実際に試したこちらの記事をご覧ください。

寿命なら買い替え!高コスパな推奨機種

寿命なら買い替え!高コスパな推奨機種

ここまで読んで「自分には難しそうだな」「分解してみたけど、内部がサビだらけで限界かも」と感じた方は、無理に修理を続行せず買い替えを検討しましょう。暖房器具は安全が第一です。

特に製造から10年以上経っている場合は、最新機種に買い替えることで灯油の消費量が減り、電気代も安くなるケースが多いです。古い機種をだましだまし使うよりも、ランニングコストで元が取れることもあります。

最近のトレンドとしては、修理のしやすさや着火スピード(わずか35秒)で定評のあるダイニチ工業に乗り換える方も多いですが、コロナ製は「電気代が圧倒的に安い(消費電力が少ない)」という大きなメリットがあります。長時間運転するリビングなどでは、やはりコロナ製が経済的でおすすめです。

コストパフォーマンス重視で選ぶなら、以下のモデルが狙い目です。

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コロナファンヒーターE5関連のQ&A

最後に、E5エラーに関してよく寄せられる質問に、より詳しく回答します。

リセットボタンでE5エラーは消せますか?

A: 残念ながら消せません。
本体にあるリセットボタンは、地震で停止した後の復帰や、一時的なセンサー誤検知などを解除するためのものです。E5のような「配線の断線」という物理的な故障には効果がありません。切れた電線はボタンを押しても繋がらないため、部品を交換しない限りエラーは出続けます。

E5エラーが出たまま使い続けると危険?

A: 火災の直撃リスクは低いですが、使用は直ちに中止してください。
E5が出ると安全装置が働いて強制停止するため、すぐに火が出ることはありません。しかし、気化器が正常に温まらない状態で何度も点火動作を繰り返すと、内部に気化しきれなかった液状の灯油が溜まり、次に点火した際に「ボッ」という音と共に強烈な臭いや白煙が発生する原因になります。また、基盤に過度な負荷がかかり、修理可能な状態から修理不可能な状態へと悪化する恐れもあります。

自分で修理した場合の火災リスクは?

A: 配線ミスや灯油漏れがあるとリスクはゼロではありません。
特に注意すべきは「気化筒のパッキンずれによる灯油漏れ」と「配線の接続ミスによるショート」です。ただ、記事内で紹介したように「写真を撮って元通りにする」「パッキンの座りを指で確認する」「仮組みで動作確認する」という手順をしっかり守れば、DIY修理でも十分に安全性を確保できます。どうしても不安な方や、細かい作業が苦手な方は、無理せずプロに任せるか買い替えを選択してください。

修理にかかる作業時間はどのくらい?

A: 初めてなら余裕を持って2〜3時間は見ておきましょう。
慣れている人なら1時間程度で終わりますが、ネジの管理や内部のホコリ掃除を含めると、半日は時間を確保しておいた方が安心です。寒い部屋で急いで作業すると、ネジを落としたり手を怪我したりするミスのもとになります。暖かい日中に、時間に余裕を持って取り組んでください。

まとめ:コロナファンヒーターE5直し方

コロナファンヒーターのE5エラーについて、修理方法と判断基準を解説してきました。

この記事のまとめ
  • E5の原因:気化筒のヒーター断線。掃除では直らず部品交換が必須。
  • 修理の判断:製造5〜9年でDIYできるなら、約7,000円で修理するのが高コスパ。
  • 作業のコツ:ネジの管理と配線の写真撮影を忘れずに。
  • 撤退ライン:10年以上の機種や、分解が怖い場合は迷わず買い替えを。

自分で修理できれば、お財布に優しく、愛着のある家電を長く使い続けることができます。「やってみよう!」と思った方は、ぜひこの記事の手順を参考に、安全第一でチャレンジしてみてくださいね。

少しでも不安な場合は、無理をせずに新しいヒーターを迎えるのも賢い選択ですよ。

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