こんにちは。パワーツールラボ運営者のTAKAです。
「マキタの掃除機はなぜ人気なんだろう?」と検索されたあなたは、今まさに購入を検討中かもしれませんね。
建築現場や清掃のプロが使っているイメージが強いマキタですが、ここ数年、一般の家庭用としても本当に人気が高まっています。
でも、いざ自分も買おうとすると、「プロ用ってことは、家庭用としてはどうなの?」「吸引力が弱いって本当?」「ライバルのダイソンと比較してどう違うの?」「紙パック式とカプセル式はどっちがいいの?」など、いろいろな疑問や、買ってから後悔しないかという不安も次々に出てくると思います。
私自身もマキタユーザーの一人として、その使い勝手の良さに日々助けられています。この記事では、マキタの掃除機が持つ本当の魅力や、購入前に絶対に知っておくべきデメリットや注意点まで、忖度なしで詳しく掘り下げていきます。あなたの掃除機選びの参考になれば嬉しいです。
- マキタの掃除機がプロと家庭の両方で人気な5つの核心的理由
- 「吸引力が弱い」「バッテリーが持たない」という評判の真相とデメリット
- 最大のライバル、ダイソンや他社製品との決定的な違い
- あなたに最適なモデル(紙パック式・カプセル式)の後悔しない選び方
マキタの掃除機はなぜ人気?5つの理由

マキタの掃除機が多くの人に選ばれ続けているのには、単なる「プロ用だから」というイメージだけではない、ハッキリとした実用的な理由があります。家電メーカーの製品とは少し違う、マキタならではの魅力を5つのポイントに分けて見ていきましょう。
圧倒的な軽さと手軽さ

まず、マキタの掃除機を家電量販店などで手に取って一番驚くのが、その「軽さ」かなと思います。多くの人気モデルが1kg台、中には1kgを切る(約0.8kg~)モデルまであるんですからね。
主要な競合であるダイソンも軽量化が進んでいますが、それでも1.5kg~2.6kg程度のモデルが主流です。この数百グラムの差が、実際の使用感に大きく影響します。
この軽さがもたらす最大のメリットは、「掃除の心理的ハードルがめちゃくちゃ下がる」ことだと私は思っています。従来の重い掃除機は「よっこいしょ」と気合を入れて取り出す「イベント」でした。
その点、マキタは本当にヒョイっと持ち出せる。キッチンでの食べこぼし、洗面所の髪の毛、階段、車の中、ちょっとしたホコリに気づいた瞬間にサッと使える。
この「ちょい使い」の手軽さが、結果的に部屋をキレイに保つ頻度(=掃除の回数)を上げてくれるんですよね。
プロ品質の耐久性と信頼性
マキタはもともと電動工具の専門メーカーです。つまり、製品はすべてプロの過酷な建築現場で、毎日何時間も使われることを前提に設計されています。
そのタフな設計思想が、家庭用の掃除機にも惜しみなく投入されています。
「どうせ買うなら長く使える良いものを」と考える人にとって、この「プロ品質」という背景は絶大な信頼感につながりますよね。
これは、一般的な家電の掃除機ではオーバースペックとも言える仕様で、ガタつきが少なく、長期間安定した性能を発揮してくれることが期待できます。
優れたコストパフォーマンス
「マキタは(プロ用なのに)安い」というイメージ、ありますよね。確かに、他社の高性能コードレス掃除機が5万円も10万円もする中で、マキタはリーズナブルなモデルが豊富です。
ただ、この「コスパの良さ」には少し注意が必要で、実はマキタ独自の「バッテリーエコシステム」が大きく関係しています。このカラクリについては、次の章で詳しく解説しますね!
とはいえ、前述した「プロ品質の耐久性」を考えれば、数年で買い替える前提の家電とは違い、長期間使える「道具」としての初期投資と考えれば、その価値は非常に高いかなと思います。
シンプルな操作とデザイン
マキタの掃除機って、驚くほどシンプルですよね。最近の高性能家電にありがちな液晶パネルや、複雑なモード切り替え、スマート機能などは一切ついていません。
「吸う」ことだけに特化している、まさに「道具(ツール)」としての潔さがあります。
「多機能すぎて逆に使いにくい…」「ただ吸えれば良いのに」と感じる人にとって、このシンプルさは最高のメリットだと思います。
ボタン一つで直感的に操作でき、誰でもすぐに使えるのがいいですね。
驚きの高速充電(約22分)
これはマキタの隠れた、いや、最強のメリットの一つかもしれません。
マキタの主力である18Vバッテリーなどは、専用の急速充電器を使えば、フル充電までの時間がなんと約17分~22分(※バッテリー容量やモデルによります)と圧倒的に速いんです。
他社のコードレス掃除機がフル充電に約3時間~5時間かかるのを考えると、この差は歴然ですよね。
後で詳しく触れますが、マキタは「バッテリーの持ちが短い」と批判されることがあります。
しかし、この驚異的な「高速充電」があるおかげで、その弱点が実用上ほぼカバーできてしまうんです。
「あ、充電切れた」となっても、コーヒーを一杯飲んでいる間にほぼ満タンになる。
使いたい時にいつでも使えるという、このストレスフリーな体験は、一度味わうと他には戻れない魅力がありますよ。
最強の強みはバッテリーの互換性

マキタ人気の核心とも言えるのが、この「バッテリーの互換性」です。
これこそが、ダイソンやパナソニックといった他の家電メーカーには絶対に真似できない、マキタだけの強力な戦略であり、武器なんですよね。
DIY工具とバッテリーを使い回せる
もしあなたがDIYやガーデニング(園芸)、アウトドアが好きで、すでにマキタの電動工具(例えばインパクトドライバーやドリル、草刈り機など)を持っているなら、話はとても早いです。
そのバッテリー、掃除機にもそのままカチッと装着して使えます。
マキタは同じ電圧(例: 18V)であれば、何百種類もの工具でバッテリーを共有できる「エコシステム」を構築しています。掃除機はもちろん、ブロワ、扇風機、ランタン、草刈り機、チェーンソー、果てはアウトドア用のコーヒーメーカーまで…本当に多彩です。
これが本当に便利で、一度このマキタのエコシステム(通称:マキタ沼)に入ると、次もバッテリーが使い回せるマキタで揃えたくなるんです。
マキタ・エコシステムの強み
- DIY工具、園芸機器、掃除機、アウトドア用品までバッテリーが共通(※同一電圧に限る)
- バッテリーを複数持っていれば、充電切れの心配がほぼゼロになる(交換すれば即再開)
- 結果的に、2台目以降の製品一つあたりの導入コストが劇的に下がるリスト
本体のみ購入でコスト削減
この強力なバッテリー互換性があるからこそ、マキタは「本体のみ」という、家電メーカーでは考えられない売り方ができます。
コードレス製品の価格って、実はバッテリーと充電器がコストのかなりの割合(場合によっては半分近く)を占めているんです。
すでにバッテリーを持っている人は、掃除機「本体のみ」を買えばいいので、数千円から1万円台で、あのプロ品質の掃除機が手に入ってしまうこともあります。
これが、前章で触れた「優れたコストパフォーマンス」の最大の理由であり、マキタが選ばれる非常に大きな動機付けになっています。
18Vと10.8V、40Vの違いとは?
マキタの掃除機には、主に「10.8V」「18V」「40Vmax」という3つの電圧(バッテリープラットフォーム)が存在します。
これは車の排気量みたいなもので、電圧(V)が高いほどパワーが強くなる(=吸込仕事率Wが高くなる)イメージです。
「マキタの掃除機」と一口に言っても、どの電圧を選ぶかでパワーも重さも価格も全く変わってくるので、この違いは非常に重要です。
10.8V(手軽さ・軽さ重視)
最も軽量でコンパクトなラインです。手軽さ重視の「ちょい使い」に最適化されています。吸引力は控えめですが、フローリングのホコリや髪の毛なら十分。一人暮らしのサブ機や、車内清掃用としても人気ですね。
18V(パワーと軽さのバランス型)
現在のマキタ製品で最もラインナップが豊富な、人気の主流ラインです。パワーと軽さのバランスが一番良く、家庭用メインとしても十分使える実力を持っています。DIYユーザーが最初に買うのもこの18Vが多いですね。
40Vmax(パワー最優先)
業務用の領域にも踏み込む、マキタ最強のパワーを誇るラインです。吸引力は18Vモデルを遥かに凌駕し、ダイソンのハイエンドモデルと本気で比較するならこのラインになります。カーペットが多い家庭や、家全体をマキタ1台で完璧にこなしたい人向けですね。
自分がどのくらいのパワーを求めるのか、すでに持っている工具の電圧はいくつか、で選ぶべきライン(電圧)が決まってきます。
購入後に後悔するデメリットとは?
これだけ人気とはいえ、もちろん良いことばかりではありません。「マキタ 掃除機 後悔」という検索キーワードが存在するように、買ってから「しまった!」となる人も確実にいます。そうならないために、知っておくべき正直なデメリットをまとめます。

バッテリーの持ちが悪い?
「マキタはバッテリーが持たない」という口コミ、本当によく見かけますね。これは半分本当で、半分は誤解かなと思います。
これは事実です。例えば人気の18Vモデル(6.0Ahバッテリー)の場合、一番強い「パワフルモード」だと約10分~15分、「強モード」でも約12分~20分程度しか持たないことがあります。(※モデルによります)
家全体(3LDKや4LDK)を隅々まで一度にガーッと掃除したい人にとっては、これは致命的に短く感じますよね。
ただ、思い出してほしいのが「高速充電」です。マキタの設計思想はたぶん「家全体を一気に」ではなく、「短時間でサッと掃除して、切れたら22分で高速充電(または予備バッテリーに交換)」という、プロの現場の運用を想定しているんです。
自分の使い方(こまめに掃除 vs 一気に掃除)に合うかどうか、見極めが最も必要なポイントですね。
稼働時間は「モード次第」であると認識しよう
自立しないため置き場所に困る
これは地味ですが、毎日のことなので結構重要なデメリットです。マキタのスティッククリーナーは、基本的に自立しません。(※一部の特殊なモデルを除く)
掃除の途中でちょっと家具を動かしたい時も、壁にそっと立てかけるか、床に寝かせる必要があります。これが地味にストレス…という声も。
収納時も同様で、標準で付いてくるストラップで壁のフックに「吊るす」か、壁に立てかけるか、あるいは別売りの「クリーナースタンド」を別途購入する必要があります。
ダイソンのように専用スタンドにカチッと美しく収納できる手軽さはないので、今の家のどこに置くか、購入前にシミュレーションしておくと良いかもです。
初期費用が割高になるケース
「コスパが良い」とあれだけ言いましたが、それは「本体のみ」で買える人の話です。
マキタ製品を一つも持っていない「新規ユーザー」が、本体+バッテリー+充電器をフルセットで買うと、実は結構な金額になります。
「安い!」と思って本体だけポチったら、バッテリーも充電器も付いてこなくて使えない…というのは、本当によくある「後悔」パターンです。
特に18Vや40Vmaxの高性能バッテリーと急速充電器のセットは、それだけで1万5千円~2万円以上することも。必ず「フルセットでの総額」がいくらになるのかを確認することが大切ですね。
吸引力が弱いという評判は本当か

「マキタ 掃除機 吸引力 弱い」…これこそ、購入をためらう最大の理由かもしれません。プロが使ってるのに、なぜ「弱い」と言われるのか?実際のところどうなのか、私なりに分析してみました。
吸引力が弱いと感じる原因
マキタの吸引力に関する評価って、ネット上では「すごく吸う!満足!」という人と「全然吸わない…最悪だ」という人、真っ二つに分かれるんですよね。
これ、矛盾しているようですが、どちらも本当の感想だと思います。なぜなら、この評価が真っ二つに分かれる原因は、使う人の「掃除する環境(床材)」と「使っているノズル(吸い込み口)」にあるからです。
カーペットや絨毯には不向き?
結論から言うと、マキタの掃除機に標準で付属してくる「T型ノズル」は、カーペットや絨毯(じゅうたん)の掃除が非常に苦手です。
なぜかというと、あのシンプルな標準ノズルには、ダイソンなどの高性能掃除機に必ず付いている「モーター駆動の回転ブラシ」が付いていないからです。
フローリングの表面のホコリを「吸い取る」のは得意なんですが、カーペットの繊維の奥に入り込んだ髪の毛やペットの毛、砂ボコリを「かき出す」力が無いんです。
「吸引力が弱い」と不満を言う人の多くは、この「カーペットのゴミがいつまでも取れない」という体験をしている可能性が極めて高いかなと思います。
フローリングや畳なら十分な吸引力
逆に、「吸引力は十分!」「これ一台で満足!」という人は、おそらくご自宅の床がフローリングや畳がメインの環境で使っているんだと思います。
私自身もフローリングメインの環境で18Vモデルを使っていますが、髪の毛やホコリ、キッチンの食べこぼし、猫砂の粒程度なら、「標準モード」でも全く問題なくキレイに吸い取ってくれます。
「ちょい使い」や「サブ機」としての用途、またはフローリングメインの家庭であれば、18Vモデルの吸引力は十分すぎるくらいだと感じますね。
弱点克服!カーペット用ノズル
「じゃあ、うちはカーペットがあるからマキタは諦めるしかないの?」というと、そんなことはありません。さすが「道具」メーカーのマキタです。その弱点をしっかり克服するオプションパーツ(アクセサリ)がちゃんと用意されています。
標準ノズルにブラシが無い
前章で解説した通り、マキタが「後悔」される最大のポイントが、この標準ノズル(T型ノズル)に回転ブラシが無いことです。
シンプルで薄く、小回りが効くという強力なメリットはあるんですが、カーペットの掃除能力だけは、どうしても回転ブラシ付きの他社製品に軍配が上がります。
別売りノズルで吸引力を改善
でも、安心してください。マキタはこの弱点をカバーするために、「じゅうたん・カーペット用ノズル」という別売りのアクセサリをちゃんと用意しています。
これは、モーター駆動ではありませんが、吸い込む空気の力で内部のブラシを回転させる「エアタービン式」のブラシです。
これを標準ノズルの代わりに装着すれば、標準ノズルでは取れなかったカーペットのゴミを、ブラシで「かき出しながら」吸い取れるようになります。
じゅうたん用ノズルの効果
実際に使った人の口コミを見ると、「ペットの毛が面白いように取れるようになった」「標準ノズルとは雲泥の差」と、かなり評価が高いアクセサリです。
アクセサリのチェックも忘れずに
じゅうたん用ノズル以外にも、マキタには「ラウンドブラシ(棚の上用)」「フレキシブルホース(車内用)」「棚ブラシ」など、かゆい所に手が届く便利なアクセサリが本当に豊富です。
購入時には、自分の掃除スタイルに合ったアクセサリがあるかも一緒に確認してみると、マキタの真価がさらに発揮されますよ。
紙パック式とカプセル式の選び方
マキタの掃除機を選ぶ上で、電圧(V)の選択と並んで、必ずぶつかる大きな分岐点が「ゴミの集め方」です。「紙パック式」と「カプセル式」のどっちにするか問題。これは性能の優劣ではなく、完全に好みが分かれるところなので、それぞれのメリット・デメリットを知っておくことが本当に大切です。
紙パック式のメリット・デメリット
まずは「紙パック式」から。これは、昔ながらの掃除機と同じように、本体内部に不織布などの使い捨て紙パックをセットして、ゴミが溜まったらパックごとポイッと捨てるタイプです。
メリット(手軽さ・衛生面)
- ゴミ捨てが圧倒的にラクで衛生的。これが最大のメリットです。ゴミが溜まったら紙パックごと取り出してゴミ箱に捨てるだけ。手が汚れず、ホコリも舞い上がりにくいので、アレルギーがある人にも向いています。
デメリット(コスト・吸引力)
- 紙パック代のランニングコストがかかる。使い捨てなので、当然ですが定期的に紙パックを購入し続ける必要があります。
- 構造上、紙パックにゴミが溜まってくると空気の通り道が塞がれ、吸引力が低下しやすい傾向にあります。
- 紙パックの交換自体が(人によっては)面倒と感じることもあります。
カプセル式のメリット・デメリット
次に「カプセル式」。これは、本体のダストカプセル(透明なダストボックス)に直接ゴミを溜めて、溜まったらパカッと開けてゴミ箱に捨てるタイプ。
ダイソンなどのイマドキの掃除機と同じ方式ですね。
メリット(ランニングコスト)
- 紙パックが不要なので、ランニングコストがゼロ。これが最大の強みです。
デメリット(手入れ・ゴミ捨て)
- ゴミを捨てる際、カプセルからゴミ箱に直接出すため、ホコリが舞いやすいです。
- 定期的にフィルターの掃除が必要で、これがカプセル式の最大の関門。フィルターに付着した細かいホコリをブラシで落としたり、水洗い(※モデルによる)したりする必要があります。この手入れが結構面倒なんです…。
- フィルターが目詰まりすると、てきめんに吸引力が落ちます。
ゴミ捨ての手軽さで選ぶなら
とにかくゴミ捨ての手間を最小限にしたい、ホコリに一切触れたくない、という人は、迷わず「紙パック式」を選ぶのが良いかなと思います。ランニングコストはかかりますが、日々のストレスの無さをお金で買う、という感覚ですね。
維持費(コスト)で選ぶなら
フィルター掃除の手間は苦にならない(むしろ機械いじりが好き)、とにかく維持費をゼロにしたい、という人は「カプセル式」が向いています。
こまめにフィルター掃除ができる人なら、高い吸引力を維持したまま使い続けられますよ。
必須?サイクロンアタッチメント

「紙パック式の手軽さ」と「カプセル式のコストゼロ」、両方の「いいとこ取り」をしたい…そんなワガママを叶えてくれるかもしれない、魔法のようなアイテムが「サイクロンアタッチメント」です。これはマキタユーザーの間では、もはや必須装備と言われるほど人気なんですよ。
サイクロンのメリットと効果
これは、掃除機のパイプの途中にカチッと後付けで取り付ける、透明なカップ型のアタッチメントです。(※最初から一体型になっているモデルもあります)
これを通すだけで、吸ったゴミのほとんど(体感で9割以上!)が、遠心力でこのサイクロンカップに溜まるようになります。
つまり、本体の紙パックやフィルターの手前に、もう一つのゴミ箱(プレフィルター)ができるイメージですね。
吸引力は落ちる?重くなる?
もちろんデメリットもゼロではありません。まず、アタッチメント(約350g)の分だけ確実に重くなり、全長も長くなります。マキタ最大のメリットである「軽さ・手軽さ」という良さが、ある程度スポイルされる(損なわれる)のは事実です。
また、マキタの営業マンに聞いた話では、間に部品が一つ入るので、理論上は吸引力がごくわずかに落ちるそうです。
ただ、正直、使っていて体感できるほどの差はないかなと思います。むしろ、次のメリットが大きすぎます。
紙パック代の節約になる
フィルター掃除が楽になる
カプセル式の場合、カプセル式の最大のデメリットだった「フィルター掃除」からほぼ解放されます。細かいチリやホコリもサイクロンが強力にキャッチしてくれるので、本体フィルターがほとんど汚れなくなるんです。ゴミ捨ても、カプセル本体をひねるより、手元のサイクロンカップをパカッと外して捨てるほうが断然ラク。これは本当に革命的ですよ。
結論:サイクロンは「買い」です(特に後付けタイプ)
どちらの方式を選んだとしても、サイクロンアタッチメントは、それぞれのデメリットを補って余りあるメリットを提供してくれます。
マキタの掃除機を買うなら、予算に余裕がなくても、これは同時購入を強く、強く推奨したいアイテムですね。
ダイソンとの比較。決定的な違い
コードレス掃除機の絶対王者といえば、やっぱりダイソンですよね。マキタとダイソンは、価格帯も近いためによく比較されますが、私が思うに、この2社は「目指している場所」が全然違う、似て非なる製品です。
吸引力とカーペット性能の比較
純粋な吸引力、特にカーペットの奥からゴミをかき出すパワーで言えば、やはりダイソンに軍配が上がることが多いかなと思います。
ダイソンは「コード付き掃除機を完全に置き換える」ことをミッションに掲げているので、家全体を完璧に掃除するためのパワーと高性能なヘッドブラシを持っています。
ただし、これはマキタの10.8Vや18Vラインと比較した場合。前述の通り、マキタの最強ライン「40Vmax」モデルとダイソンのハイエンドモデルを比べると、吸引力は「どっちも強すぎて十分すぎる」というレベルに達しており、ほぼ互角という評価も多いですね。
重さ・手軽さ・小回りの比較
この点(取り回し)では、マキタの圧勝だと思います。ダイソンは高性能な分、重くてヘッドも大きい(幅広な)モデルが多いです。
マキタの圧倒的な軽さ(例: 0.8kg~1.6kg程度)と、薄型でコンパクトなヘッド(例: 幅22cm程度)は、ダイソン(例: 1.5kg~2.6kg程度、ヘッド幅25cm程度)と比べると、家具の隙間や階段などでの小回りの利きやすさが全然違います。ハンディクリーナーとしての使いやすさもマキタが上ですね。
バッテリーと充電時間の比較
ここが両者の「設計思想」の決定的な違いです。
- マキタ: バッテリーが着脱式。他工具と使い回せる(エコシステム)。充電が約22分と爆速。
- ダイソン: バッテリーが本体一体型(※近年は着脱式も増加)。充電は専用スタンドで約3.5~5時間と長時間。
プロの現場で「充電待ち」が許されない(=バッテリー交換と高速充電が必須)マキタと、家庭で「一晩かけて充電」を想定するダイソン。この思想の違いがハッキリと製品に表れていますね。
マキタ vs ダイソン 哲学の違い早見表
| 特性 | マキタ (Makita) | ダイソン (Dyson) |
|---|---|---|
| 製品哲学 | プロの「道具」(ツール) | 高性能な「家電」(アプライアンス) |
| 主な用途 | サブ機、こまめな掃除、フローリング | メイン機、家全体の掃除、カーペット |
| 吸引力 | 良好(標準ノズルはカーペットが苦手) | 非常に強力(特にカーペットに強い) |
| 重量 | 非常に軽量(0.8kg~1.6kg) | やや重め(1.5kg~2.6kg) |
| バッテリー | 着脱・交換式(互換性あり) | 一体型 or 専用着脱式(互換性なし) |
| 充電時間 | 圧倒的に高速(約17分~22分) | 長時間(約3.5時間~5時間) |
※上記はあくまで一般的なモデルの比較イメージです。機種により性能は異なります。
アイリスオーヤマとの違いは?
同じく「コスパが良い」掃除機として比較されるのがアイリスオーヤマですね。私のイメージでは、こちらは「ライフスタイル家電」としての側面が非常に強いかなと思います。
マキタが「質実剛健な道具」としての耐久性や信頼性、エコシステムを追求しているのに対し、アイリスオーヤマは「静電モップ」が付属していたり、デザインがより家庭向けでおしゃれだったり、「ほこりセンサー」が付いていたりと、「付加機能」で差別化を図っているイメージですね。
人気モデルに関するよくある質問
ここまでマキタ掃除機の全体像を見てきましたが、最後によくある具体的な質問、つまり「で、結局どれがいいの?」という疑問にお答えしていきますね。
メイン機として使えるケース
「家の床がフローリングや畳メイン」で、「掃除は週末に一気にかけるより、こまめにサッと済ませたい」というスタイルの方。
この場合は、「18V」や「40Vmax」モデルはメイン機として十分すぎるほど活躍してくれます。
メイン機として厳しいケース
「家全体がカーペット敷き」で、「掃除は週末に一度だけ、30分以上かけて徹底的にやりたい」というスタイルの場合。この場合は、標準ノズルではパワー不足を感じ、バッテリーも持たないため、「メイン機としては厳しい」と感じる可能性が高いです。
その場合は、素直にダイソンやロボット掃除機をメインに据え、マキタは最強の「サブ機」として使うのが最適解かなと思います。
運転音はうるさいですか?
これも「モードによる」ですね。「標準モード」なら、ゴォーッというモーター音のダイソンなどと比べても、「比較的静かだ」と感じる人が多いようです。吸引音の「キーン」という高音が少し響きますが、夜間や早朝でも(ご近所に)ギリギリ気兼ねなく使えるレベルかな、と私は思います。
ただし、「強」や「パワフル」モードにすると、さすがに結構大きな音(戦闘機のような甲高い音)がします。「吸引力が足りなくて常に強モードで使う」という環境だと、「うるさい掃除機だ」と感じてしまうかもしれません。
まとめ:マキタ掃除機はなぜ人気か
さて、ここまで「マキタの掃除機はなぜ人気か」について、その理由と知っておくべきデメリットを詳しく見てきました。人気の本質を、最後に私なりにまとめてみましょう。
マキタが最適な人の特徴
これまでの分析をすべてまとめると、マキタの掃除機が「買ってよかった!」と最高の一台になるのは、こんな人かなと思います。
マキタがおすすめな人
- すでにマキタのバッテリー(特に18V)を持っている人(最重要!)
- 掃除は「一気に完璧に」より「こまめに」「サッと」やりたい人
- 家の床がフローリングや畳メインの人
- メイン掃除機(ダイソンやロボット)の最強の「サブ機」を探している人
- シンプルで頑丈、長期間愛用できる「道具」が好きな人
マキタが向いていない人の特徴
逆に、こんな期待を持ってマキタ(特に18V以下の標準セット)を買うと、「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうかもしれません。
マキタが向いていない(かもしれない)人
- 家全体(特にカーペットや絨毯)をマキタ1台で完璧に掃除したい人
- 何よりも最強の吸引力を最優先する人(※40Vmaxは除く)
- 掃除機が「自立しない」と絶対に困る人
- フルセット(バッテリー・充電器込)で「とにかく安い」掃除機を探している人
購入前の最終チェックリスト
結論として、マキタの掃除機は、「すべての人にとって完璧な万能掃除機」ではありません。でも、「特定のニーズを持つ人にとっては、他のどのメーカーにも替えがきかない最高のパートナー」なんだと私は思います。
人気の理由は、家電メーカーには真似できない、電動工具メーカーならではの「圧倒的な軽さ」「プロ品質の耐久性」「驚異の高速充電」、そして何よりも最強の「バッテリーエコシステム」にあるんですね。
免責事項(必ずお読みください)
この記事で紹介した稼働時間や価格、重量、製品仕様は、あくまで一般的な目安であり、特定のモデルやバッテリーの組み合わせ、販売店によって異なる場合があります。
製品の購入を検討される際は、必ずマキタ公式サイトや、信頼できる販売店にて、最新の正確な情報(特にバッテリーや充電器の有無)をご確認ください。最終的な購入判断は、ご自身の責任においてお願いいたします。
この記事が、あなたの「後悔しない」掃除機選びの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

