ダイソン掃除機のジャバラ交換方法|自分で修理して費用を抑える手順

ダイソン掃除機のジャバラ交換方法|自分で修理して費用を抑える手順

こんにちは。パワーツールラボ運営者 TAKAです。

長年愛用してきたダイソンの掃除機ですが、ある日ふとヘッドを見てみると青い蛇腹ホースが破れていることに気づいてショックを受けたことはありませんか。

テープで補修してもすぐに剥がれてしまうし、かといってメーカーに修理を頼むとヘッドごとの交換になり、予想以上の出費になってしまうのが悩みどころです。

実はこの蛇腹ホースの交換作業は、正しい手順と適切な道具さえあれば、特別な資格がない私たちでも自分で行うことができます。

今回は、私が実際に試して成功した交換手順を、部品の選び方から作業のコツまで詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかる事
  • メーカー修理の約10分の1の費用で復活させる方法
  • 失敗しないための部品選びと適合機種の見分け方
  • 写真付き手順でわかる具体的な交換ステップとコツ
  • 交換後に長持ちさせるためのメンテナンス知識
目次

ダイソン掃除機のジャバラ交換は自分でできる?費用や部品の選び方

ダイソン掃除機のジャバラ交換は自分でできる?費用や部品の選び方

「機械の分解なんて難しそうだし、元に戻せなくなったらどうしよう」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、ダイソンのソフトローラークリーナーヘッドは構造自体は比較的シンプルで、ポイントさえ押さえればDIYでの修理が十分に可能です。

まずは、実際に自分で交換する場合のコストメリットや、失敗しないための部品選びの知識について、具体的なデータと合わせて解説していきます。作業を始める前の準備段階として、しっかりと確認しておきましょう。

【結論】ジャバラ交換は自分でも可能!修理費を約1/10に節約できる

【結論】ジャバラ交換は自分でも可能!修理費を約1/10に節約できる

結論から申し上げますと、ダイソンの蛇腹ホース(ジャバラ)交換は、DIY初心者の方でも十分に可能です。私自身も最初は不安でしたが、構造を理解してしまえば1時間弱で作業を完了できました。

何より最大のメリットはその圧倒的なコストパフォーマンスです。具体的な金額を比較してみましょう。

メーカーや修理業者に依頼した場合と、自分で交換した場合の費用差は以下のようになります。

スクロールできます
修理方法費用の目安特徴
ヘッド新品購入20,000円〜最も高額だが手間なし
修理業者依頼約8,000円プロに任せる安心感
DIYで交換約1,500円〜3,000円手間はかかるが格安

このように、自分で部品を購入して交換すれば、新品のヘッドを購入する場合と比較して費用の約10分の1、修理業者に依頼する場合と比較しても半額以下で済ませることができます。Amazonや楽天市場などの通販サイトでは、互換品のホースが1,000円台から販売されており、これがコスト削減の決め手となります。

実際に交換に挑戦したユーザーの方々からも、以下のような声が多く上がっています。

  • 「ヘッド一式を買い替える事を考えていましたが、安価な値段のこの吸引ホースでダイソン掃除機が復活しました。簡単に短時間で交換取り付けも出来て本当に良かったです。」(Amazonレビューより)
  • 「動画を見ながら作業したら、女性の私でも割と簡単に交換できました。もっと早くやればよかったです。」(楽天レビューより)

もちろん、「自分にできるだろうか」という不安はあるかと思います。しかし、多くの人が「やってみたら意外と簡単だった」と感じているのも事実です。浮いたお金で美味しいものを食べに行けると考えると、挑戦してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。

また、昨今では「ものを長く大切に使う」というサステナビリティの観点からも、安易に買い換えるのではなく修理して使い続けることが推奨されています。環境省も小型家電のリサイクルや長期使用を推進していますので、DIY修理は環境にも優しい選択と言えますね。

(出典:環境省『小型家電リサイクル関連』)

※数値は執筆時点の一般的な市場価格を参考にした目安です。実際の価格は購入時期や販売店によって変動しますのでご注意ください。

修理・買い替え・DIYの比較!保証切れなら自分で交換がおすすめ

修理・買い替え・DIYの比較!保証切れなら自分で交換がおすすめ

「安く済むのはわかったけれど、本当に自分でやってしまっていいの?」という疑問を持つ方もいるでしょう。ここでは、現在のあなたの状況に合わせて、最適な選択肢を選ぶための判断基準を整理します。

最も重要な判断基準は「メーカー保証期間内かどうか」です。

保証期間内(購入から2年以内)の場合
まず、お手持ちのダイソン製品を購入してから2年経っていないかを確認してください。ダイソンには購入日から2年間のメーカー保証が付いています。もし保証期間内で、かつ通常使用の範囲内で破損した場合は、無償で修理や部品交換を受けられる可能性があります。

この場合、自分で分解してしまうと保証対象外になってしまうリスクが高いため、まずはダイソンの公式サポートに問い合わせるのが正解です。製品登録をしていない場合でも、購入日が証明できれば対応してもらえることがあります。

(出典:ダイソン『販売規約・保証規定』)

保証期間切れ(2年以上経過)の場合
多くのユーザーが直面するのがこのケースです。保証が切れている場合、メーカー修理は有償となり、ヘッドごとの交換を提案されることが一般的です。ここで初めて「DIY」か「買い替え」かの選択になります。

以下の比較表を参考に、ご自身の重視するポイントで選んでみてください。

スクロールできます
選択肢費用時間技術レベルリスク保証
DIY交換1,500〜3,000円1〜2時間中(分解作業)自己責任なし
修理業者8,000円前後1週間程度不要30日間など
メーカー修理要見積もり2週間〜不要最低あり
ヘッド買替20,000円〜即日不要なしあり

掃除機の平均寿命は約7年と言われています。もし使用期間が3〜4年程度で、モーターやバッテリーがまだ元気であれば、高額なヘッド買い替えをするよりも、DIYで延命処置をするのが最もコストパフォーマンスが良い選択と言えるでしょう。

一方で、「もう5年以上使っていてバッテリーも持たない」「排気の臭いも気になる」という複合的な不調がある場合は、本体ごとの買い替えを検討するタイミングかもしれません。単に部品を変えるだけでなく、トータルでのコストとメリットを天秤にかけて判断してみてください。

【重要】失敗しない部品の選び方!V8・V10やスリム型の違い

【重要】失敗しない部品の選び方!V8・V10やスリム型の違い

DIY修理で最も失敗しやすいのが、実は作業そのものではなく「部品の買い間違い」です。ダイソンの掃除機は見た目が似ていても、機種によってヘッドの構造やホースの形状が微妙に異なります。

特に注意が必要なのが、「従来型」と「スリム型」の違いです。ここを間違えると、購入したホースが絶対に取り付けられませんので、必ず確認してください。

  • 1. 従来型(ソフトローラークリーナーヘッド)
    多くの家庭で使われている標準的なタイプです。ヘッドが比較的大きく、重厚感があります。
    主な対応機種: V6, V7, V8, V10, V11
    ※V8やV10でも、名前に「Slim」がつかないモデルはこちらに該当します。
  • 2. スリム型(スリムソフトローラークリーナーヘッド)
    日本の住環境に合わせて開発された、軽量・小型化されたヘッドです。
    主な対応機種: V8 Slim, Digital Slim, V12 Detect Slim, V15 Detect など
    ※名前に「Slim」が入っているモデルは、従来型のホースとは互換性がありません。

簡単な見分け方
ハンドルの赤いレバーの内側や、バッテリーの底面に貼ってあるシールを見てください。そこに記載されている「製造番号(シリアルナンバー)」の最初の3桁を確認し、販売ページの対応表と照らし合わせるのが最も確実です。

ネット上のレビューでも「V8用と書いてあったので買ったが、自分のV8 Slimにはサイズが合わなかった」という失敗談が散見されます。「V8」という文字だけで判断せず、自分の持っているヘッドが「スリムタイプ」なのかどうかを必ず現物を見て確認しましょう。

ダイソンの公式サイトでも、ご自身のモデルを特定する方法が詳しく解説されています。型番がわからない場合は、まずは以下のページで確認してみることをお勧めします。

(出典:ダイソン公式サイト『製造番号(シリアルナンバー)の確認方法』)

また、V8シリーズなどは特にバリエーションが豊富で、同じV8でも「後期型」と「前期型」で微妙な仕様変更があることもあります。購入しようとしている互換ホースの商品説明欄を必ず読み、「対応:SV10」や「SV10K(Slim用)」といった細かい型番表記までチェックするのが、失敗しないための鉄則です。

純正品はない?Amazonなどで買える「工具付き互換品」が狙い目

純正品はない?Amazonなどで買える「工具付き互換品」が狙い目

交換用の蛇腹ホースを探す際、「できれば安心の純正品が欲しい」と思うのが人情ですよね。しかし残念ながら、ダイソン公式では蛇腹ホース単体での部品販売は行っていません。

公式サイトの「交換用パーツ」ページを見ても、販売されているのは「ソフトローラークリーナーヘッド」というヘッド丸ごとのユニット(約2万円前後)のみです。つまり、ホースだけを交換したい場合は、必然的にサードパーティ製の「互換品」を選ぶことになります。

(出典:ダイソン公式サイト『交換用パーツ』)

「互換品って品質は大丈夫なの?」と心配になるかもしれませんが、最近の互換品は品質が向上しており、多くのユーザーが問題なく使用できています。Amazonや楽天市場などで「ダイソン ジャバラ 交換」と検索すると、多数の商品がヒットします。

おすすめは「専用ドライバー付き」のセット商品

部品を購入する際は、ホース単体ではなく、「交換用工具(トルクスドライバー)がセットになった商品」を選ぶのが絶対におすすめです。

ダイソンの分解には、一般的なプラスドライバーではなく、星型の形をした特殊な「トルクスネジ(T8やT10サイズ)」を回すドライバーが必要です。これを持っていない場合、ホースだけ届いても作業ができません。

工具付きセットであれば、届いたその場ですぐに作業を開始できますし、価格差も数百円程度です。わざわざホームセンターに工具を買いに行く手間を考えれば、セット品が最も効率的です。

購入時のチェックポイント
・商品タイトルに自分の機種(V8, V10など)が含まれているか
・「T8トルクスドライバー」が付属しているか
・レビュー評価が極端に低くないか(★4以上が目安)

まずはAmazonなどで、「ダイソン V8 蛇腹ホース 工具付き」のように、ご自身の機種名を入れて検索してみてください。もし商品選びで迷った時は、レビュー欄で「自分と同じ機種で交換できた」という報告があるかどうかを一つの判断材料にすると良いでしょう。

>> Amazonで「ダイソン 蛇腹ホース 工具付き」を検索する

作業前に準備するものリスト!特殊ドライバー(トルクス)は必須

作業前に準備するものリスト!特殊ドライバー(トルクス)は必須

いざ作業を始めてから「あれがない!これがない!」と慌てないように、必要な道具をしっかり準備しておきましょう。スムーズに作業を進めるための「必須アイテム」と「あると便利なもの」をリストアップしました。

  • 必須アイテム
    交換用蛇腹ホース
    先ほど解説した通り、機種に適合した互換品を用意します。
    トルクスドライバー(T8サイズ)
    星型の特殊ドライバーです。多くのモデルでT8サイズが使われていますが、一部T10の場合もあります。工具付きセットなら両方入っていることが多いので安心です。
    プラスドライバー(1番または0番)
    小さなプラスネジを外す箇所があります。精密ドライバーセットのような細めのものが使いやすいです。
  • あると便利なもの
    コインまたはマイナスドライバー
    ヘッド側面のロックを解除するために使います。500円玉などが回しやすいです。
    ラジオペンチまたはピンセット
    古いホースを引き抜いたり、細かいパーツをつまんだりするのに役立ちます。特に、奥まった場所にあるゴムパッキンなどを扱う際に重宝します。
    新聞紙やビニールシート
    ヘッド内部には驚くほどホコリが溜まっています。分解すると「パフッ」と細かいチリが舞い散るので、必ず下に敷いておきましょう。マスクの着用も推奨します。
    小さな容器やトレー(またはガムテープ)
    外したネジを無くさないように入れておくためのものです。ネジは非常に小さく、転がるとすぐに見失います。ガムテープの粘着面を上にして置いておき、そこに外したネジをペタペタ貼り付けておくのも良いアイデアです。
    スマートフォン
    分解の工程ごとに写真を撮っておくと、後で「このパーツはどう付いていたっけ?」と迷った時に確認できるので、強く推奨します。動画を撮りながら作業するのもおすすめです。

これらの道具を揃え、明るくて広い場所で作業を始めるようにしてください。特に、ネジを転がして無くさないよう、毛足の長いカーペットの上ではなく、フラットなテーブルの上などで作業するのが成功への近道です。

ダイソン掃除機のジャバラ交換手順と失敗しないコツ

ダイソン掃除機のジャバラ交換手順と失敗しないコツ

ここからは、いよいよ実際の交換手順を解説していきます。今回は最も一般的な「ソフトローラークリーナーヘッド」を例に進めますが、基本的な構造はどの機種も似ています。

作業全体の所要時間は、慣れていない方で約40分〜1時間程度です。焦らず、一つひとつの工程を確認しながら進めていきましょう。

【免責事項】
本記事で紹介する分解・修理方法は、メーカー保証の対象外となる行為です。作業中の事故や故障、怪我について当サイトは一切の責任を負いません。必ず自己責任のもと、安全に十分配慮して行ってください。

手順①:ソフトローラークリーナーヘッドの分解と古いホースの除去

手順①:ソフトローラークリーナーヘッドの分解と古いホースの除去

まずはヘッドを分解し、破損した古いホースを取り外す工程です。隠れているネジを見つけるのが最初のポイントになります。

STEP
回転ブラシ(ローラー)を取り外す

ヘッドの側面にある溝にコインやマイナスドライバーを差し込み、ロックを解除して側面のカバーを外します。その後、メインのソフトローラーを引き抜きます。この時、ローラーに絡まった髪の毛やゴミがあれば、ついでに取り除いておきましょう。

STEP
底面のネジを外す

ヘッドを裏返し、底面に見えているネジを外します。機種によってネジの数や場所が異なりますが、トルクスドライバー(T8)を使って慎重に回してください。

STEP
内部パーツと側面パーツを分離する

ここが少し難しいポイントです。一部のネジは、小さなローラー(車輪)の下や、可動部の奥に隠れていることがあります。「外れないな」と思ったら、無理に引っ張らず、隠しネジがないかライトで照らしてよく確認してください。

全てのネジが外れると、青い蛇腹ホースを固定しているプラスチックの枠組みごと、ユニットが外れます。パーツを分離する際、「バキッ」と少し怖い音がすることがありますが、これはプラスチックの爪が外れる音なので、過度に恐れる必要はありません。ただし、力任せにやると本当に折れてしまうので、隙間にマイナスドライバーなどを入れて優しくこじ開けるのがコツです。

最後に、古いホースを取り除きます。純正のホースは接着剤などで強固に固定されているわけではなく、プラスチックの溝に噛ませてあるだけです。ラジオペンチなどで端をつまんで引っ張れば抜けます。劣化してボロボロになっている場合が多いので、破片が飛び散らないよう注意してゴミ箱へ捨てましょう。

分解のコツ
外したネジは、長さや太さが微妙に違うものが混ざっていることがあります。どこの場所のものかわかるように、紙の上に置いて場所をメモするか、マスキングテープで紙に貼り付けておくと、再組み立ての時に「ネジが一本余った!」という事態を防げます。

注意:ネジは非常に柔らかい素材でできていることが多く、サイズが合わないドライバーで無理に回すと頭が潰れて(なめて)しまいます。必ず垂直に力を加えて回しましょう。

手順②:新しい蛇腹ホースの取り付け【ここが最難関】

手順②:新しい蛇腹ホースの取り付け【ここが最難関】

多くのチャレンジャーが「ここが一番大変だった」と口を揃えるのが、この新しいホースの取り付け作業です。新品のホースはゴムが硬く、狭いスペースに押し込むのにコツがいります。ここをクリアすれば作業の8割は完了したも同然です。

STEP
ホースの向きを確認する

互換品のホースには上下や向きがある場合があります。取り外した純正品と並べて、形状が同じ向きになるように確認してください。一般的には、広い口が本体側、狭い口がヘッド側になることが多いですが、商品の仕様によって異なります。

STEP
片側ずつ確実に噛ませる

まず、ヘッド本体側の接続口にホースの端を差し込みます。この時、ホースのゴムの縁(リップ)を、プラスチックパーツの溝にしっかりとはめ込む必要があります。

STEP
マイナスドライバー等で補助する

指が入らない狭い部分は、マイナスドライバーの先を使って、ゴムの縁を溝に押し込んでいきます。ただし、強く突きすぎて新品のホースを破かないように注意してください。爪楊枝や割り箸の先端など、傷つけにくい素材の棒を使うのも賢い方法です。

STEP
可動域の確認

両端がハマったら、ヘッドの首振り部分を動かしてみて、ホースがスムーズに伸縮するか、外れそうになっていないかを確認します。「カポッ」と綺麗にハマっている感覚があればOKです。

「全然入らない!」と焦るかもしれませんが、ゴムは必ず変形します。無理に押し込むのではなく、角度を変えたり、少し回転させたりしながら、少しずつ溝にはめていきましょう。

最大のコツ:ホースの端を指で少しつぶして「Uの字」または「ハート型」にするようなイメージで小さくしてから差し込み、中で指を離してパッと広げて溝に密着させるのがポイントです。

寒くてゴムが硬い場合は、お湯で少し温めるか、ドライヤーの温風を軽く当てて柔らかくしてから作業するという裏技もあります。ただし、熱しすぎると変形しますし、水気が残ると故障の原因になるので、行う際は自己責任で十分に注意してください。

手順③:再組み立てと動作確認!吸い込みが戻ったかチェック

手順③:再組み立てと動作確認!吸い込みが戻ったかチェック

最大の難所を越えれば、あとは元に戻すだけです。分解した時と逆の手順で組み立てていきます。

STEP
逆順で組み立てる

分解時に撮影した写真や、メモしておいたネジの配置を見ながら、パーツを戻していきます。ここで最も注意すべきなのは「配線の挟み込み」です。プラスチックのカバーを閉じる際、内部の細い配線コードを噛んでしまわないように、正しいルートを通っているか確認してください。配線を噛んだままネジを締めると、断線してヘッドの回転機能が死んでしまいます。

STEP
動作確認チェックリスト

全てのネジを締め、ローラーを戻したら、本体にセットしてスイッチを入れます。以下の項目をチェックしましょう。

ローラーはスムーズに回転するか?(異音がしないか)
吸引力は戻っているか?(手を当てて確認)
排気漏れの音はしないか?(シュコーという音が消えているか)
ヘッドの首振り動作はスムーズか?

これで問題なければ、修理完了です!吸引力が復活したダイソンの威力を体感してください。「吸いつきが違う!」と実感できる瞬間は、DIYの苦労が報われる最高のひとときですね。

「手順通りやったのに、やっぱり直らない…」という場合
もし交換しても改善しない、あるいは分解中に他のパーツを破損させてしまった場合は、残念ながらヘッド自体の寿命か、モーターの故障が考えられます。その場合は、潔くヘッド部分の買い替えを検討しましょう。

(出典:ダイソン公式サイト『交換用ヘッド一覧』)

「ネジがなめた」「隙間ができる」よくある失敗例と対処法

「ネジがなめた」「隙間ができる」よくある失敗例と対処法

初めての作業では予期せぬトラブルがつきものです。ここでは、よくある失敗例とその対処法をまとめておきます。

  • 失敗例1:ネジがなめた
    原因:サイズの合わないドライバーを使った、押し付ける力が弱かった。
    対処法:軽度であれば、幅広の輪ゴムをネジ頭とドライバーの間に挟んで回してみてください。摩擦力が増して回ることがあります。それでもダメな場合は、ネジザウルスなどの特殊な工具を使う必要があります。これは先端に特殊な溝加工がされており、潰れたネジをガッチリ掴んで回せる便利なツールです。一つ持っておくと家中の修理で役立ちます。
  • 失敗例2:組み立て後に隙間ができて空気が漏れる
    原因:ホースが溝にしっかりハマっていない、または噛み合わせが悪い。
    対処法:面倒ですが、もう一度分解してホースの取り付け状態を確認してください。ゴムの縁が折れ曲がって挟まっているケースが多いです。ここからの空気漏れは吸引力低下に直結するので妥協は禁物です。
  • 失敗例3:ローラーが回転しなくなった
    原因:組み立て時に内部の配線コネクタが外れたか、断線させてしまった。
    対処法:再度分解し、配線の接続を確認してください。もし配線が切れてしまっている場合は、ハンダ付けなどの高度な修理が必要になるため、ヘッド買い替えの方が無難かもしれません。

失敗しても対処法はある。最悪の場合は修理業者に依頼

交換後の寿命を延ばす!ヘッドを長持ちさせるメンテナンス方法

交換後の寿命を延ばす!ヘッドを長持ちさせるメンテナンス方法

せっかく苦労して修理したのですから、次はできるだけ長く使い続けたいですよね。実は、蛇腹ホースが破れる原因の多くは「使い方」にあります。

次回破れにくくするための予防策とメンテナンスのポイントをご紹介します。

  • 1. ヘッドを床に押し付けすぎない
    吸引力を上げようとしてヘッドを強く床に押し付けてゴシゴシ動かすと、蛇腹部分に過度な負荷がかかり、摩耗や亀裂の原因になります。ダイソンは軽く滑らせるだけで十分ゴミを吸い取ります。優しく扱うことが寿命を延ばす一番の近道です。
  • 2. ねじれた状態で保管しない
    掃除機を収納する際、ヘッドが無理な方向に曲がった状態で放置すると、ゴムに癖がついて割れやすくなります。真っ直ぐな状態でスタンドに戻す癖をつけましょう。特に壁に立てかけているだけの方は、倒れた拍子にヘッドがねじれることがあるので注意が必要です。
  • 3. 定期的にローラーのゴミを取る
    ローラーの回転軸に髪の毛が大量に絡まっていると、回転抵抗が増えてヘッド全体に振動や負荷がかかります。月に一度はローラーを外して、絡まったゴミを取り除くメンテナンスを行うことが、結果的にホースの寿命も延ばします。

ちなみに、ソフトローラー(ふわふわしたローラー部分)は水洗いが可能ですが、洗った後は最低でも24時間は陰干しして、完全に乾かしてから取り付けてください。生乾きのまま使うと悪臭の原因になります。

ゴミ捨てのレバーが固くて開かない場合の対処法については、実際に試したこちらの記事も参考にしてください。

正しい使い方で寿命を最大化。掃除機本体の寿命(7年)まで使い切ることが目標

ダイソン掃除機のジャバラ交換に関するQ&A

ダイソン掃除機のジャバラ交換に関するQ&A

最後に、読者の方からよく寄せられる質問にお答えします。

ローラーヘッドが回らないのもジャバラ破れが原因?

いいえ、それは別の原因の可能性が高いです。
蛇腹ホースの破れは「吸引力の低下」を引き起こしますが、ローラーの回転には直接関係しません。ローラーが回らない場合は、ブラシへの髪の毛の絡まり、電気接点の汚れ、あるいはモーター自体の故障が疑われます。まずは接点の清掃を試してみてください。

蛇腹ホースの寿命はどれくらい持ちますか?

一般的には3〜5年程度と言われています。
使用頻度や使い方にもよりますが、多くのユーザーが購入から3年前後で破損を経験しています。ゴム製品なので経年劣化は避けられませんが、丁寧に扱えば5年以上持つこともあります。

V8 SlimやDigital Slimでも同じ手順で交換できますか?

手順はほぼ同じですが、部品が異なります。
分解・交換の流れ自体は似ていますが、前述の通り「スリム型」のヘッドには専用のホースが必要です。従来型のホースを買ってもサイズが合わず取り付けられないので、部品購入時には十分注意してください。

自分で修理するとメーカー保証はどうなりますか?

原則として保証対象外になります。
ダイソン社以外の第三者が分解・修理を行ったり、純正以外の部品を使用したりした場合、その後のメーカー保証は受けられなくなります。保証期間が残っている場合は、まずメーカー修理を利用することを強くおすすめします。

まとめ:ダイソン掃除機のジャバラ交換で完全復活させて長く使おう

まとめ:ダイソン掃除機のジャバラ交換で完全復活させて長く使おう

今回は、ダイソン掃除機の蛇腹ホース(ジャバラ)交換について解説しました。

一見難しそうに見える作業ですが、適切な部品と道具さえあれば、自分でも十分に修理可能です。何より、数万円かかるコストを数千円に抑えられるのは、家計にとって非常に大きなメリットではないでしょうか。

この記事のまとめ
  • コスト削減:DIYなら約1/10の費用で済む
  • 部品選び:工具付きの互換品セットがおすすめ。スリム型との違いに注意
  • 作業のコツ:写真を撮りながら慎重に分解し、ホースはしっかり溝に噛ませる
  • サステナビリティ:直して長く使うことは環境にもお財布にも優しい

愛着のある道具を自分の手で直すと、今まで以上に大切に使いたくなるものです。ぜひ今回の記事を参考に、ダイソンの吸引力を完全復活させてみてください。

また、修理のついでにフィルターのメンテナンスも行うと、排気の臭いも改善されてより快適に使えますよ。

フィルターのお手入れ方法や臭いの対策については、実際に試したこちらの記事で詳しく解説しています。

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