こんにちは。パワーツールラボ運営者 TAKAです。
せっかく時間をかけてダイソンのフィルターを水洗いし、しっかりと乾かしてセットしたはずなのに、なぜかフィルターのランプが消えなかったり、以前のような吸引力が戻らなかったりすることはありませんか。
「掃除しろって言われたから掃除したのに、どうして直らないの?」と、掃除機に向かって文句を言いたくなってしまうその気持ち、痛いほどよくわかります。特に、家事の合間を縫ってメンテナンスをしたのに結果が出ないと、徒労感もひとしおですよね。実はこの現象、単なるフィルターの汚れだけが原因ではないケースが非常に多いのです。
この記事では、工具と家電のマニアである私が、メーカーの説明書にはあまり詳しく書かれていない「掃除したのに直らない本当の原因」と、プロも実践する「完全復旧の手順」を徹底的に解説します。修理に出す前に試すべきことが、まだ残されています。
- フィルター掃除後も不調が続く5つの意外な原因
- メーカー推奨の24時間乾燥では不十分な理由
- 本体の誤認識を解除する正しいリセット方法
- もう迷わないフィルターの交換時期と判断基準
ダイソン掃除機のフィルター掃除したのに不調が続く5つの原因と対処法

「フィルターは洗ったばかりだからきれいなはず」と思っていても、ダイソン本体がまだ「異常」を検知しているのには、必ず物理的な理由があります。ダイソンのセンサーは非常に繊細で、私たちの目には見えないレベルの変化も敏感に感じ取ります。
ここでは、一般的にあまり知られていない、洗浄後もエラーや不調が続く5つの原因について、内部構造の視点から掘り下げて解説していきます。まずはご自身のダイソンがどのパターンに当てはまるかチェックしてみてください。
結論:内部の「微細な粉塵詰まり」か「乾燥不足」が9割

最初に結論をお伝えします。フィルターを掃除したのに直らない原因のほとんどは、目に見えないレベルの「微細な粉塵詰まり」か、人間が乾いたと感じても機械にとっては濡れている「乾燥不足」のどちらかです。
私がこれまで多くの相談を受けてきた経験や、修理業者の方から伺った話を集約すると、トラブルの根本原因は驚くほどこの2点に集約されます。私たちはどうしても「目に見える大きなホコリ」が取れたかどうかで掃除の完了を判断しがちですが、ダイソンの吸引力低下やセンサー警告を引き起こすのは、もっとミクロな世界の話なのです。
不調の2大要因と詳細メカニズム
- 石灰化した粉塵(セメント化):ダイソンのフィルターは高性能なHEPAフィルターを採用しており、微細な粒子をキャッチします。水洗いをした際、これらの微粒子(特に石膏ボードの粉や小麦粉、PM2.5など)が水と反応し、フィルターの繊維の奥深くで「泥」のようになります。これが乾燥するとセメントのようにカチカチに固まり(石灰化)、空気の通り道を完全に塞いでしまうのです。見た目はきれいでも、空気抵抗はMAXの状態になってしまいます。
- 水分検知センサーのシビアさ:フィルターが「完全に乾いた」と判断するのは人間ですが、「通電して問題ないか」を判断するのは機械です。内部のスポンジ層にわずかでも水分が残っていると、吸引時の強力な気流によって水分がセンサー部分に飛び、誤作動やショート防止のための緊急停止を引き起こします。
修理業者のデータによると、持ち込まれる「フィルター警告が消えない」という相談のうち、実に9割がこのどちらかに当てはまると言われています。残りの1割が、基盤の故障や断線といったハードウェアの不具合です。
「洗った=直る」という図式は、残念ながらダイソンにおいては必ずしも成立しません。「正しく洗って、完全に乾かし、内部の詰まりまで解消して初めて直る」というのが真実です。まずはこの事実を受け入れ、表面的なフィルター掃除では解決できない「内部の深層清掃」が必要である可能性を疑ってください。
原因①:24時間では足りない?フィルターの乾燥不足と「生乾き」

おそらく皆さんは、取扱説明書にある「最低24時間乾かしてください」という指示を守ったかなと思います。しかし、日本の気候や家庭環境において、この「24時間」というのはあくまで「条件が良い場合の」最低ラインであって、十分ではないことが多いのです。
ダイソンのフィルター構造をよく見てみると、プラスチックのフレームの中に、非常に高密度な不織布やスポンジが何層にも折り重なっているのがわかります。この多層構造こそが強力な集塵能力の源ですが、同時に「一度濡れると極めて乾きにくい」という弱点も抱えています。
SNSや口コミサイトでも多数の悲鳴
これは典型的な乾燥不足の症状です。
特に梅雨の時期や冬場の結露しやすい部屋、湿度の高い環境では、48時間(丸2日)以上の乾燥が必要なケースも珍しくありません。表面のプリーツ(ひだ)部分は空気に触れやすいため比較的早く乾きますが、中心部のスポンジ層は水分をたっぷりと含んだままです。この「生乾き」状態で本体にセットしてしまうと、以下のような深刻なトラブルを引き起こします。
- 内部での固着:吸い込んだ新しいホコリが、フィルターに残った湿気と混ざり合い、内部で泥状になって固着します。これが新たな詰まりの原因となります。
- 強烈な悪臭(雑巾臭):生乾きのフィルターに空を通すことは、雑菌の胞子を部屋中にばら撒くのと同じです。一度繁殖したモラクセラ菌などの雑菌臭は、再洗浄してもなかなか取れません。
- モーターの故障:最悪の場合、吸引された水分がモーターユニット内部に侵入し、錆びやショートを引き起こします。こうなるとフィルター交換では済まず、本体買い替えとなってしまいます。
「触ってみて湿っていなければOK」ではありません。フィルターを顔に近づけて息を吸い込んだり、手の甲に当ててみて「ひんやりとした冷たさ」を少しでも感じるなら、それはまだ乾いていない証拠です。これが「掃除したのに直らない」最大の落とし穴と言えるでしょう。
原因②:意外と見落とす「ポストモーターフィルター」の汚れ

「フィルターは洗ったよ!何度も洗ったよ!」という方のダイソンを見せてもらうと、意外と多いのが「もう一つのフィルター」の存在を完全に忘れている、あるいは知らないパターンです。
特にV7、V8、V10、V11といったモデルをお使いの方は注意が必要です。これらの機種には、大きく分けて2つのフィルターが存在する場合があります(V10以降や一部モデルでは一体型になっていますが、旧モデルでは分かれています)。
- プレモーターフィルター:サイクロンの中心にある、棒状または円錐状のフィルター。つまんで引き上げるタイプで、皆さんがよく洗っているのはこちらです。
- ポストモーターフィルター:本体の後ろ側、排気が出る部分についているフィルター。ここも外れることを知らない方が意外と多いのです。
この「ポストモーターフィルター」は、掃除機が吸い込んだ空気を部屋に戻す直前の「最後の砦」です。0.3ミクロンもの微細な粒子を99.97%捕集する高性能なHEPAフィルターが搭載されています。ここが詰まっていると、いくら吸気側のプレモーターフィルターをきれいにしても、出口が塞がれているため空気が抜けず、本体は「詰まり」と判断して警告を出します。
公式の案内でも、ポストモーターフィルターは反時計回りにひねって取り外し、冷水で洗うことが推奨されています。「えっ、そこも外れるの?」と思った方は、ぜひ一度確認してみてください。開けてびっくり、真っ黒に汚れたフィルターが出てくるかもしれません。特に粉っぽいゴミをよく吸うご家庭では、ここが盲点になっています。
参考リンク:(出典:ダイソン公式サイト|スティック掃除機のお手入れ方法)
原因③:サイクロン内部やヘッド・ホースの隠れた詰まり

フィルターマークが点灯しているからといって、必ずしもフィルターだけが悪いとは限りません。ダイソンのセンサーは、厳密には「フィルターの汚れ」を見ているのではなく、「空気の流れ(エアフロー)の悪さ」や「モーターにかかる負荷」を検知してランプを点灯させています。
つまり、フィルター以外の場所が詰まっていて空気が流れない場合でも、同じ「フィルター掃除ランプ」が点く仕様になっているのです。
フィルターを新品に交換しても直らない場合は、十中八九この「空気の通り道のどこか」が詰まっています。
| 確認すべき箇所 | チェックポイントと対処法 |
|---|---|
| サイクロン内部(シュラウド) | クリアビン(透明なゴミ箱)の中にある、銀色の網目部分(シュラウド)を見てください。ここに細かいホコリや綿埃がびっしりと張り付いていませんか?ここは絶対に水洗い禁止ですが、エアダスターや古い歯ブラシを使って、網目のゴミを落とす必要があります。ここが塞がると吸引力が激減します。 |
| ヘッドの吸込口 | 大きなゴミや紙くずが吸込口を塞いでいませんか?回転ブラシに髪の毛が絡まりすぎていませんか?ヘッドを裏返して、コインでロックを外し、回転ブラシを取り出して清掃してください。 |
| 延長パイプ | 長いパイプを外し、光を当てて中を覗いてみてください。途中で綿埃の塊や、吸い込んだペン、ティッシュなどが引っかかっていることがよくあります。長い棒などで押し出すか、反対側から別の掃除機で吸い出すと取れます。 |
iFixitなどの分解レポートによると、メインのサイクロン通路にゴミが詰まると吸引力が急激に低下し、システムが「フィルター詰まり」と誤認するケースが報告されています。
特にヘッド周りのトラブルは意外と見落としがちです。もしヘッドの回転が悪いと感じる場合は、フィルター掃除だけでなくヘッド側のメンテナンスも必要かもしれません。ヘッドの不調については、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせて確認してみてください。
詳しくは実際に試したこちらの記事をご覧ください。

原因④:センサー誤作動を起こす「静電気」と「パッキン劣化」

最後に考えられるのが、掃除機自体の経年劣化や環境要因によるセンサーの誤作動です。これは掃除やメンテナンスではどうにもならないケースも含まれます。
まず「静電気」です。ダイソンは精密な電子機器であり、内部には気圧差を検知するセンサーがあります。冬場の乾燥した時期には、微細なプラスチック粒子がサイクロン内部で高速回転することで強い静電気が発生します。これにより、微細なチリがセンサー周りにびっしりと吸着してしまい、誤検知の引き金になることがあります。この場合、固く絞った濡れ雑巾で本体の外側やクリアビン内部(電子部品以外)を拭くことで改善することがあります。
次に「パッキンの劣化」です。購入から2〜3年以上経過している場合、クリアビン(ゴミが溜まる透明な部分)の蓋や、フィルター接続部にある「ゴムパッキン」が劣化している可能性があります。
パッキンが劣化して硬くなったり亀裂が入ったりすると、そこから空気が漏れて気密性が下がります。すると、本来の吸引圧が出せなくなり、システムが「吸引力が低い=フィルターが詰まっている」と誤判断してしまうのです。
もし、フィルターを外した時にポロポロと黒い粉のようなものが出てくる場合は、汚れではなくパッキンが崩れているサインかもしれません。この場合は、フィルター掃除ではなく部品交換(クリアビンの買い替えやパッキンの修理)が必要になります。
ダイソン掃除機のフィルター掃除したのに直らない時の完全解決ガイド

原因が見えてきたところで、ここからは具体的な解決策を実行していきましょう。
「もう何度も洗ったよ」という方も、手順を変えるだけで復活する可能性があります。また、意外と知られていない「リセット操作」を忘れているだけのケースも多いものです。諦める前に、以下のステップを順を追って試してみてください。
手順①:本体の誤認識を解く「ハードリセット」の正しいやり方

意外と知られていないのですが、ダイソンの一部のモデルには、フィルター掃除後に「システム上のリセット」が必要なものがあります。また、エラー表示がメモリに固着してしまっている場合、強制的に再起動させるようなアクション(ハードリセット)が有効な場合もあります。
特に問い合わせの多い事例として、「掃除したのにランプが消えない!」という方の多くが、このリセット操作を行っていません。
フィルター寿命のリセット操作(モデル別例)
※モデルによって操作方法は異なります。必ずお手元の取扱説明書もご確認ください。
- V10 / V11 / V12 / V15 シリーズの場合:基本的にはセンサーが「きれいなフィルター」を感知すれば自動で消えます。しかし、消えない場合は、トリガー(電源スイッチ)を引いたままにする等の操作が必要な場合があります。有効なのは「バッテリーの脱着」です。プラスドライバーでネジ(通常3箇所)を外してバッテリーを一度抜き、1分ほど待ってから装着し直します。これで基盤のメモリがリセットされ、正常に戻ることが多々あります。
- 空気清浄機能付きファン(Pure Coolなど)の場合:こちらは明確なリセット操作が必要です。リモコンの「電源ボタン」を6秒間長押しして、画面上のカウントダウンが終わるまで待つ必要があります。これをしないと、新品フィルターに変えても警告は消えません。
コードレス掃除機タイプの場合、まずはプラスドライバーを用意して「バッテリーの脱着」を試してみてください。V7, V8などのモデルでも有効です。一度完全に電気を断つことで、センサーの誤作動が解消されるケースは驚くほど多いのです。
手順②:プロ直伝!オキシクリーン等を使った「漬け置き洗い」の裏技

これはメーカー公式では推奨されていない方法ですが、保証期間が切れていて「捨てる前にダメ元で試したい」「もう買い替える覚悟はあるが、その前に悪あがきしたい」というユーザーの間で、劇的な効果を上げている方法があります。それが「オキシ漬け(酸素系漂白剤によるつけ置き洗い)」です。
水洗いだけでは落ちない、フィルター深層部の「皮脂汚れ」や「微細な粉塵の固着(セメント化)」を、酸素の泡の力で浮き上がらせて分解する方法です。
塩素系漂白剤(ハイター等)は絶対にNGです。
オキシ漬けの手順(自己責任版)
バケツなどに40〜50度くらいのお湯を用意し、オキシクリーン(または同等の酸素系漂白剤)を適量溶かします。泡立つくらいが目安です。
フィルターを投入し、20分〜30分ほど放置します。(長時間やりすぎるとゴムや接着剤が劣化・剥離するので注意してください)
取り出したら、濁った水が出なくなるまで徹底的にすすぎます。この時、フィルターから信じられないほど黒い水や灰色の泥水が出てくるはずです。
これまで以上にしっかりと水分を含むため、最低48時間、できれば3日間は風通しの良い日陰で乾燥させます。
TikTokやYouTubeの修理動画でもよく見かける手法ですが、驚くほど汚い水が出てきます。これにより通気性が回復し、完全復活する事例は多いです。ただし、すすぎ残しがあると洗剤成分が内部で結晶化し、逆に目詰まりの原因になるので、「これでもか」というくらい徹底的にすすいでください。
参考リンク:(出典:オキシクリーン 日本公式サイト)
判断基準:洗浄回数と使用年数から見る「フィルターの寿命サイン」

ここまでやっても直らない場合、あるいは「もう洗うのが面倒くさい、新品を買ってスッキリしたい」と感じた場合、それはフィルターの寿命です。
ダイソン公式では、フィルターの交換目安を「1年(使用頻度による)」としているケースが多いですが、これはあくまで目安です。毎日掃除機をかける家庭や、ペットを飼っている家庭、キッチン周りで粉物を吸うことがある家庭では、半年〜1年でフィルターの繊維が目詰まりを起こし、寿命を迎えることがよくあります。
以下のサインが出ていたら、洗浄での復活は諦めて「交換」すべきタイミングです。
- 洗って乾かしても、すぐに(数日以内で)またフィルターランプが点く
- 排気の臭い(生乾き臭、酸っぱい臭い)が取れない
- 外側のメッシュ部分が破れている、毛羽立っている
- ゴムパッキンが伸びてブヨブヨになっている
- 「マックスモード」を使うとすぐに止まる
フィルターは消耗品です。無理に使っていると、吸気不足でモーターに過負荷がかかり、過熱して本体ごとの故障(バッテリー劣化やモーター焼き付き)につながります。こうなると数万円の出費です。数千円のフィルター交換で新品同様の吸引力が戻り、本体も長持ちするなら、安い投資かなと思います。
予防策:吸引力を維持するライフスタイル別メンテナンス頻度表

一度直ったら、次は同じトラブルに遭わないように予防しましょう。公式推奨の「月1回」はあくまで標準的な目安です。ご自身の生活スタイルに合わせて頻度を調整するのが、長持ちの秘訣です。
ご自身の生活スタイルに合わせて頻度を調整するのが、長持ちの秘訣です。
| ライフスタイル | 推奨メンテナンス頻度 | 理由 |
|---|---|---|
| 一人暮らし・週1〜2回使用 | 1.5ヶ月〜2ヶ月に1回 | 汚れの蓄積が遅いため、洗いすぎによる摩耗劣化を防ぐため、少し間隔を空けてもOKです。 |
| ファミリー・毎日使用 | 3週間〜1ヶ月に1回 | 標準的な使用頻度です。公式推奨通り、月1回のアラートを目安に清掃してください。 |
| ペット飼育・畳の部屋あり | 2週間に1回 | ペットの抜け毛には皮脂が含まれ、畳からは微細な粉塵が出ます。これらはフィルターを目詰まりさせやすいため、こまめなケアが必須です。予備フィルターを持ってローテーションするのがベストです。 |
また、ゴミ捨ての際にレバーが固くてスムーズに捨てられないと、クリアビン内にゴミが残り、フィルター汚れの原因になります。もしゴミ捨てにストレスを感じているなら、こちらの記事も参考にしてみてください。
詳しくは実際に試したこちらの記事をご覧ください。

故障かな?と思ったら確認すべき「サポートセンター」への連絡前チェック

「フィルターも交換した、本体も掃除した、リセットもした。それでも動かない!」
ここまでくると、残念ながらモーターやメイン基板の故障の可能性が高くなります。ご自身での修理は危険ですので、メーカーサポートへの連絡を検討しましょう。
サポートセンターへ連絡する前に、以下の情報を整理しておくと話がスムーズに進みます。
- シリアルナンバー:バッテリーの裏側や本体底面、クリアビンの裏などに記載されています。「XX1-JP-XXXXXXX」のような文字列です。
- 購入日:ダイソンは基本的に購入から2年間のメーカー保証があります(ユーザー登録していれば)。保証期間内なら無償修理の対象になる可能性が高いです。
- 症状の動画:可能であれば、異音がする様子や、すぐに止まる様子をスマホで撮影しておきましょう。口頭で説明するより伝わりやすいです。
保証期間内であれば、無償で修理や部品交換を行ってくれる可能性が高いです。保証期間外の場合、修理費用は一律料金(目安:22,000円〜)となるケースが多く、買い替えを検討するラインになります。
参考リンク:(出典:ダイソン公式サイト|オンラインサポート)
ダイソン掃除機のフィルター掃除したのに…に関するよくある質問

最後に、よくある疑問についてQ&A形式でまとめました。
- フィルターマークが消えない時の消し方は?
-
基本的にはフィルターがきれいになり、正しく装着されれば自動で消えます。しかし、機種によっては手動リセットが必要です。コードレス機の場合は一度バッテリーを脱着してみる、空気清浄機タイプの場合はリモコンの電源長押し(6秒)を試してみてください。
- フィルターを洗った後、異臭がするのはなぜ?
-
ほぼ間違いなく「雑菌の繁殖(生乾き)」が原因です。一度臭いがつくと、再洗浄しても完全には取れないことが多いです。オキシ漬けで改善する場合もありますが、カビの胞子を部屋に撒き散らすことになるため、基本的にはフィルター交換をおすすめします。
- 純正フィルターと互換品、どっちがいい?
-
安心・性能を求めるなら間違いなく「純正品」です。しかし、価格は互換品の3倍以上します。最近の互換品は品質が上がっていますが、中には目が粗くモーターにゴミを通してしまう粗悪品もあります。互換品を選ぶ際は、レビューが多く評価の高いものを選ぶようにしましょう。ただし、互換品の使用が原因の故障はメーカー保証対象外になる点にご注意ください。
関連情報:(出典:消費者庁|リコール情報・製品事故情報) ※非純正バッテリー等の事故情報はこちらで確認できます。
- フィルターはドライヤーで乾かしてもいい?
-
絶対にNGです。「早く乾かしたい」という気持ちはわかりますが、ドライヤーの温風を当てるとフィルターの繊維やプラスチック枠が熱で変形し、本体に装着できなくなったり、隙間ができてゴミが漏れたりします。また、センサーが熱でダメージを受ける可能性もあります。必ず風通しの良い日陰で自然乾燥させてください。
まとめ:ダイソン掃除機のフィルター掃除したのに不調なら「完全乾燥」か「交換」を

今回は、ダイソンのフィルター掃除をしても不調が続く原因と対処法について解説しました。
要点を整理すると、以下のようになります。
- 「24時間乾燥」では足りないことが多い。最低48時間を目安にする。
- ポストモーターフィルターやサイクロン内部(シュラウド)の汚れも見落とさない。
- オキシ漬け等の裏技もあるが、何をしても直らない、臭いが取れないなら「フィルターの寿命」と割り切って交換する。
「掃除したのに!」とイライラする時間はもったいないです。まずは「あと1日乾かしてみる」、それでもダメなら「新しいフィルターをポチる」。これで驚くほどあっさりと、あの強力な吸引力が戻ってくるはずです。
ダイソンの吸引力は本来素晴らしいものです。適切なメンテナンスで、その性能を長く維持してあげてくださいね。

